オオヒゲブトハナムグリ決戦の回顧録から^^(2014.10.24) | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

オオヒゲブトハナムグリ決戦の回顧録から^^(2014.10.24)

今季の石垣島長期遠征の初っ端を飾ったのがオオヒゲブトハナムグリの大乱舞^^
本種にはこれまで幾度か挑戦してきたものの、タイミングが悪かったり、あるいは発生数が少なかったりで
いまいち歓喜の声を上げることが出来ずにいました。

でもやっと、溜飲を下げる時が来ました^^
今年、最も多くの飛翔が見られた3月のある日の我が毒ビン。

この日の前後にもかなりの個体が得られ、この箱をイッパイにする夢も一気に叶えられたようです。
オオヒゲブトの山の神に感謝、感謝です^^

作成中のオオヒゲブト(宝石)箱

記憶は半年前の3月に遡ります・・・
例年見られるポイント横付けのレンタカー群。
おっ、メルマガでも大人気だった「土下座マン」のレンタバイクもあるぞ^^

各採集人はこの近辺から山に分け入って独自のポイントを探し、梢の周りをビュンビュン飛び回る
オオヒゲブトと一戦を交えるわけです。
懐かし~^^

春先の天気は安定せず、気温が上がらないこともしょっちゅうです(むしろそんな日が多い)。
北風が吹き低温の日は無慈悲にも「アウト確定」。虫は飛ばずどうにもなりません・・・
採集者は短い滞在期間の中で、風向きが変わるのを待つしかありません。

晴れていても急に天候が変わり、山全体が霧に覆われ小雨が降り出すこともしばしばです。

オオヒゲブト決戦は、虫の前に天気を制しなければならない、実は過酷な戦なのです。
次回、同様の戦果を得られるかなんて全く保障されているわけではありません。
現に昨年はド貧果だったのです。

掬い採ったブルー系の♂。
ネットの中をブンブン飛び回るので、ピントの合ったシャープな写真はまず撮れません^^
また、すかさず処理しないと不覚にも逃げられることが往々にしてあります@@

ネットの上を這うグリーン系の♂。

オオヒゲブト♂の後脚のトゲはネット繊維に引っ掛かり易い構造のようで、実はかなり頻繁にネットに
絡まる個体が出てきます。
その場合は注意して外さないと、このように後脚が取れてしまうことが多いので気を付けましょう。
大体、ネットインした10頭に1頭は脚がもげてしまいますから@@
(外し方にはコツがあり、あ、これは来年のオオヒゲブト決戦時のメルマガネタにしよう^^)

うーん、ブライト^^

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