今どきの与那国島(2014.3.11)
今日も相変わらず寒い与那国島です。
それしか言うことがないのか、とツッコミが入りそうですね^^
昨日は昼頃少し陽も射しましたが、それでも寒風が酷くジャンパーを着ていなければバイクで走ることも
出来ないほどでした。
そして今日はまた暗ーい曇天へ逆戻り。
北風が止み数日でも晴天が続けばそろそろ虫も這い出る時期なのですが、島内の人達も言うように
特に今年は酷く寒い春となっています。
材採や朽木中の虫を狙うならともかく、10日に一度しか晴れ間が出ないような現実では正直虫採りを
楽しめません。
春休み時期ともなりそろそろ与那国にも学生を中心に虫屋が来始めていますが、数日しかない
滞在日程が全てこんな天候なのですから見ていて実に哀れです。
今日お会いした蝶屋さんも天を仰ぎ嘆いていましたし、林道ですれ違った別の蝶屋さんも相当に
険しい表情をしていました。
一方僕はと言えば今回の第一義の目的は仕事なので、この天候も実はあまり関係ないってところです。
運良く暇が出来て、さあ採集するぞという時も毎回こんな天気なのでウンザリはしますけどね。
成虫は例年に無く端境期感が強いので、時間がある時は基本的に材採集ばかりしています。
良い材も結構採ってますよ^^
まあ、ここでは日本随一と言えるほど経験を積んでいますからね。
今日は今の与那国の様子を幾つか紹介しましょうか。
晴天の日に海岸で出会ったヨナグニポニー(与那国ウマ)。
本土で競馬のサラブレッドや肉用・役用のペルシュロンといった巨体品種を見慣れていると思わず
失笑してしまうほど可愛いお馬さんです^^
観光地的な場所では複数が飼われている場合もありますが、一般にはポツンと繋がれている場面
が多く決してポピュラーな家畜ではありません。
特段の用途は無く、遺伝子保存のため飼養者には補助金が出ているようです。
そこから遠巻きに見る与那国空港の滑走路。
右側の隆起した岩礁地形が実に与那国らしい。
岩礁と言えば観光スポットの「立神岩」。
ここからだといつもとは逆方向から最高峰の宇良部岳(右上の鉄塔が頂上)を見ることになります。
曇天のある日、林道でポイントを探していました。
雲に煙る宇良部山頂(これがいつもの角度^^)。
すると心配していた雨が!
雨脚は早まるばかり、近くの東屋を目指し猛ダッシュ! アウト気味のセーフ!
振り返るとそこにあるのはどしゃ降りの雨に消えかかった宇良部山頂。
君は完全にアウトだね。
与那国にもマングローブがあります。
あっ、フチトリが泳いで・・・
いるわけないか^^
ヨナグニサンが蝶だと初めて知った瞬間・・・
丘から仰ぐ(三つの中の)最大の町、祖納。
今日も風強く、波、荒ぶる。
南の島って、なんで河口付近までコバルトブルーなんだろ。
あちこちに立てられた一方のプロパガンダ。
中国の尖閣侵攻を防ぐため自衛隊の駐屯が決まりましたが、島内は今も賛成・反対でもめています。
部外者としては意見すべきではありませんが、単純に中国軍が侵攻してきたらどうするの?
(僕が居る間は来ませんように)。
まさに旬な「サトウキビ刈り」。今月一杯は刈り取りが続くとか。
ちなみに今僕が従事しているのはコレではありません。1日で足腰が立たなくなります^^
日当も僅か○千円っていうし・・・
そして忘れちゃいけない日本最西端の碑^^
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