ススキ枯茎中のヨナグニウスアヤカミキリ幼虫(2014.10.26)
ススキをホストとする(あるいはそう思われている)カミキリは割と居るのですが、その幼虫期および
食害の様子が図示されるのは極めて稀です。
与那国島でススキに付くカミキリは、特産種のススキハネナシチビと特産亜種のヨナグニウスアヤの
2種が居ます(シロスジトゲバも記録されているようだけど、今は?)。
実は前者の食痕を探していて、カミキリの幼虫が出て来たので喜んだのですが、やはり多い方しか
引っ掛かってこないもんですねえ。しっかりウスアヤの方でした^^
でも、ウスアヤ幼虫にしてもタケ類から得られるのが一般的であり、ススキ材中から見出された例は
あまり無いものと思われます。
これがウスアヤ幼虫が確認されたススキの枯れ茎。
路傍にあったテキトーなものですが、かと言ってなかなか幼虫は出てこないんですよ。
ポキッと折ると食道抗が見えます。
今度は縦に割ってみると、中空にして食い進んでいるのが分かりますね。
タケ類も中空になっていますが、何か関連性があるのだろうか・・・
さらに根元方向へ割込むと幼虫が現れました。
やはり随部を中空にして食い進んでいます。
ただ所々には詰め物が在る部分もありました。その断面です。
取り出した幼虫。
ススキハネナシチビが属するsybraグループの幼虫は基本的にやや図太く尾部が垂直に
落ちているのですが、それとは似ても似つかない風貌です。
ウスアヤの幼虫は動き方も含めて、割と近縁のヨツスジに似ているような感じです(当たり前か^^)。
来年はなんとかススキハネナシチビの幼虫を見つけたいものです。
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