セダカの上にマツダを乗せってえ~♪(2017.4.6)
3月28日の当ブログ記事、カミキリムシの蛹のクイズ。
首尾良く成虫が羽化したので、正解を発表します。
はい、セダカコブヤハズカミキリでした^^(こちらは♂)
九州中部の九重山系のもので、正確にはフクチセダカコブヤハズカミキリです。
昨年秋に終齢幼虫を採集、菌糸カップに放り込み放置。
前蛹の状態で石垣島に郵送し、宿で保管している最中に蛹化、そして羽化したというわけ。
これも昨年のムモンベニカミキリのクイズと同様、「時空のねじれ」が作用したものです。
こっちは♀の新成虫。
ここでコブヤハズ類の飼育に興味のある方のために、セダカコブヤハズカミキリの幼虫と蛹のおさらいを
しておきましょう。下のリンクから幼虫と蛹の写真を閲覧できます。なんという親切設計^^
フクチセダカコブヤハズカミキリ幼虫
フクチセダカコブヤハズカミキリ蛹(♂・♀)
そして、この時空のねじれがドラマを生み出しました。
題して、親亀の上に小亀を乗せってえ~♪
九州本土高山帯の住人セダカコブヤハズ、そして春の八重山のみに息づくマツダクスベニカミキリ。
絶対に出会うハズのない両者のコラボが、安宿のちゃぶ台の上で実現した瞬間です!
セダカの上にマツダを乗せってえ~♪
(演出:ブログ主「自由人」)
昇天しつつある松田君、人生(虫生)最後の舞台が乗り心地の良い背高君とのコラボとはよもや
思いもしなかったことでしょう。
虫が採れずヒマだと余計なことばかり思い付きます^^
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。