野に放ったアカボシゴマダラ幼虫の今(2021.10.29)
秋に入った頃、アカボシゴマダラのハラボテ♀が採れたので「飼育してみるかあ」と安易に採卵セットを
組んだところ、これまた安易に産卵してくれました。
孵化後に若齢幼虫を暫く飼っていましたが、以前の記事のとおり引っ越し前に越冬幼虫を作成する暇など
無い、そして来春に飼育再開するメドも立たないことに気付き(最初から分かっていたはずだが^^)、
潔く飼育を断念。
2~3齢になったところで近所のクワノハエノキにホッチキスで留まっている葉ごと付けてみました。
ラクな放(幼)虫です^^
で、2週間ほど経った現在の様子がこれ。かなり大きくなったなあ。
恐らく4齢ですが、現段階で本土のタダゴマダラの越冬幼虫(エノキの落ち葉に張り付いている奴)の
サイズより一回り大きくなっています。
10月最下旬の奄美はそこそこ気温も下がってきましたがクワノハエノキの葉は未だ青々としています。
アカボシの越冬前の幼虫は更に大きくなるのだろうか、あるいはこの辺りで摂食を止めるのか。
自分はほぼ1カ月後に奄美を去りますが、幼虫がどうなっているのか確認しておきたいと思います
(覚えていれば^^)
いずれにしても、将来のアカボシ飼育のシミュレーションが簡単に行えました。
無駄ではなかったかな。
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