今年は採れないな・・・と半ば諦めていたルリゴキブリが採れました^^
林縁を適当にスウィーピングしていたら入ったもので、なかなか確実な採集法が無い虫です。
他にもゴキブリ類は色々と目にするのですが、僕が狙っているのは本種だけ。
コレクターとは実に不真面目なのだ^^
ついでに面白い形態の雑虫の蛹が採れたので紹介しますね。
さて、これは何でしょう?
はい。羽化したのはコレです。
オオナガシンクイ。モヒカン刈りのような頭部の形が面白くありませんか^^
もう一つ面白いのはエリトラの翅端です。左右それぞれが大きな突起状に出っ張っています。
勉強不足なので分からないのですが、野外で数を採るとこの突起が在るものと無いものがあるので、
恐らく性標なのでしょう。
特段に珍しくはない雑虫ですが、とても面白いので実際手にとって見て下さい^^
タグ : ルリゴキブリ
カテゴリ : 雑虫
梅雨期に入りそろそろかなーと思っていた矢先、待望のルリゴキブリと遭遇しました^^
さすがに僕もゴキブリ類は採集・コレクション対象外ですが、本種は唯一ターゲットとしている種類です。
昨年はオモト岳の山中で大木の幹を這っていたところを発見しましたが、今回はド平地。
路傍のカラムシ先端部の若葉にチョコンと留まっていました。
これは絶好のシャッターチャンス^^
全身上品なルリ色の衣をまとい、体長は丁度1センチ程度で大き過ぎず小さ過ぎず。
これですね、もし5センチほどの馬鹿でかい奴だったらこんなに人気は出なかったでしょうね。
ゴキにしておくのは本当に勿体無い・・・
今年も1頭で打ち止めかなと思っていましたが、数日後、なんと同じ場所で再度遭遇することとなりました。
いずれにしても、ここは発生地だな。
何となく生息環境の必要条件も分かったような気がします^^
ここなら♀も楽勝でしょう^^
タグ : ルリゴキブリ
カテゴリ : 雑虫
僕は基本的にダメなのですが、意外とゴキブリ類に興味を示す人は多いですね。
デカくてゴツい外国産をペットとして飼っている人も居るくらいですから。
あ、そう言えば僕も以前、シャレでドミノローチっていう奴を飼ったことがありました。
ドッグフードを餌に結構長生きして卵も産んだのですが、一向に孵らないのに閉口した思い出が
あります。
標本として唯一欲しかったのが国産では最も美しい八重山のルリゴキブリです。
数は少ないようで、なかなかお目に掛かれない種類です。
与那国産は5月の渡島で幾つか採っていたのですが、このほど原生林内のシイ大木の幹で石垣産に
ようやく遭遇しました。
ゴキブリ類はすばしっこくなかなか写真を撮らせてくれないのですが、この個体は落ち着いていたので
幸運にも撮影出来ました^^
ちなみに与那国産は上翅にオレンジの紋が入っていてちょっと変わっています。
こんな感じですね。
一方、茶色系の野外性ゴキブリ類の方はことのほか多く、ビーティング等では枯葉等からバタバタと
落ちてきます。
特に5センチ程もある日本最大のヤエヤママダラゴキブリの個体数は多く、ビーティングネットの上を
このデカイ奴が幾つもシャシャシャと走ったり(背面でも走る!)、バサバサッと飛び立ったりするので
鬱陶しいです。
ナイターにもよく来ます
デカ過ぎるし、本当に鬱陶しいなあ。
タグ : ルリゴキブリ
カテゴリ : 雑虫