クロシジミの卵を発見(2014.9.17)
昨日に続き、今の阿蘇草原で観察出来る蝶について紹介します。
蝶と言っても成虫ではなく、卵。
そしてその蝶とはクロシジミです。
環境省のレッドリストでは絶滅危惧I類(EN:近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)
扱いの稀種も、地元阿蘇の草原地帯には薄いながらも未だ広く生息しています^^
ある牧場でオオセンチコガネの変異を調べていると、崖からヒョロッと樹高50センチほどのグミが
生えています。
枝先で大きなアリが数匹動き回っているのが見えたので、「何だろう?」と小枝を引き寄せてみると
アブラムシが多数たかっています。
歩き回るクロオオアリの傍にあったのが幾つかのクロシジミの卵。
ここは標高がかなり高いので、未だ孵化もしていないんですね。
それぞれの別の小枝にも数卵ずつ産卵されていました。
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