キスジトラカミキリ屋久島亜種:リョウブ御三家カミキリその1(2014.8.4)
今年の屋久島では、二種のネキダリス(ヤクシマホソコバネ・オニホソコバネ屋久島亜種)の産地として
有名な白谷周辺のリョウブが二年に一度の花を付けました。
このおかげでネキをはじめ、その他にも屋久島特産の珍品カミキリ亜種らがかなり採り易い状況でした。
しかも、今年は花の咲いた年の中でも特に虫の数が多く、開花時期に屋久島入りした採集者達は
とてもラッキーな日々を過ごせたと思います^^
そうした中で採れるリョウブ御三家カミキリの筆頭格がキスジトラ屋久島亜種(クロキスジトラ)でしょう。
人気のあるトラカミキリの中でも、ある種のイメージが強過ぎ実力以上の人気があるように思います。
ただのチョー普通種たるキスジトラの一変形に過ぎないんですけどね^^
とは言え、その深いブラッキーな様相は確かに採集欲を沸かせてくれますし、本土域のキスジトラの
標本群に加えればそれなりのアクセントにはなります。
かつては相当な珍品扱いだった時代がありましたね。僕もそうした間違った(?)イメージを永く
持ち続けていましたが、少ないながらそこまで持ち上げるほどの存在でもないな、と最近は
思い始めています。
僕は一応クロキスジ・コレクターですが、同時にどんどん古い珍品のイメージを壊していこうと
画策しています^^
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。