低標高のヤノトラ(2022.6.19)
半日ほど時間が空いた日によく行く自然林の残る低山帯(一応熊本市内^^)。
梅雨空と相談しながら久し振りに訪れてみました。
目的はとりあえずコレを確認するため。
これは直径6~70cm程はあるエノキ巨木の伐採木で、林に隣接したミカン畑の拡張だかのために
切られた模様。春に見つけており、時期にはヤノトラが来ないか期待していました。
此処は標高150mも無いのでもしヤノトラが生息していれば6月に入ると出現するだろうと何度か
見ていたものの見つからず仕舞いでした。
ほど遠くない所に民家もあるし、さすがに標高が足りないかなあとは思っていました。
暑くなった午後2時頃、どれどれと見回していくと1頭のみですが太枝の下面にヤノトラの姿を確認。
少し左に居たクビアカトラも画角に入るように撮ったところそちらに焦点が合い、肝心のヤノトラの
方がボケてしまった・・・
他にはクビアカトラとアシナガオニゾウムシ、シラホシナガタマムシが数頭ずつ居るのみ。
この木が高い山の中にあれば多くの虫達を引き付けてくれたのでしょうが、此処ではこんなものか・・・
ただ、ひょっとしたらヤノトラの発生はこれからで多くの個体数を後日見ることが出来るかもしれません。
あるいはこの1頭で終わるかもしれないし、確認のための細切れの時間が作れるかなあ。
丸一日採集に使える日はやはり高地へ行ってしまうし、ちょっとヤキモキした日々が続きそうです。
とりあえずヤノトラの低地(熊本市内ラベル)における産地追加は叶いました^^
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