自由人 | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

ドングリを落としているのは、この虫(2013.9.10)

死にかけのパソコンと格闘した1週間でしたが、色々といじっていたらご機嫌が治ったようで(^^)
とりあえずは以前のように作動するようになりました。
プライベートブランドの廉価版を買うにしてもそれなりの出費を伴うので、バックアップを小マメに
取りつつもう少し頑張ってもらうことにしました。

またいきなり立ち上がらなくなったら・・・
その時は潔く諦めよう^^

そんなこんなで、今日は朝早くから再度のミヤマダイコクコガネのトラップを仕込んで来ました^^
熊本のタダダイコクは採集禁止になったので、今年からは少しミヤマダイコクのコレクションを
作りたいと思っています。
九州産ミヤマダイコクが多く採れる所は殆どありませんし、ポイントは結構遠いのでこれもやはり
僕に地の利があるようです^^

牛糞トラップを掛け終わった帰り、ある所に寄ってみると・・・
やはりこれらが多数落ちていました^^
コナラの枝付きドングリです。

先日は同様に落とされたナラガシワのドングリを紹介したのですが、やはりたくさんの実が付く
コナラが一番利用し易いようですね。
落としたのはもちろんこの虫、ハイイロチョッキリです^^

この時点でドングリ内部に卵が一卵ずつ産み付けられており、孵化した幼虫はこの「ゆりかご」内部
を食べながら成長していくことになります。

真夏にも出現していたクロカメノコハムシ(2013.9.6)

クロカメノコハムシは熊本の阿蘇をコアとした一帯および中国地方のごく一部から知られるアザミ類に
付く珍奇ハムシです。

特徴的なのはまず珍品度。
大体のハムシはホストに「たかって」いるものですが、これほど居ないハムシも珍しいですね。
ホストはあれほどたくさん在るのに・・・
ルッキングではまず見つからないし、ビーティングしても1日にせいぜい1~2頭です。

次に真っ黒な色彩です。
オリジナリティ溢れる、と言うより奇跡でしょうね。
これは恐らく生態に関係していると考えられるのですが、今のところ全容は不明です。
こうしたところも珍しさに輪を掛けているんですね。

過去に5~6月そして9月に採集していたのですが、真夏は恐らく端境期だろうと早合点していました。
しかし、先般8月中旬に訪れたポイントで図らずも数個体を採集出来ました^^

本種は成虫で越冬するらしいので、概ね周年発生していることが判明して有意義でした^^

ツノクロツヤムシの蛹^^(2013.9.3)

死にかけたパソコンからなんとか更新しています。
どういうわけか今日は一発で起動出来ました^^

でも油断は禁物。こうしている間でも何時電源が落ちるか分かりません。
当初の計画通り粛々と更新準備を進めたいと思います。

今日の写真は先日初めて見たツノクロツヤムシの蛹です。
秋には赤っぽいテネラル個体をよく見かけますが、やはりこの時期に蛹になっているんですね。

暗い林内のため蛹の細部が少々見難いですがお許し下さい。

デスクトップパソコン、買い替え必至・・・(2013.9.2)

5年ほど使ってきたデスクトップパソコンが遂に寿命を迎えた模様。
このところ騙し騙し何とか使ってきたものの、本日になってとうとう起動が殆ど不可能になったため
近くのパソコンセンターで診断してもらってきました。

どうやらマザーボードを取り換える必要があり、メーカーに頼むとそこそこの新品が買える程の
金額が掛かるとのこと。
ここ2世代はDELL製を使ってきたのですが、アフターサービスの醜悪さからそろそろ当ブランドに
嫌気が差していたのでこの機会に買い替えようと思案しています。

帰宅して電源を入れると今度はなんとか立ち上がったため、今急いでメールやらお気に入りやら、
ドキュメント類をバックアップしている次第です。
もう次は全く起動しない可能性も高いですから・・・

なお、午前までの天気予報では数日後には晴れ間が出るとのことでしたが、台風17号も絡んで
この先1週間の九州の天気は最悪になってしまったようです。
先ほど地元の虫友から電話がありましたが、サラリーマンの彼は毎週末の悪天に採集に出れず
ほとほと困っていました。
毎日サンデー(死語^^)の僕にしてもほとんど採集に出ることが出来ないのですから、週末にしか
時間が取れない虫屋の無念は如何ばかりでしょうか。
暫くは採集に出られそうもないので、この期間を利用してパソコンの更新を行うことになると思います。

ということで、ここ数日はメール等が使えない日が出てくると思います。
関係各位にはご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いします。

ミヤマダイコクコガネ、順当に捕獲^^(2013.8.30)

台風15号による風雨が迫る中、一昨日に仕掛けた牛糞トラップを確認するため未だ暗い早朝に出発。
所々既に弱い雨が降り出しており、半分は玉砕覚悟での回収となりました。

元々は数日続いた大雨と台風の狭間の数日間を有効に利用しようと考えたのですが、思いのほか
台風のスピードが早く半日~1日位計算が狂ったようです。

どうやら牛糞を掛けた日から曇り始め気温も下がったようなので、恐らく昼行性のレインボーセンチは
ここ数日は殆ど動いていないでしょう。
ただ夜行性のミヤマダイコクコガネは元々高山帯の虫であり低温でも大丈夫なため、夜間に大雨さえ
降っていなければ期待は出来ます。

太陽が昇り林の中がなんとか見えるようになった頃、ポイントに到着。
重ったるい雲が立ち込めているものの、運良くこの一帯は大雨は逃れているようです。
辺りの感じからすると、昨日あたりから弱い雨が降ったり止んだりはしているのでしょう。

急いで牛糞の回収に取り掛かります。
丁寧に確認していくと、今年は例年に無く駄エンマが豊産して牛糞を占領しているようです。
予想通りレインボーセンチはあまり出て来ません。

ただ、狙い目のミヤマダイコクは全部で十数頭は確保出来ました^^
ダイコク系はこうした天気でもなんとか動けることをタダダイコクで確認していましたから、計算通りです。
(一晩中大雨というケースは勿論ダメですが)

例によって♀の数がやや多かったのですが、巨大な♂も幾つか居たので十分にやった価値が
ありましたし、今年もマイポイントが十分に機能していることを確認出来たことも収穫です^^
センチなんて沢山居る時に採れば十分です。

なお、今日はレインボーセンチのバラエティの中でも特に貴重な「黒センチ」が採れたので写真で
紹介しておきます。
このとおり、ほぼ真っ黒です。驚きでしょ^^

午前8時には回収を終え、本降りになってきた中で帰路に付きました。
驚いたのが久し振りに遭遇した「道路が川になった」状態@@
随所にある排水溝の入り口からも水が噴き出していましたし、やはり台風による集中豪雨は凄いですね
(熊本の集中豪雨は昼の全国ニュースでも報道されていました)。

何カ所かノロノロ運転を強いられましたが、それでも午前10時半過ぎには自宅に着きました。
九州で最も採集に行き易い場所に住んでいる利点です^^

熊本・宮崎県境へ、牛糞の仕掛けに^^(2013.8.28)

先日までの地元の大雨は酷いものでした。
なにしろ3日間で例年の8月一月分の雨量となりましたから@@

昨日辺りから晴れてきたので、今日は朝早くから熊本と宮崎の県境付近にある高山へ牛糞を仕掛けに
行って来ました。

ここを訪れるのは実に一年振り。
当たると九州では希なミヤマダイコクと最美のレインボーセンチコガネが結構採れます^^
スギ植林が進んでいるのでポイントはこんな感じ。

本来の餌の供給源であるシカの移動軌跡にもよるので毎年同じポイントでたくさん採れるとは
限らないのですが、このマイポイントは殆ど僕を裏切りませんね^^

予報では明日にはまた天気が崩れるようなので今回は数的に期待できませんが、次回のための
下見程度にはなるでしょう。

帰りは何時もとは違う角度から阿蘇連山と日本一(^^)のカルデラを撮ってみました。
何時もの阿蘇のように煙っていますね。

さてさて今年初めての牛糞の成果はどうでしょうか。
ちょっと楽しみ^^

ブナ樹側下に潜むコバネカミキリ(2013.8.27)

九州においてコバネカミキリは珍品です。
偶然に採れることはありますが、なかなか狙い採り出来るものではありません。

しかも生息域が基本的にブナ帯ですから、高標高の地域の乏しい九州においては必然的に
少ない種類にならざるを得ない運命にはあるわけです。

九州山地のある所でブナ倒木の浮き上がった樹皮を取り去ったところ、そのコバネカミキリを発見
出来ました^^
本種は夜行性(正確には薄暮活動性)のため、陽が陰るまではこうした場所に隠れているんですね。

なお、今回は浮き上がって落ちかけた樹皮だったため剥がしたのですが、しっかりと付着していたら
コブヤハズ等の幼虫が生育出来なくなるためなるべく剥がさないようにするべきです。
言うまでも無く、しっかりと貼り付いた樹皮はその他にも様々な虫達の生育の場となるため、これを
剥がしてしまうことはそうした意味でも自然、そして我々の昆虫趣味に与える影響は甚大です。
引いては自分の(勿論その場を大事にしている他の採集者の)首を絞めてしまうことにも繋がるわけ
ですので、採集がますますやり難くなる昨今、そうした採集姿勢に理解を示す人は殆ど皆無でしょう。

件のブナ倒木ですが、薄暮時に見回ったら幾つかのコバネカミキリが走り回っているのかと期待
したものの全く追加は得られませんでした。
関東だと「この環境なら居るだろう」と思った所には大体居ましたが、やはりこっち(九州)においては
珍品ですねえ。

なお、条件が良ければナイターに飛んでくることも稀にはあります^^

そろそろ落ち始めたドングリ。誰が落とした?(2013.8.25)

そろそろ各地でドングリ類が落ち始めたようです。
まだ秋にもなっていないのに?
いえいえ、落ち始めたのは未だ青々とした実なんです。

阿蘇でまず見つけたのはナラガシワのドングリ。
ナラガシワはかつて住んでいた関東辺りでは少ないものの、地元では比較的身近なケルクスです。

こんな感じで地面に点々と落ちています。

それらを集めてみました。
これを見ると幾つか気付くことがありますね。

まず、ドングリ単体ではなく枝ごと落ちている事。
そして、その枝は何者かに切り落とされたかのように綺麗な切り口が付いている事。

ご存じの方も多いと思いますが、これらはある甲虫によって切り落とされたんですよ。
一体、何者が何のために?

本来はコナラのどんぐりがよく落とされるのですが、まずは日当たりが良くたわわに実ったナラガシワの
どんぐりから落とされ始めたようです。
最も好んで使われるコナラのどんぐりはこの段階では全く落ちていませんでした。

種明かしはもう少し後、どんぐり達がもっと沢山落ちるようになってから行いますね^^

 

阿蘇で見つけたクロシジミ(2013.8.22)

ちょっと前、阿蘇に行った際に見つけたのがクロシジミ。
全国的に減少が激しい種類ですが、阿蘇一帯では薄いながらも未だ広く確認することが出来ます^^

かつて四半世紀住んでいた関東近辺ではもう殆ど採れず、蝶屋さんが血眼になって狙い採りする
種類となっています。
僕が知る確実な産地は富士山近辺のみでしたね。その中でもよく通った梨が原(北富士演習林)では、
最後には全く姿を消してしまいました。

これは今回グミの群落で活発に飛び回っていた♀。
本種の発生時期は比較的遅いのですが、8月中旬ともなるとさすがに♀も破損が進んでいます。
もうこの時期には♂は居ませんね。この♀は比較的スレが少ないようでした。

これは草原をビーティングしてハムシ類等を採集していた際に見つけた♀。
アザミ群落の周りに固執していたので、たぶん産卵中だったのでしょう。

特にゴマシジミが発生するような所に一緒に居ることが多く、九州ではゴマシジミの副産物としても
位置付けられる種類です。

ただ今年から地元ではゴマシジミが採集禁止となったため、本種にお目に掛かる機会は個人的に
かなり減ってしまうと思います。

晩夏のジュウニキボシカミキリ(2013.8.20)

僕がよく採集に行く阿蘇の一画にセンノキ大木が数本立ち並んだポイントがあります。

もう遅いだろうな・・・、と思いながら半信半疑で梢を掬ってみると入ったのがこれ。
ジュウニキボシカミキリです^^

本来は7月上~中旬がピークのカミキリと思われるので、いわゆる生き残りですね。
自分にとっては最も遅い記録です。

最盛期でもせいぜい数頭しか採れないカミキリですが、材で当ると結構多くの個体が羽脱してきます。
ただ、そんなに都合の良い枝はなかなか落ちていないのが実情ではありますが・・・

下枝の何本かがが程良く枯れていたのですが、来年も南方を飛び回る予定にしているので
材採集はまだ暫くお預けです^^
 

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