アマミモンキカミキリ | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

ようやくリハビリ採集開始(2019.5.21)

前記事に書いた右腕の肘の故障がようやく回復基調に乗り、通常の7割程度の力は出せるように
なってきました。一週間以上も採集に出ることなく安静にしていた結果が出つつあるようです。
まだ痛みもあるので勿論通常の採集活動は出来ませんが、病院の医師によると治ってきたら
多少のリハビリはやった方が良いとのことだったので、半日ほどフィールドへ出てみました。

梅雨一番乗りとなった奄美大島。連日、山には重く厚い雲が圧し掛かります。
当日は降りそうで降らないマシな日でした。

雨の間に軽い採集を行ってみると、昨年の今頃と同様の虫がネットに入ったり、ビーティングネットに
落ちたりしました。

アマミモンキカミキリ

イリエシラホシサビカミキリ

勿論他にも色々と虫は採れますが、やはり痛みが出るので短時間の活動しか出来ません。
無理をすると完治が遠のきますからね。今日はこの辺でカンベンしたるわ(新喜劇風に^^)。

この時期になると、さすがに春から活動していた虫達の多くは既に居なくなっているようです。
夏の虫が出て来るまでにはまだまだ時間は掛かりますが、梅雨時に最盛期を迎える虫も多いので
雨に降られるのは鬱陶しくも今後も野外へ出続けなくちゃなあ・・・

少なくとも今月一杯はリハビリ期間としてユルい採集活動を行います。

目も覚めるイエロー、アマミモンキカミキリ(2018.6.10)

梅雨の中で活動する、目も覚めるようなイエロー。
このところ、サペルディーニをこよなく愛する僕のこの上ないターゲットでした。

採集者が押し寄せる6月最下旬にはもう殆ど活動末期のため、これまで精力的にやりました。
とりあえずの必要数は揃ったので終了。ほぼマイコレです^^

雨の奄美でアマミモンキカミキリ。モリヤシロオビチビは・・・(2017.6.16)

今日は宿に泊まるので久し振りにブログを書いています。
この数日間、梅雨前線の停滞する奄美は雨ばかりでした。特にこちらに到着した翌日から丸二日間は
降り止まず車内にずっと缶詰状態@@

雨の影響の残る中で採集はなかなか十分には出来ませんが、とりあえずアマミモンキカミキリなどを
探しています。
奄美も虫の出が悪くネットに入る虫の種類が少ない中、本種は昨年よりは成績が良いかな。

これはホストであるハゼの葉裏に留まるアマミモンキ。

本種のようにエリトラが鮮やかでデリケートな種類は出来るだけ丁寧に扱うようにした方が良いです。
変色や他の個体との噛み合いを防止するため、死んだら直ぐに毒ビンから取り出し、殺虫剤成分を
十分に飛ばした後にクッションを敷いた容器に収納します。蘇生して噛み合うことを防ぐため、何度か
確認も怠らないようにします。

美しい標本を作るためには、採集中もこうした配慮が欠かせません。
綺麗なコレクションを作るためには様々な努力が必要。アマミモンキを終日、他の虫と一緒に毒ビンに
入れっぱなしなんて、してませんよね?

モリヤシロオビチビカミキリは極端に少ないなあ。
これまでで最大の♀は採れたけど。

これからも色々やりますが、梅雨空と虫の少なさには苦戦させられそうです。
では、また。

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