ムネモンウスアオカミキリとヤンバルアワブキ(2014.11.19)
八重山の春の人気カミキリであるムネモンウスアオカミキリのホストがヤンバルアワブキであることは
よく知られています。
ただ現地で会う採集者の中には、ヤンバルアワブキを同定できないので、どの木がそうなのか
教えてもらえないかと聞いてくる方が実はかなりおられるのです。
そこで今日はそれを知って頂きたく幾つか写真をアップしておこうと思います。
まずは今年採集したムネモンウスアオカミキリの♂。
形容し難い、何とも言えないそそられる「ブルー」ですよね^^
野外ではこんな感じでヤンバルアワブキに留まっています。
葉の表に居ることも、裏に居ることもあります。
葉裏の巨大♀と、それに引き寄せられた♂
(マジ、生態写真屋にも撮れないスクープ写真です^^)
これはヤンバルアワブキの葉に付けられた成虫の食痕。
主脈を齧る場合が多いのですが、それ以外の部分を齧る場合もあります。
春、花が満開のヤンバルアワブキ。
この花もこの木を見分けるポイントの一つです。
場所によってはこの花にはオオヒゲブトハナムグリやマツダクスベニカミキリ等が誘引されてきます。
葉の形状がよく分かる幼木の写真を挙げておきましょう。
実はこれにはアオバセセリが産卵に来ていたので、若葉を裏返してみると卵が二つ付いていました。
アオバセセリの幼虫は幼木を好むんですよ^^
かつて石垣島にダートの道がまだ多くあった頃、路傍のヤンバルアワブキ幼木にはアオバセセリの
幼虫の巣がたくさん付いていたものです。
この巣も木を同定する良い目印なのですが、近年はなかなか目に付かなくなり寂しい限りです。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。








