タカサゴシロカミキリの蛹と新成虫(2024.5.9)
意外と分布は広い(らしい)のですが、あまり一般的ではないカミキリにタカサゴシロが居ます。
僕が以前暮らしていた奄美大島では割と普遍で、奄美でのホストであるサルスベリ(各所に多い)
を時期に掬えばポツポツとネットに入っていました。
しかしホストがノグルミに変わる九州以北では格段に目にする機会が減ります。まず、ノグルミが
少ない樹木であることがその大きな要因であるように思います。殆ど見掛けませんよねえ、この樹。
下の写真がノグルミ。特に特徴のある葉でもないので見つけ難いよなあ。
(ボンボン状の茶色の実が付いているのに注意)
ノグルミは僕の地元:熊本でも殆ど見ませんが、良い材が採れて今年は久し振りに羽脱タカサゴシロの
美しい姿を見ることが出来そうです。
樹皮下にシロカミキリ特有の食痕のある枯れ枝を少し割ってみると蛹室が現れ、蛹の頭部が見えました。
これが蛹室から取り出した蛹。シロカミキリなので前脚ケイ節が長く、頬杖を突いているようにも、
うらめしや~と言っているようにも見えますね(かつてムネホシシロの蛹でも言ったな、このフレーズ^^)。
GWも過ぎたので時期的に複眼が色付いてきています。
シロカミキリの場合、羽脱させると触角がやや伸び難いきらいもありますが、そこは上手く対処し、
久し振りに綺麗な標本を作っておこうと思います。例によってマイコレは崩壊していますしね^^
また、奄美などの南方系の群と、九州以北の群とではエリトラの斑紋がかなり異なるのでコレクションも
面白いですね。なお斑紋に併せホストも異なってくるので分類上の注意が必要かもしれません。
と、ここまで書いてノグルミの材箱を見ると既に2頭の新成虫が羽脱していました^^
やっぱ、羽脱させたシロカミキリは美しくて良いですねえ~。
次は何時良い材が採れるか分からないのでイッパイ出てね^^
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