キミスジの幼虫が鈴生り^^(2014.5.11)
海岸線の林縁の開けた小道や田園地帯の畑脇等を歩くと、鮮やかなオレンジ色の小型タテハが
小気味良く舞いながら占有行動を取っています。
元々は外来種で、近年はほぼ石垣島に定着しているキミスジです。
実は昨年の個体数は極めて少なく、そろそろ石垣から姿を消すのではないかと心配されたのですが、
今年は勢力を盛り返しておりかなりの個体数を見ることが出来ます^^
飛んでいる時は早くてなかなかネットが追いつきませんが、占有行動、すなわち同じ梢等やその直ぐ
近くに留まるため落ち着いて動きを見ていれば採集は容易です。
またゼフィルスやクロヒカゲモドキのように二頭で卍型飛翔を行うので、タイミングを合わせれば
一度にネットインも可能です。
さて、現在はそのキミスジの幼虫をホストのカラムシ葉裏で見ることが出来ます。
そろそろ世代が重なってきているようで、新鮮な成虫も居るし、弱齢~終齢幼虫も見られるといった
具合です。
やや薄暗い小道の脇に生えたカラムシ葉裏に群生する弱齢幼虫群。
同様に幼虫が群生するヤエヤマムラサキ(食草はオオイワガネ)よりコロニー当たりの幼虫数は少なく、
大体10頭以内の場合が多いですね。
これは25頭以上の一大幼虫群。こんな大規模のコロニーは極めて珍しいです。
終齢になると分散し(あるいは捕食されたり病気等で)、集団内の数が減ってきます。
多くて5~6頭の場合がほとんどですね。
僕ら甲虫屋(特にカミキリ屋)はこの時期多くのキミスジの幼虫を見ることになります。
理由は昨日アップしたカタモンビロウドカミキリ採集の目的で、カラムシ群落の前で腰を落として
その中をじっくりと見渡すためです^^
よって、僕などは純粋な蝶屋さんよりよほど多くのキミスジ幼虫に接しているでしょうね。
(まあ僕は蝶屋でもあるのでややこしい表現ですが^^)
本種がこれほど多い年はもう無いかもしれないなあ。
「長期遠征中は蝶飼育に手を出さない禁」を破って、ちょっと飼育してみようかしら。
この手のヤツはほとんど手間も掛からないしね^^







