今年は不作のイシガキリンゴカミキリ(2014.5.26)
南西諸島にはそれぞれの主要な島嶼に分化を遂げたリンゴカミキリの仲間が居ます。
その中にあって、イシガキリンゴカミキリは全身が黄色味を帯びた独特の種類です。
イシガキリンゴは多産型のリンゴカミキリではないので本来多くないのですが、個人的には良い
ポイントを押さえられたこともあり、昨年までは結構採っていました。
リンゴカミキリ好きとしては、まあ悦に入っていましたね^^
ホストのタブ葉裏に留まった個体。
ところが、今年はあまり目に付かないのです。
どのポイントでも何故か、そう。
たまたまなのか、ある種のそうしたサイクルでもあるのか・・・
リンゴカミキリの仲間はとても敏感なので、留まっている木の下に近付くとフワッと飛び立ち、
ゆっくりと独特の飛翔を見せてくれます。
そこをバサッと掬うのが面白いのですが、今年はほとんどそうした場面がありませんでした。
時期的にも終わりを迎えていますので、今年のガキリンゴは個人的に貴重となりそうです。
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