イシガキトガリバサビカミキリ | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

西表島にも居るイシガキトガリバサビカミキリ(2017.5.30)

石垣島では北部の一部にしか居ないイシガキトガリバサビカミキリ。
ヘクソカズラという変なツル性植物をホストとし、昔からやや採り難いとのイメージがある種類ですが、
ここ西表島にも分布しています。
僕は昨年に生息地を見つけて採り始めましたが、今年も健在で楽しめました^^

西表でも分布は限られていて、山間部では採れず海岸に近い人の営み付近で確認出来るのも
石垣と同様です。
ポロポロ落ちてくる普通のカミキリではないのも同様。エエ虫です^^

今年は良い一画があり、昨年よりは数を確保出来たのが嬉しい点でした。
石垣島でも最近はあまり採れなくなってきたので、西表を離れるまでにもうちょっと採っておきたい
ものです。

あ、材も採っていこう。
ヘ(屁)クソ(糞)カズラ、臭いけどね^^

来年からはオキナワトガリバサビに挑戦です。

イシガキトガリバサビカミキリ(2015.6.3)

遠いし暑いので今回は止めようかなあと思っていた石垣島北部に行って来ました。
日差しを遮る物が無い所なので、もう暑い暑い@@

メルトダウンしそうな日差しの中、頑張った甲斐があってコレが落ちました^^
イシガキトガリバサビカミキリ。

形態も色彩も他に似たものが無く、デザイン自体も良いですね。
ちょっと小さいのが玉に瑕ですが。

北部にはもう行きたくないんだけど、未だ採らないと帰れないのが居るからなあ・・・

イシガキトガリバサビカミキリ(2014.6.7)

石垣北部に行くと狙い易いのがイシガキトガリバサビカミキリです。
もう時期的に少なくなってきていますが、林縁等に絡んだヘクソカズラの枯蔓を叩くと採集出来ます。

しかし、つくづく変わった体型のカミキリだと思いますねえ。
翅端がヤハズ状になった種類は結構存在しますが、これほどシュンとトゲのように尖ったエリトラを
持つ種類はコブヤハズ類の一部を除き他に思い当たりません。

模様も奇抜だし、触角も太く独特です。
小さいのが玉にキズで、もっと大きければさらに人気は高いでしょう^^

それに局所性が強く、どんな所からも落ちて来るわけではないのであまり採れません。
希少性をある程度保っているのもコレクターとしては嬉しいところです。

今年は北部に行き始めたのが遅かったので、ちょっと少な目だったかな。

北部の珍種、イシガキトガリバサビカミキリ(2013.5.26)

石垣島でも北部に行かないと実質的に採れないカミキリは結構居ます。
その一つがイシガキトガリバサビカミキリです。

エリトラの端が尖った独特の体型、白地にオシャレな茶筋のデザイン、そして太く短い触角には他に
似たものが無く、オリジナリティ溢れる珍品としてなかなかの人気者です^^

専らヘクソカズラにしか付かないため、この植物を知らないと採るのは難しいですし、たとえこのツルが
あったとしても必ず採集出来るほど甘い種類でもありません。
実際多くの方が本種を採集しないまま帰路に着く事が多いようです。

僕も北部でしか採集したことがないのですが、石垣より南の竹富島での記録もあるので石垣の南部
寄りにも居るんでしょうね。

今度南部に行ったらヘクソカズラを探してみよう。

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