与那国島、ミスカン三昧とまではいかないが(2023.4.30)
今春のぼちぼち八重山ツアー、現在は最後の目的地の与那国島に居ます。
かつてのように何でもかんでも一杯採りまくるという採集活動ではなく、マイコレに足りない種類を
必要なだけ採る、採れなきゃまた次で良いよ、というコンセプトのとてもラクチンなツアー。
あと少しで終了します。
与那国でこの時期どうしても一定数を採りたかったのがミスカンことシブラ・ミスカンティボーラ、
ススキハネナシチビです。実質的に与那国でしか採れず、ススキがホストのあまり多くない種類で
僕はとりわけ好んでいます。
そのミスカン、通算では誰よりも採ってきているハズなのに確認すると何と1ペアしかありません。
調子に乗ってポンポン放出していたのでいつの間にかマイコレ分もなくなっていました。
今回の与那国では何としても自分の規定数を確保するべく臨みました。
与那国にススキは潤沢にあるものの、前段のように本種はそう多くはありません。ススキの状態により
採り易い一画は変動するのでなんとしても其処を付きとめる必要があります。
そこはホレ、「ミスカンに強い男」の面目躍如、広範囲の探索の結果、なんとかそこそこ採れる一画を
探し出せました。
ススキは叩き難い上にミスカンは夜行性なので暑い昼間に叩いてもまず成果は上がりません。
よって夜間にヘッドランプを装着しての採集を行うことが大事です。
本種はとてもスレ易いカミキリですがこの時期だと新成虫の比率が高いので採集意欲も増します^^
まあ、多くはないですが。
また同じくススキをホストとするヨナグニウスアヤおよびオオシマドウボソも同時に採れて効率が
良いです。
今回のツアー、石垣や波照間ではススキは全くと言って良いほど叩きませんでしたが、与那国での
ススキ・ビーティングは日課となっています。
ミスカン三昧(ちょっと言い過ぎ^^)を楽しんでいます。
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