サビナカボソタマムシ、ミヤマナカボソタマムシ(2015.6.21)
長雨の合間を縫って、比較的近場のポイントへ二種のナカボソタマムシ(coraebus属)を探しに
行って来ました。
行先は阿蘇方面。
これらは森林部というよりは草原が山肌を覆う疎林地帯に息付くタマムシ達です。
所々にヤマボウシの木があり、ちょうど今は一見すると花と見紛う総苞片が目立つ時期です。
正直サビナカボソタマムシの時期にはやや遅いのですが、枝先を丁寧に救うと「コロン」とネットの中に
落ちる姿が見えました^^
齧り跡が付いた総苞片に摑まっている格好です。
やっと♀が幾つか採れただけだったので、やはり発生末期なんでしょうね。
一方背の低いサワフタギの葉を丁寧に探していくと、青く光って美しいミヤマナカボソタマムシを
見つけることが出来ます。
タマムシは敏感なので近付くと直ぐ動き出すため拡大写真を撮るのが難しいんですよねえ。
カメラを近付けると飛んで逃げる個体も多いです。
それに風も強いので葉が揺れてなかなかピンが合いません(泣)。
このポイントのサワフタギは背が低いので、手掴みで採ることが出来てとても楽しいんですよ^^
時期的には最盛期のはずですが今年は少ないかな。
二種とも3年振りに会えたのでテンションが上がった日でした^^
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