アナバネヒゲナガカミキリ | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

アナバネヒゲナガカミキリ、森林で採れだす(2015.4.9)

4月に入り、森林性のアナバネヒゲナガカミキリがビーティングネットに落ちるようになりました。
珍しい種類では無いのですが、本種に限らず森林性のカミキリは数多く採れるものではありません。

なんとなく珍品顔をしているので採れるとちょっと嬉しくなるカミキリです。
落ちたときの感覚が地元の九州に居るツチイロフトヒゲカミキリにちょっと似ているかな?

これは♂です。体がほっそりしていて触角が長いのが分かります。
写真で分かるように、エリトラに和名の元となった「穴」がまばらに点在します。
穴と言っても深目の大きな点刻で、貫通しているわけではありません^^ 


こちらは♀ですね。

残念なのは、枯葉に潜むカミキリの中でも非常にスレ易く、リリースせざるを得ない個体の割合が
かなり高いということ。

発生初期なので、今のうちに勤めて採っておきたいと思います^^

久方の雨、そして息の長いアナバネヒゲナガカミキリ(2013.6.14)

梅雨とは言いながら全く雨が降らなかった石垣ですが、昨日から厚い雲がモクモクと広がり、今日は
久し振りに広範囲な雨模様となっています。
こんなまとまった雨を見たのは何時以来だろうか・・・

とは言え、予報によると八重山は来週にも梅雨明けするとのこと。
トンチンカンなカラ梅雨が終わると、今遠征もいよいよラストの10日ほどを残すのみです。

6月も中旬に入り虫の種類も数も極端に少なくなってきましたが、春先からずっとフィールドで見ることが
出来るカミキリが居ます。
それがアナバネヒゲナガカミキリです。

潜んでいた枯葉に摑まったまま落ちて来た個体です。
エリトラに針の先ほどの微小な穴のような黒点模様がたくさん在るのがお分かりだと思います

本種は本土のビロウドカミキリを極端に小型にしたような可愛らしいカミキリで、暗い森林内を棲家と
していて枯葉を叩くと採集出来るなど生態もそっくりです。
原生林内採集では滅多に虫が採れませんが(カミキリなんてほんの数種類!)、たまに「落ちてくれる」
数少ないカミキリの一つです^^

珍品ではないのですが、原生林内に枯葉の付いた落ち枝というのは滅多にないため、本種も決して
まとめて多くを得られるカミキリではありません。

春先においても新鮮な個体とスレて破損が進んだ個体が同時に見られるので、長期間ダラダラと
発生し続けるというパターンなのでしょう。
もちろん今採っても新鮮な個体が見られる場合もあります。

長かったアナバネヒゲナガとの付き合いもそろそろお終いか・・・
本土に戻るまでビーティングネットに落ちた姿をあと幾つかは見れるでしょう^^

※追記
  沖縄気象台は本日、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表しました(平年、昨年より9日早い)。
  

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