アオヒメコバネカミキリ | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

アオヒメコバネカミキリ、出た!(2014.4.11)

午前中にパラナスピアを採ったある日の夕方、何気なく材箱を見ると蓋の縁をブンブン飛び回る
小甲虫が・・・

お、おお、アオヒメコバネが出てる!
しかも腹のぶっとい大きな♀!

近年本種の材は採り難くなっており、今年はダメかなあと思っていた矢先だったので喜びは
ひとしお^^


天が二物を与えてくれた貴重な1日でした^^

アオヒメコバネカミキリの食痕(2014.4.1)

久し振りにアオヒメコバネカミキリ(リョウブモモブトヒメコバネ八重山亜種)の良好な食痕を
見つけました^^

これは途中から折れて程良い枯れ具合になったイスノキで、樹皮はまだしっかりと付いていました。
イスノキは枯れて時間が経つと樹皮が剥がれ易く、その際にはかつてのアオヒメコバネの食痕を
見出すことは割とあります。でもその時は既に成虫は羽化脱出した後の古い食痕なのです。
Epania属(サツマヒメコバネを除く)の現在進行形の食入材を見つけるのは意外と大変なんですよ。
だからこそホストが判明してもノコギリヒメコバネ(Epania iriei)が殆ど材で採れないわけです。

特に厄介なのがかなり太目の部分を好み、密度が非常に薄い点です。
イスノキは滅茶苦茶堅い木なので、一カ所輪切りにするには相当時間と労力を要します。
その結果失敗してしまうとヘコミ方が尋常ではないんですよ。

この材にも数頭しか寄生しておらず、写真の個体は蛹化のため材部へ進入した直後に何らかの
原因で死亡していました。
なお樹皮下に作った蛹室内の新成虫を採ったこともあります。

成虫自体の採集例は現在でも相当少ないですね。
パラナスピア(ヤエヤマヒオドシハナカミキリ)の方がよほど採れています。
今年は少し真面目に成虫を探してみようかな。

アオヒメコバネカミキリの食痕(2012.7.14)

リョウブモモブトヒメコバネカミキリは2亜種に分かれ、石垣島及び西表島に産する小型の亜種は
アオヒメコバネカミキリと称されます。

この八重山亜種は従来は殆ど採れていませんでしたが、伐採地のイスノキ枯れ木の樹皮下から
幼虫が採れることが分かってからは採集例が増えてきました。

従来は産しないとされていた九州でも、同様に大隅半島のイスノキから少数ながら羽脱しており、
本種はイスノキに大きく依存している事が分かります。

さて、下の写真は石垣島の伐採地にあった枯れたイスノキ樹皮下の食痕です。
この材から5~6頭のアオヒメコバネが羽脱してきました^^



九州産もそうですが、一本の木にクマタヒメコバネ(ホストはカキ類)のようにはびっしりと入らない
のが特徴です。

珍品度を保っている、というのが本種の良いところでしょうか^^
今頃管理人は屋久島でもちゃんと採っているのかな?

※現在管理人「自由人」は屋久島・大隅半島遠征中です^^ 本記事は事前投稿です。

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