新年度に入り、石垣特産種のイシガキケブトハナカミキリが野外で採れ始めました。
必ずしも多い種類ではありませんが、今年も発生状況は良好のようです^^
ビーティングによって採れた最初の個体。
本種はハナカミキリとしては稀な夜行性のため、昼間は動きが鈍く(元々プンプン飛ぶタイプの
ハナカミキリではありませんが)逃げられることは皆無です。^^
管理しているクサギ材からも幾つか羽脱しています。
「毛太」の感じがよく分かるでしょ^^
なお、先日紹介した前蛹が蛹化したので、参考までに写真を載せておきます。
南国では珍しい、ハナカミキリ特有の形状です(当たり前か^^)。
あと半月ほどは遊んでくれるでしょう^^
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そろそろイシガキケブトハナカミキリが出現する時期となってきました。
今日はホストのクサギ材中で既に成虫になっているであろう本種を確認して来ました。
マイポイントを回り、ホストのクサギを確認していきます。
幾つかの木に当たると、以前の脱出口のある付近に若齢幼虫が居ました。
本種は一本の木で何世代も繰り返すタイプのカミキリです。
そして別の木から、蛹室内で羽化した成虫が現れました^^
材採集の方法は地元近くの屋久島や種子島で会得していますのでそれを援用。
基本的に全く同じです。
前蛹も出て来たので持ち帰り拡大写真を撮ったのが以下です。
蛹化間近なので体全体が透き通っていますね。
ハナカミキリの幼虫なので、アンヨが三対しっかり付いているのが分かります。
ヘルメットを被っているような頭部もこのトライブの特徴です。
そろそろ既に野外で活動を始めている個体もいるでしょう。
4月の採集ターゲットの一つに加えようと思います^^
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イシガキケブトハナカミキリのシーズンとなってきました。
そろそろ春物も少しずつ主役の交代が進みつつあるようです。
ポイントのクサギの材を調査してみたところ、早速、蛹と新成虫を割り出すことが出来ました^^
イシガキケブトハナの蛹の図示もこれが初めてかな?
蛹室内の新成虫。
食入材を持ち帰ったところ、直ぐに新成虫が羽脱してきました。
もっとたくさん出てちょうだいね^^
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イシガキケブトハナカミキリの材を探そうとヤブの中に分け入った時のこと。
帽子が頭上のクサギの枝に触れ、何かがポトッと右手の上に・・・
ぎょええ!
「ヤツ」がノコギリを握った手に留まっているではありませんか@@
こんなことってあるんですねえ・・・
ぎこちない左手で撮った証拠写真がこれ。
こちらは自力で叩き落したイシガキケブトハナ。
夜行性なので、ジッと留まったまま動きません。
ところで、他のハナカミキリで夜行性のヤツって居たっけ?
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本日、石垣に来て初となるメルマガを配信します。
写真は昨日、蒸し風呂のような雨の中で見つけたクサギ生木の蛹室内に居る、羽脱間近の
イシガキケブトハナカミキリです^^
宿から見る今朝(7:20現在)のオモト連山。
昨日までとは打って変わり、今日は冷たい北風の雨模様となっています。
ちょっと寒いです・・・
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