大食漢のサビアヤカミキリ幼虫(2014.2.14)
ストーブの点る寒い昨今の与那国です。
もう1週間ほど冷たい風雨が吹き荒れています。
真冬の最西端の島は予想以上に寒いですよ^^
さて、僕は相変わらず仕事漬けの毎日ですが、職場の脇にあった枯竹の一本を割ってみたところ、
中空の芯にカミキリの食糞が一杯に詰まっていました。
食痕の主はタケ類を専門に食うサビアヤカミキリです。
こんな幼虫です。
その食痕が長い長い^^
1メートル以上もあったでしょうか。
左端の方に幼虫が居ますが、食痕はまだまだ続いています。
サビアヤカミキリは暖かい地方から南西諸島にかけて広く分布しており、大きさや色彩に変異が結構
見られます。
与那国産は細いリュウキュウチクを食うので、一般に小型で黄色っぽいのが特徴ですね。
成虫で採ると何故かスレスレ、ボロボロの個体が多いのですが、材から羽脱させるとピカピカの標本が
得られます^^
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