泥にまみれたクロカメノコハムシ(2012.9.12)
以前に一度紹介したクロカメノコハムシ。
今のところ実質的に阿蘇周辺でしか採れないこともあって結構人気者のようです^^
地元の僕も折に触れて探してはいるのですが、これがまた珍品でなかなか採れない(泣)。
確実なマイポイントもほとんど増えません。
さて、このクロカメノコですが、成虫で越冬することもあり9月でもまだ十分に狙えます。
とは言っても、採れても単発かほんの数頭なんですけどね。
昨日は2頭を採集出来たのですが、最初に落ちた1頭が何か白っぽく変に感じました。
ビーティングネットに顔を近付けてよく見ると、なんと全身が泥にまみれているのです@@
ひょっとして、本種は基本的には地表で生きて(活動して)いるのではないか・・・
直感的にそう思いました。
そうであれば葉上にこれほど居ない理由が付きます。
真っ黒な体色は葉上には似つかわしくなく、地表(あるいは土中?)でこそ機能する。
葉上には綺麗な羽化したばかりの個体しか居ない・・・と^^
アザミの下に1日中這いつくばっていれば、これらが幾ばくでも正しいかどうかが分かるのですが
そこまでのこだわりは今のところ無いなあ。
そんなことを考えていたら、真っ黒で汚れ一つ無い個体が落ちました。
前胸前部の二つの黄紋が、目からビームを発射しているように見える・・・のは私だけ?
ここのアザミには、ルリクビボソハムシに似たササキクビボソ(たぶん)もよく見られます。
でも本種はもうシーズンも終わりのようで、この時期には僅かしか見られません。
さてさて、秋も深まって葉っぱのビーティングで採れなくなったら、今年は辺りの地表でも探してみますか。
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。