料理ブログへ転身?(2012.12.12)
これは現在室内で育てている熊本産シルビアシジミの餌交換の様子です。
まずはスーパーで調達できる「豆」類を餌として利用しているグループ。
豆の種類は先般のインゲンからスナックエンドウに切り替えました。
(前者は豆の粒が小さく、コストパフォーマンスが悪いため^^)
料理ブログではありませんよ^^
まず、スナックエンドウの「へた」を切除します。
左右に割ると、大小の瑞々しい種子が現れます^^
それらを取り出したところ。
大きい粒は弱齢幼虫が食べ易いように半分にカットしてあります。
「さや」本体は勿論僕がいただきます^^
虫が最も栄養のある部分を食べ、残りカスを人間様が食べている構図ですね^^
ちなみに、さやの両側の堅いスジを取るのをお忘れなく^^
そうしないとスジっぽくて食べられません@@
次にカレーに使う場合の下ごしらえですが・・・
おっと省略^^
プラシャーレにセットした餌にシルビアシジミの弱齢幼虫を播いたところです。
これはその拡大。
我が家は予算不足で室内が低温のため(^^)、ゆっくりゆっくりと成長しています。
次は近くの河原から採ってきたシロツメクサで飼育しているグループ。
僕の飼育法の真骨頂である「手抜き」を主眼とした方法です。
なお僕が言う「手抜き」とは、いい加減にやることではありません。
ツボを押さえてムダを省き、野外より良好な個体を多く作出する。
これを常に念頭にノウハウを作り上げています。
ですので、ご参考にしていただくのは嬉しいですが、決して本当の「放ったらかし」になってしまわない
ようにお願いしますね。
手間暇を掛けて野外より小さな成虫を羽化させるのは本末転倒ですから。
手抜き飼育の最も大事なツボは、出来るだけ「水揚げ」の良いホスト、代用食を使うこと。
これはどんな種類を飼育する場合にも共通した極意です(キッパリ^^)。
水揚げの悪いホストしか食わない種類の場合はまたいろいろと考えます。
そこがまた面白いところ^^
で、シロツメクサは相当に水揚げが良いのでとても楽チン。
写真のように水を満たしたフィルムケース等にぎっしりと詰め込みます。
念のため、スキマには幼虫が落ちて溺死しないようティッシュを軽く詰めておきます。
幼虫はあまり動き回ることも無いのでまず事故は起きませんが。
これを小型コンテナ等に入れ、部屋の適当な場所に置いておくだけ。
庭に置いたミヤコグサのプランター植えにたからせておくより早く大きな成虫になるでしょう^^
結構長い間枯れることなく餌として良好な状態を保ってくれますよ^^
ただ、水の補充は忘れないことが大事。
そして暖房がガンガン効いた場所に容器を置くのは避けた方が良いでしょうね。
逆に、我が家のように寒過ぎるのも問題か・・・
出来るだけ早く親にする、という意味でですけどね^^
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。