より美しいダイコクコガネの標本を作るために(2012.9.10)
前回はダイコクコガネを例にとって、体内の糞出しを行う方法をご紹介しました。
実際にこの手法は大多数の方がやっておられることでしょう。
最低限これをしないと、標本箱をとても開ける気にはなりませんからね^^
ただ、さらに綺麗な標本に仕上げるためにはもう一工夫した方が良いと思います。
今日は僕がやっている方法をご紹介します。
数日間絶食させて体内の糞を出させた後は、まず十分に殺虫します。
そして死後硬直が解けたらお掃除開始^^
湿ったティッシュや古新聞の中を動き回った虫はこのように紙クズや汚水が付着しています。
ダイコクコガネの口吻には糞をかいて吸い込むためのブラシがあり、ここに結構大量の汚水が
付着しているので、まずティッシュにヘラを押し付けて十分に拭き取ります。
横から見るとこんなイメージで行います。
これをしないと展足中に大量の汚水を吐き出したり、標本に臭いが残ってしまう個体がでてきます。
また頭部と前胸の間にも汚れが残りやすいので、ティッシュを差し込んで拭き取ります。
なかなかここまでやる人は少ないんですよねえ。
ダイコクは頭部や胸部に凹凸や起伏が多く汚れが溜まり易いやため、そうした所もよく拭き取って
あげましょう。
これでツルツル、ピカピカ。
後はキレイに展足して、エツに入ってください^^
もっと詳しく知りたい事や
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