白帯型のイシガキフトカミキリ(2023.4.23)
この時期なら狙わなければならないのがイシガキフトカミキリ。
春物と初夏物の狭間に発生し始め、活動期間はそこそこ長くオモト岳上部では6月頃まで見られます。
ただ採集期は長いとは言え、フトカミキリ類はエリトラがガサ付き易いのでやはり発生初期に採るに
限ります。
イシガキフトは幼虫がシイの生~半生の部分を食害するのに加え、少ない種類なので材採集でも
成虫採集でも結構難しい種類です。
僕はフトカミキリ類の採集に慣れているので今回も幾つか材から新成虫を得ました。
本種の場合、♀のエリトラに白い帯状の斑紋が出る個体が居り素晴らしいものです。
今回そういった特徴を持つ3♀を得ることが出来ました^^
以前の経験で、酢酸エチルで〆るとこの白帯が消え掛かる傾向があったので今回は冷凍〆してみました。
標本作成後が楽しみです^^
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