いよいよ新年度ですね。
いつもながら、遠征先で迎える新年度というのも何か不思議な心持になります^^
新年度初っ端の題材はこれです。
フィールドで探索していると、クワズイモの葉上に何か黒っぽい虫が留まっているのが見えました。
近付くと白い触角をプルプルさせています。
基亜種とは比べ物にならないほど大きく美しい、ヤエヤマムネマダラトラカミキリです^^

お、こっちにも居るぞ^^

こっちにも^^

数日前から急に気温が上がってきたことから、一斉に羽脱してきた一群が近くに集まって
いたようです。
四散する前に見つけられてラッキー^^
しかし本種を見るといつも「昭和の便所蜂」を思い出しちゃうなあ。
格調高い虫なんだけど、何か動きがね^^
それなら近くに加害木があるだろうと踏んで探してみたところ、ビンゴ。
半生部分に結構食痕が走っています。


八重山亜種は形態ばかりではなく、生態や幼虫の加害状況等も本土亜種とはかなり異なります。
分布も飛び離れていますしね。
もうちょっと突っ込んだ分類が出来る種類ではないかと思うのですが。
タグ : ムネマダラトラカミキリ
カテゴリ : カミキリ
カミキリムシの中でもトラカミキリ類は特に人気の高いグループです。
その中でも、ムネマダラトラカミキリは分布が広い割には局所的で個体数も少なく、また色彩も割りと
綺麗なことから人気種と言ってよいと思います。
八重山諸島には特産亜種が分布していますが、小型の本土産に比べると一回り以上大きく、かつ
紋様もより派手で美しいグループなので特に好まれているようです。
こちらでは春~初夏に現れますが単発で採れる事が多くなかなかまとめては得られません。
決して珍品ではありませんが、スウィーピングでネットに入ったり、偶然ビーティングネットに落ちたり
すると今だに興奮してしまう種類です(僕にとって^^)。
山間部でタマムシ狙いのスウィーピングを行っていた際に入った個体。
脚が赤っぽいのが目立ちますね^^

ヤブ漕ぎしていた際、目の前の枯れ木に留まっていた個体。
それは立派な体格の♀でありました(勿論採集も成功^^)。

繰り返しになりますが、特に素晴らしいのがそのデカさ。
トラカミキリ類は元々個体差の大きなグループなので勿論小型個体も居ますが、最大級の個体が
目の前に現れたりすると、心臓が止まりそうになります@@
特に去年採った♀の横幅はスゴかった^^
そろそろ個体数が揃ってきたので、オフには本土産とのブロック比較をしてみようかな。
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