サペルディーニ属 | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

鹿児島の南部ではすでにラミーカミキリが(2012.5.13)

一昨日、昨日と採集に行っていた鹿児島県の南部(薩摩半島南端)では既にラミーカミキリが
出ていました。これが出始めるともうシーズン真っ盛りの合図のようでいつもウキウキします^^

今日は数時間、熊本市の裏山にちょっと近場採集に行ってきたのですが、未だラミーカミキリの姿は
全く見られなかったのでやはり鹿児島は暖かいのですね。
食痕が殆どなかったので出始めたばかりなのでしょう。

ラミーは普通種のくせに極めて敏捷でなかなか近付いて写真を撮らせてくれません。
視界に4頭のラミーが入ったのでゆっくりと近付き撮ったのが下の写真です。
普通は何頭かがすぐ逃げるので、これほど集合した写真は珍しいのでは?
三つがこっち見てる・・・

♂の顔。サペルディーニ属らしく、まん丸オメメの可愛い顔をしています。

♀の顔。黒っぽくてちょっと人相がよくありませんね^^

ラミーの出現は、そろそろ梅雨が近付いてきたという合図でもあります。
現地で聞いたワンセグのニュースでも、鹿児島南部は来週、もしくは再来週には既に梅雨の走りが
やって来るとのことでした。

キクスイカミキリ初見+春の駄蝶採集(2012.4.14)

今日は午後の半日を使って近郊にキクスイカミキリを採りに行こうと思います。
キクスイと言えば普通種の位置付けですが、私は結構良いカミキリだと思っています。
どこにでも居るわけではありませんし(数もそれほど多くない)。

毎年、「なんだキクスイか」と思っているうちに時期が過ぎてしまい、採っていないことに後で気付くのが
お決まりのパターン。今年は真面目に採ることにします^^

場所は自宅から車で30分も掛からない熊本市近郊のお手軽な場所。
例年ならもう出ている頃です。

「どれどれ・・・」
辺りを見回して例年よりヨモギの生育が遅れていることに気付きました。
まだそれぞれの株が小さく、まったく萎れているものがありません。

キクスイはヨモギの茎の上部にかみ傷を付け、そこに産卵します。
そしてその近辺に居ることが多いのです。
なので、キクスイを探すにはこの萎れたヨモギを目印にするのが鉄則なんですね。

ところが、いくら探しても萎れた茎も、キクスイ自体も見つかりません。
今年は春の訪れがやや遅かったので、ちょっと時期尚早だったようです。
「あーあ、タイミングを外しちゃったか・・・」
そう思った時、ヨモギの隣のカラスノエンドウにとまったキクスイが目に入りました。

「ああ、いるじゃん。」
とりあえず遠景から撮って、接写しようと一歩近付いた途端にポロッと落ちてしまいました。
サペルディーニ属なのでかなり俊敏ですね。

いずれにしても発生が本格的にならなければ採集に時間を費やしても仕方ありません。
あと1週間位して再挑戦してみます。

ここから少し移動したところに菜の花が咲き乱れる一画がありました。
目を凝らすとシロチョウ系やベニシジミ等が結構飛び回っています。
そこで、残った時間はこれらの蝶を採ることにしました。

多くのモンシロチョウよりやや大きく暗い林縁を好むのがスジグロシロ、
最も小型で直線的にパタパタ飛んでいるのがツマキチョウです。ツマキはようやく♀が出始めたところのようです。
ベニシジミもまだ新鮮な個体が多く、春型は美しいので少々キープ。ヒメウラナミジャノメもやっと第1化が出てきたようです。
モンキチョウは新鮮な♂と飛び古した♀が混じっています。第1化のツマグロヒョウモンってとても小さいことを知りました^^
ツバメシジミやルリシジミはもうフケフケで使えませんね。

九州とある地域に共通の昆虫を比較してみようと思っているので、蝶、カミキリに関わらず
今年はこれまで採らなかった普通種も精力的に採って標本にすることにしているのです。

春の普通種をこれほど丁寧に採集したのは初めてでしたが、結構楽しく年に1回位はやってもいいかな^^
でも帰ったら展翅がたいへんだあ。

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