今週のオークション | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

12月1回目オークション出品から(2015.12.6)

師走一発目のオークション出品(本日締切)から、またまた10点のご紹介です。

長崎産トゲムネミヤマカミキリ♀

かつて有名だった島原半島の本種が採れなくなって久しくなりました。今季に限らず、僕が放出できる
最後の個体となります。今後標本を補充できる機会はまず無いと思われます。

大分産ムモンベニカミキリ・ペア

かつて大分県の飯田高原のカシワ林は全国で唯一、ムモンベニが確実に多く採れる一大産地でした。
ところが、十数年前からは当地において何故かムモンベニは姿を消しています。

熊本産オオアオカミキリ♂

大学生時代、原付バイクでやっと辿り着いた山腹の今は亡き土場で大量の本種と出会った事は
今は考えも及ばない夢物語となっています。現在、九州山地の本種は採れない年が殆どです。

鹿児島産ムラサキアオカミキリ♀

採れ出した頃にクローズアップされた本種も九州の虫屋さん達が一通り手にしたからでしょうか、
最近はあまり情報が出てきませんね。長期遠征に余念のない僕も今はほぼ在庫切れです。

鹿児島産オオスミミドリカミキリ・ペア

かつて大隅半島南部によく材採集に通っていた頃はヤブツバキ材から多く羽脱させていましたが、
近年はかなり数を減じたと聞きます。僕にとって暫くは再捕獲・補充が見込めない種類です。

与那国産ノブオオオアオコメツキ2♂1♀

日本産コメツキの中では殆ど唯一と言える超大型美麗種です。盛夏の与那国島に行かなければ
自力採集が不可能な「殺生な」虫ですね。僕も会社を辞めてやっと採りました^^

インドネシア・スマトラ島産パキテリア20頭セット

シンガポール在住時に入手したもの。5~6種類は入っており、今回のサービス品バルク物の一つ。
(スタート価格800円。コソコソ)。

オーストラリア産フィルスフタオ・ペア(飼育品)

オーストラリアで駐在員をしていた頃は現地で購入した車で東海岸を移動生活していました。
(年間3万キロ以上走破)。標本商を5~6件訪問しましたが、一般の文明白人ですから高価でした。

オーストラリア産アルゲントーナカザリシロ2♂1♀

今回はオーストラリアに分布するデリアス全7種のうち、5種類を出品しています。在庫は厳しいけど
これらはあと1回は出せるかなあ。珍種D.nysaは数回出せると思いますがお買い得価格です^^

オーストラリア産マダラチョウ類10頭

オーストラリアでの自力採集は正直難しいです。自然保護が盛んなお国柄、採集可能場所は極めて
限られる上、通常は虫を国外へ持ち出せません。可能な方法は、ヒソヒソ・・・
(下のクラブではこんなことも教えてくれるとか^^)

・・・・・・

さて、僕のオークション出品も残すところ3カ月。
全力での出品は今シーズンで終えるつもりで頑張ります!

なお、現在はメルマガ「南虫ニュース」の一般申し込みは出来ませんが、実はオークションでの
新規購入者にはサービスの一環として最新号から差し上げているところです。
最近は超多忙のため2カ月ほど配信出来ていませんが、12月中には次号を出したいと思います。

三年振りの南虫クラブメンバー募集(有償です)も同時に紙面で行う予定です^^

11月4回目オークション出品から(2015.11.28)

11月29日(明日締切分)のオークション出品から、1~2行ウンチクで10点のご紹介。
一週間って早いもんですね^^

群馬産オニホソコバネ♀

僕が大学生として関東デビューした1980年代初頭 、本種はまだかろうじて奥日光の公道脇のクワから
採れたものです。今では現地の人も見ることの無い幻の虫と化してしまいました。

佐賀産ヨコヤマヒゲナガ・ペア

九州で確実にヨコヤマを採るなら此処、というくらい有名な採集地のもの。基本的に♂はナイターの
灯りに飛来しますが、♀は点々と在るブナ巨木の幹をライトで照らして見つけます。

大分産ジュウモンジニセリンゴ♀

関西のものとは一線を画す真正ジュウモンジ。大分・九重山系で採れていましたが(熊本の記録もある)、
近年何故かほぼ居なくなっています。

熊本産ヘリグロホソハナ九州亜種

実質的に材採集でしか得難い虫で、九州亜種はほぼ僕しか供給していないようです。
いかんせんここ数年は長期遠征で材管理が出来ないため、ほぼ在庫切れの状態です。

屋久島産クロキボシ・ペア

数あるキボシカミキリ亜種の中でも、三宅島・宮古島亜種と並んで採り難いと思います。
種子島産を持っている人は「ツウ」かな^^ 黒味が強くて大型個体は存在感がありますね。

屋久島産イリエヒサゴゴミダマ

屋久島高地帯にユニークなゴミダマ数種のうち、最も見る機会が少ない種類です。
発生木を見つけるのが早道ですが、その木も数年でダメになります。

屋久島産ヒメエグリユミアシゴミダマ♂

イリエヒサゴも同様ですが、静まり返った屋久島高地の闇夜の中でこの変わったゴミダマを見つけた時の
感激は言葉に尽くせないもの。後脚ケイ節にフォーカスしてみて下さい(この特徴は♂のみに現れる)。

西マレーシア産マレーテナガコガネ・ペア

シンガポール在住時にキャメロンハイランドの知人標本商に大型個体の展足標本を作ってもらったもの。
在庫最後の66ミリの大型♂で、数回後に出品予定の64ミリペアを最後に在庫終了です。

西マレーシア産オオハゲタカアゲハ・ペア

キャメロンでは自ら何回も採集を行いましたが、全く見ることすら無かった珍種アゲハ。
ビカビカの素晴らしいペアで現地価格も結構した記憶があります。多分ほぼ最後の在庫です。

西マレーシア産ヤイロタテハ4♂

超有名な美麗タテハで表も裏も素晴らしい紋様です。有名過ぎて普通種かと思っている人が多いと
思いますが、意に有らずかなりの珍種で僕は野外で見た事もありません。重厚な大型タテハで良いです^^

今回で僕が参加する今季オークションも半分が終了することになります。
次回からはいよいよ師走、僕の出品も残すところあと3カ月です^^

冒頭にも書いたけど、オークションの関連作業で日が過ぎるのが早い早い@@
とても自らのコレクションを弄る時間が取れません(泣)。
もうホントに来年からは出品数を激減させねば・・・

11月3回目オークション出品から(2015.11.22)

11月23日(明日)締切のむしオークション出品から。
今週も約60点出品している標本の中から、10点を1~2行ウンチクで紹介します^^

与那国産オキナワサビ♀

永年恋い焦がれ、昨年ようやく複数頭の採集に成功。しかし今年はゼロ。やはり珍品ですね(しみじみ)。
能率が極端に悪く今後積極的には狙わないことに決めたので、在庫があるうちにどうぞ^^

石垣産イシガキツツクビ♀

これもなかなか採れない珍種ですねえ。確実性の無い虫で、一体何処に居るのか全くノーアイディア。
感覚的には5~10日に一個採れるかどうか・・・

石垣産イシガキトゲウスバ♂A-

石垣市では有名な極左活動家のおかげで採集禁止になってしまいましたね。アンヨにやや難ありですが
そこそこ大きく良い個体です。

屋久島産ヤクシマヨツスジハナ・ペア

数年前までは高山帯に行けばまず採れないことはありませんでしたが、ここ数年はド不作でほぼ採れず。
今年はなんとゼロでした。

福岡産ジャコウホソハナ・ペア

全国的には局所的で格好も良く、やや変異もある人気ハナカミキリ。 ハイノキから羽脱したもの。

屋久島産クロキスジトラ♂

屋久島のカミキリ特産亜種の中でも抜群の人気を誇る種類。本土域では最も普通種なるも、何故か
彼の地では結構な珍品。採れる場所もほぼ一カ所しかありません。

熊本産ヤノトラ・ペア

一時は西日本全般で個体数も含め多くの記録が出ていましたが、近年は減ってきたのではないか?
と思わせる種類(あくまでも私見)。大昔は九州でも大珍品で大学生時代に一気に落としたのが懐かしい。

石垣産タイワンベニボタル

ベニボタルのクセに何故か結構な珍種で、なかなか採れる年がありません。八重山で春に出現するので
オオヒゲブトハナムグリやヤエヤマヒオドシハナを狙っているとたまーにジタバタと飛んでいます^^

波照間産イシガキシロテンハナムグリ4♂1♀

あまり面白くないイシガキシロテンハナムグリの中では緑の幻光色を伴った最も美しい基亜種の群。
これだけを狙って初夏の波照間島へ行くのは辛いの一言。副産物も無いし、もう行きたくはないなあ。

タイ産オオクジャクアゲハ3♂

今回20点近い出品中の外国産蝶の中での新顔。タイ北部におけるテングアゲハと同産地のもの。
火の玉のような裏面の勾玉紋が印象的。アキリデスに目が無い僕は全力で(?)買っていました。

・・・・・・

毎週50点以上の標本を再展足、美写真を撮って1点ずつ出品するのはことのほか大変ですが、
当方の標本を評価頂いた上、それらの殆どをご落札頂いており誠に幸甚です。

今回は来年2月まで全力で出品しますが、来シーズン明けからは出品規模を大幅に縮小することも
考えているので、必要なものがあればお早目にご入札頂くようお願いします。
(オークション関連で忙し過ぎて自分の標本作成や採集がほぼ出来ません(泣))
出品ご希望のものがあれば直接当方にご連絡いただくか、むしオークションの各出品ページの
「出品者に質問」欄からご連絡下さい(会員ログインが必要)。

なお、最近はこの「出品者に質問欄」に自分や当方の本名、メールアドレス等の個人情報を安易に
書き込む人が増えています。当該欄はログイン中の不特定多数が閲覧出来るようになっているので、
個人情報は絶対に書き込まないようにお願いします。

若干の業務連絡、失礼しました^^

11月2回目オークション出品から(2015.11.14)

これから大分県九重高原で行われる恒例の九州虫屋連絡会(九州虫屋の忘年会^^)に参加すべく
出発しますが、その前に明日(15日)終了のオークション出品から幾つかご紹介します。

今週も50点以上の出品から10点ほど。
詳しい口上はオークション出品欄を見て頂くとして、ここでの説明は1行を目標にしています^^

波照間島産イマサカドウボソカミキリ♀

現在では数少ない「狙っても採れないカミキリ」の代表でしょうか。僕も採れない年の方が多いです。

石垣産イシガキケブトハナカミキリ・ペア

生息環境、時期等が難しいため一般には現在でも採り難いカミキリです。

石垣産イシガキフト・ペア

八重山産フトカミキリの中でも意外と採り難いもの。ペアでの出品は良心的でしょう^^

熊本産ソボコブヤハズ♂A-

セダカコブ最南亜種の通称クロコブ。今ではここまでの大型個体はなかなかお目に掛かりません。

熊本産ミドリシジミ1♂3♀

今では採集禁止となった本邦南限産。♀青紋はバッチリ発現するタイプ。裏面は南下するほど赤化とも。

九州・鹿児島産キリシマミドリシジミ3♂3♀

3年前せっせと飼育したのを思い出すなあ。九州中部たる熊本産はあまり出回りません。

熊本産ヨシノキシタバ2ペア

あまり知られていませんが、九州産は大型、斑紋クッキリで非常に格調高いです。勿論珍種。

福岡産フチグロトゲエダシャク3♂2♀

飼育品は驚くほど美しいです。僕の標本は特徴ある♂の触覚がちゃんと拡げてあります^^

インドネシア・セラム島産オオルリアゲハ4♂

シンガポール駐在員時代に現地で買ったもの。驚くほどクオリティが高いです。

西マレーシア産中型カマキリ展翅品

こうした手間の掛かるものは現地でも高価。今週のボランティア出品かな^^

一行ウンチク、目標達成^^
では、九州虫屋連絡会に行って来ます。会の様子は帰宅後に報告しますね。

11月1回目オークション出品から(2015.11.6)

11月1回目のオークション出品標本から(11月8日最終)。
今週もこれらを含む50点以上を出品しています。
具体的なウンチクはオークション画面の口上を見て頂くということで、今回はサラッと紹介。

熊本産フクチコブヤハズ・ペア

僕が考える亜種フクチコブヤハズの現時点での南限産地のものです。

屋久島産クロソンホソハナ♂

基本的に訪花しないハナカミキリなので極めて採り難いものです。1回の遠征で採れても1~数頭。

石垣産イエ♂

採集者が殆ど行かない初夏以降に出現したり、生育域が難しいので結構採り難いカミキリです。

屋久島産コゲチャヒラタ・ペア

ここ数年は少ないですねえ。大型のペアで良いです^^ マイコレにしたいので落ちなきゃいいなあ・・・

屋久島産オオヨツスジハナ・ペア

一部他所で同様のブラック型が出るというだけで亜種にしないのはおかしいでしょう。

埼玉産クロカタビロオサ2ペア

初めて本種の「大発生」に遭遇した時のもの。都心に最も近い産地と思われ極小の特化タイプです。

石垣産オオヒゲブトハナムグリ5♂

言わずと知れた虫界の「飛ぶ宝石」。煌びやかさで本種に適う虫は居ませんね。今年の石垣では大不作。

タイ産ストックレイクジャク4♂A-

アキリデスの中でもちょっと変わり者。いずれにしてもアキリデスは根強い人気者ですね。

オーストラリアQLD州産Jalmenus evagoras evagoras3頭(飼育品)

これ、僕がオーストラリア東部沿岸を車で移動生活していた際、車内やモーテルで飼育したものです^^

西マレーシア産大型タマムシセット

コンコロールも含め、マレー半島の殆どの大型タマムシがこの低価格で・・・ 一種のボランティアです^^ 

おお、今回は1行ずつで終わったぞ^^

10月4回目オークション出品から(2015.10.30)

現在オークションに出品中の虫を紹介するコーナーです。
今週もその中から十数点をピックアップしています(11月1日入札終了)。

種子島産ルリヒゲナガコバネ♂

屋久島には毎年あれだけの虫屋が訪れるのに対して、隣の種子島には一体如何ほどの人が行って
いるのでしょうか。その差が歴然なのは容易に想像出来ますが、その最大の理由は特産種や特産亜種が
極めて少ない事です。屋久島の最高標高が約2千メートル(なんと九州一@@)なのに対し、種子島の
それは3百メートルにも満たないのです。これじゃ、虫も特化し難いでしょうからねえ。
カミキリ唯一の特産種が本種で、近似種の奄美のコバルトヒゲナガコバネと同様にカラスザンショウを
ホストとします。
本種が入っている材を探すのは結構難しく、 現地生息域にはカラスザンショウの数も多いため
なかなか「当たり」には行き付かないのが現状。
底値も底値なので毎回必ず落札されますが、種子島まで行くのが一体何人居るのかと・・・

熊本産シロイタヤ極小タイプ2♂

九州のいわゆる「シロイタヤ」、大きさは本州物と基本的には変わらないのですが、僕の庭たる阿蘇の
一画にはちょっと変わった一群が居ます。
其処でのホストたるヤナギは高さがせいぜい腰丈ほどしか無く、根元でも直径は1センチ強。
このヒョロヒョロと伸びた細いヤナギに依存するシロイタヤは必然的にマイクロサイズとなるのです。
標本に当てたスケールを見て驚く人も多いはず。この極小シロイタヤ、希少性も高いため僕は滅多に
オークションにも出しません。

熊本産ベニハンノキ・ペア

これも何故か阿蘇周辺で特化してしまったカミキリの一つ。阿蘇のハンノキカミキリは多少なりとも
エリトラに朱色が発現し、俗称「ベニハンノキ」と呼ばれます。明らかに本州産と比べて小型の個体群
でもあり、屋久島のオオヨツスジハナカミキリと並んで亜種とされないのが不思議です。
そしてベニハンノキの価値を決めるのが朱色のグレードと言え、もちろん全身「真っ赤」となるのが
最高峰とされるわけです。
ところが、出ないんですよ。そこまで真っ赤な奴はなかなか。写真の♀はそこそこですが、♂の方は
ほぼ真っ赤の最高グレードです^^ 羽化品だけに最美でもありますねえ。

熊本産ヒゲナガ♂

これ、関東辺りのバカバカしさを連想して貰っては困ります。
大学生時代、東京の裏高尾(高尾山の裏側。日陰沢のこと)にオフロードバイクでよく通っていましたが、
ある年、台風でモミの大木がバタバタ倒れたことがありました。夏に其処へ行ってみてビックリ@@
大小様々のヒゲナガカミキリがそれはもうウジャウジャと這い回っていたものです。僕の標本箱に
鎮座する特大3♂はその時に採ったもの^^
翻って九州で本種と遭遇するのは至難の業で、僕はUターンして8年目になりますが九州の山で
本種を見たのは僅か2度のみ。こっちではかなり貴重なカミキリなんです。

熊本産ダイコクコガネ特大2♂

某図鑑には本種の最大値が34ミリとなっていますが、あれはねえ・・・
僕はこれまで通算で数百頭は見てきたし、他の人からの情報も加味して考慮すると実際の最大値は
30ミリちょっとというところでしょうね。31ミリオーバーくらいまではいくかもしれません。
この2♂は27~28ミリとかなり大きく、今では貴重なサイズと言えます。
ちなみに、糞虫類は展足(特に後脚符節)が決まり難いんですよねえ。

西マレーシア産マレーテナガコガネ・ペア(♂64㎜)

僕は2002年までの3年間、シンガポールで駐在員として働いていました。
その際に余暇を利用してマレーシアのキャメロンハイランドによく通いましたが、懇意にしていた
標本商から大型個体を含む幾つかを入手出来ました。
オークションに毎年1~2組出品していますが、そろそろ出せる在庫が無くなってきたなあ。
さすがに最後のマイコレ分は出せないしね^^

タイ産大型タマムシ8種8頭

東南アジアには美麗大型タマムシ類が数多く居ますが、それぞれを標本商やフェアで個別に購入
するとかなり高額になります。
当セットは珍美のカザリルリタマも入ってなんと底値1500円^^

インドネシア・スマトラ産クギヌキフタオ♂

このクギヌキ(デハーニー)フタオ、東南アジアの全フタオチョウの中では最も人気の高いものでは
ないでしょうか。
丸く湾曲した釘抜き状の尾突、毒々しくも妖艶な裏面色彩(勿論表も素晴らしい^^)、そして珍品度。
昔からコレクターの本種への訴求熱は相当のものだったようです。
僕は苦労の末にジャワ産とスマトラ産の両亜種を入手、比較的余裕のあるスマトラ産を時々出品
しているというわけです。

ペルー産蝶類





僕は基本的に日本から見て、地球の裏側の虫にはシンパシーを感じない(否、感じないように努力
してきた^^)のですが、誘惑に負けてやはり南米(ペルー)の蝶達も集めてしまいました。
これまでのオークションではペルー産蝶はほとんど出してこなかったのですが、今週分から少しずつ
出品することにしました。
今週の15点ほどから数点ご紹介しますが、僕が購入したペルーの蝶の標本は驚くほど品質が良く、
写真からもお分かりの通り翅はほぼA級品ばかりです。
もちろん全てがそうというわけではなく、購入標本の品質は相手方やロットに大きく左右されます。
粗悪なものを掴まないよう、出来るだけ情報を吟味し、分析し、実際に相手方(標本商)とも交流を
深めることが重要となります。

あー、また書き過ぎた・・・
別に此処での苦労が報われるわけではないけど、こだわりの逸品を出品していますからね。
どうしてもこうなっちゃうんだよなあ。
次回こそ、さらっと。

10月3回目オークション出品から(2015.10.22)

只今出品中のオークション出品から(今月25日最終)。
採集がまだ忙しく毎週50点程出品するのがやっとという状態ですが、今週もその中から幾つかを
ピックアップしてご紹介します。

石垣産ヤエヤマヒオドシハナカミキリ♂

かつては偶然に採れるといった極珍のカミキリでしたが、発生地の空間を根気強くルッキングしたり、
茂みをスウィーピングすること等で個人的には少数ながら捕獲出来るようになりました。
現在はオオヒゲブトハナムグリのポイントで比較的初心者の方も採っておられますが、見ていると
やはりオオヒゲブト人気による人海戦的(つまり人が多いだけ^^)に偶然採れているというのが現状です。
現地にはウロの空いた立木が多過ぎ、発生木探しは本土のパラナスピア(ヒオドシハナ)のようには
全くいきません。

熊本産キュウシュウヌバタマハナカミキリ♂

九州産は生態が面白く、疎林が点在する草原地帯に現れます。本州産が基本的に森林帯に生息
しているのとは好対象です。
九州内でも極めて局所的で、一般的なのは当該標本の産地くらいでしょうか。そこでも近年は殆ど
採れていないようです。
写真のように九州産は触覚が長い特徴があり、この個体は極めて大型です。

熊本産コヨツスジハナ2♂

九州産のハナカミキリ類は関東辺りのものと比べると大なり小なり変わっているのですが、本種も
違いが分かりやすい種類です。
一見して小型で寸詰まり(当写真は縦倍率がやや高いのでちょっと細長く映っている)。斑紋パターンも
やや異なり、写真のような黒化型が比較的出ます。
かつて関東の方から、「九州産の普通種たるコヨツスジハナが欲しい」とリクエストを頂いたのですが、
本州産はそうであっても九州産は極めて局地的な少ない種類です。何しろブナ帯が薄いですから。
当たらないと二桁は採れませんし、採集者の多い宮崎県白岩山産を除くと他産地のものが出品
されるのは珍しいと思います。

福島産ヒメシラオビカミキリ♀

オークションにはこれまで度々出品して来ましたが、なかなか人気があるようです。
一般には採り難いからだと思われますが、確かに基本的に針葉樹の落ち枝を地道にビーティング
するしかない種類なので個体数を得るのはほぼ不可能ではあります。
本品は南会津地方のヒメコマツ伐採枝から羽脱した美品で、残念ながら有名だったその土場も今では
無くなってしまっています。出せる在庫もほぼ無くなってきましたねえ。

奈良産カスガエゾトラカミキリ♂

エゾトラカミキリの奈良県春日山亜種として有名です。本種は既に採集が規制されているので新たに
入手する術がなく、僕も出品出来るのはこの不完品のみ。不完品でも欲しい人は居るでしょうね。
それにしても、何故本種は春日山塊のみで亜種化を遂げたのでしょうか・・・
原亜種に比べて黒と白の斑紋のコントラストが強く、存在感のある亜種ですね。

熊本産キュウシュウツヤハダクワガタ・ペア

このところ九州脊梁山地での朽木崩しをかつてほどはやっていないせいもあるのですが、ツヤハダの
九州亜種の幼虫や新成虫をとんと見なくなっていました。
東京で暮らしていた頃は山地で赤腐れ材を崩すとそれなりの頻度でツヤハダが入っていたものですが、
九州産は全く甘くありません。第一、赤腐れ材が見つからない(特に有名産地では)・・・
今後はますます入手が難しくなってくるかもしれません。

種子島産イカリモンハンミョウ・ペア

以前に種子島までハンミョウ類を採りに行ったことがあります。
汽水域のヨドシロヘリ、荒地のハラビロ、岩礁域のシロヘリ、そして海浜性の本種とバラエティ豊かでした。
その中でもイカリモンは最も少なかったですね。♀は大型でとても立派です。
なお、その時は夏場の海岸で1日中海パンでハンミョウを追いかけ回したので全身酷い日焼けとなり、
夜は宿で、のた打ち回りました・・・

タイ産「超」大型ゾウムシ


マレーシアやタイ等の東南アジアには巨大なゾウムシの類がかなり居ます。
今回出品の種類はその中でも極端に大きく、脚を入れると12㎝は在るのでまさに「手のひら」サイズ@@
僕がこれまで入手した中では最も巨大な種類です。
なお、やや油が滲んでいたのでアセトン処理したところ、見事なまでに美しく変身しました。
しかし、使ったアセトンの量もハンパじゃなかった・・・

西イリアン・Arfac産デリアス30頭

今週のバルク物シリーズの中から。
ニューギニア島はデリアス類の宝庫で、カラフルで素晴らしい種類がたくさん居ます^^
僕はこれらに目がくらみ、手当たり次第に集めていました。その一部を皆さんに極端な安価にて
お分けしているという次第です。あくまでも底値の話ですが、A-品1頭当たり25円強なので
もう全くのボランティア@@ 他人事なので、面白がってくだされ^^
今回はその他のバルク物として、Arfac産の雑蝶類、マダラチョウ類も出品しています。

西マレーシア産ワモンチョウ類



僕はワモンチョウ類も大好きで、これらも精力的に集めています。まさにアジアチックな、出しゃばり
過ぎないそこはかとないお洒落さがあるグループだと思うわけです。
ワモンチョウ類、実は密かな人気者だと思います^^

気付いてみると、やはり今週もウンチクを語り過ぎたなあ。
来週こそ、サラッと・・・

10月2回目オークション出品から(2015.10.16)

現在出品中のオークション虫から。
今週も60点近い出品から10点ほどを選びご紹介します。
普段僕がどんな虫を楽しんでいるのか、あるいは同定の一助に、また展足の感じとか何らかの気付きが
あれば良いかなと思います。

熊本産ムナコブハナカミキリ♂♀


近年は中国地方や関西方面で、幼虫の生育に関係するとされるノリウツギの幹に来る成虫を見つけ採る
方法が確立し、それなりの成果を上げています。
ただ日本で最もムナコブハナの産地として有名な地元某所では、大小様々のノリウツギが周囲に繁茂し、
1本1本をルッキングして回るのは現実的ではありません。
よって昔ながらの吹き上げ採集、いわゆる空中戦と相成るわけです^^
近年は当たる年がほぼ無く、特に今年は最悪の成績でした。また吹き上げ採集での♀の頻度は極めて
低く貴重なものです。

なお僕は通常、コレクションされる方のためを考えて可能な限りペアでの出品を心がけていますが、
本種のように高額になるものは逆に負担とならないよう分けて出品することもあります。

石垣産フタツメイエカミキリ・ペア

有名な種類ですが、出現期がやや遅いことや生態が特殊であること等から結構得難い種類のようです。
僕は以前からホストのクロヨナ枯木からそこそこ羽脱させていましたが、小さい個体ばかりで閉口して
いました。石垣島に長期滞在した去年・今年は太いクロヨナ立ち枯れを運良く見つけることが出来、
かなりの大型個体を含むそこそこの個体を採集出来ました。

熊本産「白」イタヤカミキリ・ペア

シロイタヤというのは、僕の造語です^^
今ではその呼び名が巷でもかなり定着しているようでちょっと驚いています。
阿蘇地方の本種は本来の茶色の帯が純白に置き換わった美しい型となり、初めて見る方はビックリ
されるようです。本州産もそれほど個体数が多いものではありませんが、九州産は輪を掛けて
局地的で少ないものです。
阿蘇地方は僕の庭のため、比較的得意としている種類です^^

屋久島産ヤクシマエンマコガネ・2ペア

僕は基本的に黒単色のエンマコガネには食指が動かないのですが、本種は別です。
極めて高く隆起した♂の前胸は素晴らしいの一言。屋久島での生息域は局地的のようです。
今回は本種に加え、ヤクルリセンチ(オオセンチ屋久島亜種)、センチコガネ(屋久島産はブルーの
幻光色が加わった変わった型)等の他の屋久島産糞虫を出品しています。

熊本産ミヤマナカボソタマムシ・ペア

本種は初夏、阿蘇草原に点々とある疎林の中のサワフタギの葉上に現れます。
写真のように本種は極めてブルーに輝く煌びやかな種類ですが、草原の緑の中で、キラリと青く輝く
本種を見つけるのはとても楽しいものです^^
当ブログにも書いてきたとおり、僕は本種やサビナカボソ、カラカネナカボソ、ルリナカボソと言った
九州の各ナカボソタマムシ類(コラエブス属)の採集を得意としています。
勿論、ミヤマナカボソと共にこれらも出品しています^^

オオミズアオ屋久島亜種3♂

屋久島で灯火に来たオオミズアオを始めて見た時、その異様な黄色っぽさに驚愕しました。
ただ例年タイミングが合わず、ボロばかりしか採れず悔しい思いをしたものです。
こうして見ると裏面はそれほど通常型と変わりませんが、開くとビックリしますよ^^
来年あたりは人工採卵してみようかなあ。でも幼虫はバカみたいに食うからなあ。メンドそう^^

熊本産シルビアシジミ6♂

九州沿岸部のシルビアシジミは幾つか有名な産地が知られますが、これほど内陸のシルビアは
極めて珍しい存在でしょう。しかも、とんでもなく局地性の高い種類です。
ちなみに現在は母蝶からの人工採卵を開始し、早いものはもう孵化を始めています^^

西マレーシア産コーカサスオオカブト♂116ミリ

キャメロンで懇意にしていた標本商に、「特大サイズのコーカサスを幾つか僕のコレクション用に
キープしておいて欲しい」と頼んでいたもの。
当時は生き虫ブームもまだ続いており、彼の所にはキャメロン各地の採り子から集められたカブト類や
クワガタ類が山のようにあったものです。
マレーシアのコーカサス116ミリは特大中の特大でしょう。

西マレーシア産Flos apidanus saturatus ペアA-

コレ、知る人ぞ知る珍蝶です。
このように裏面は地味ですが、表はアロパラ以上にブルーに光り輝く美蝶です。
ペアでの出品は掘り出し物かも^^ お蔭でマイコレが殆ど無くなりました・・・

インドネシア・ブル島産蝶40頭A-~A’

今週のバルク物。
インドネシア産と言っても今や二束三文で買えるものではなく、仕入価格からすると大幅赤字の中で
出品しています。
何時もながらの意味不明な出品ですが、そんなところを面白がって頂いているんだろうと思います^^

また長い紹介になっちゃったなあ^^
そろそろ次週の出品も考えなくちゃいけないな。
一週間がとても速い・・・

10月1回目オークション出品から(2015.10.8)

現在出品中のオークション虫の一部です。
今回も50品弱の出品から10点をピックアップしました。

まず日本産カミキリですが、今最も時間を掛けて採集・収集をしているグループなので最もタマが多く、
毎回全体の4割程をこれが占めます。
オークションと言うと、珍品・珍産地のものばかりを出すものと思われている方も多いと思いますが、
僕の場合は、僕のコレクションを皆さんと一緒に楽しみたいという見地から普通種から珍品まで、
自分がお勧めしたいと思う種類を幅広くかつ万遍無く出品しています。

底値は可能な限り安価に設定していますし、時間のある限り綺麗な展足を施そうと心掛けているので、
それらトータルで評価して頂いていると理解しています。
ついでに言えばレスポンスの速さもポイントとなります。

あ、 どちらかと言えばメルマガネタになっていますね^^
軌道修正。
では行きます。

鹿児島県産クロモンヒゲナガヒメルリ

かつては屋久島固有種でしたが、「鹿児島県大隅半島南部に屋久島があった!」ブームの中で
九州本土でも発見された種類の一つとして有名です。
元々屋久島でも少ない種類として知られますがこれは九州でも同じ。僕は会社員時代の若かりし頃、
冬休みを利用して帰省の度に大隅半島で材採集をしたものですが、本種は特に厳しいものでした。
何年も通ったのに、トータルで4~5頭だったかな。
今は大隅半島で材採集等をやっている人は居ないようだし、近年屋久島で採れている話も全く聞かず。
同様の位置付けのズーデス(クロモンキイロイエ)等のハデハデの種類はよく出回りますが、本種は
滅多に見ませんねえ。

熊本産ミヤマドウボソ

個人的にはコレ、なかなかのヒットと思います。
タダドウボソとミヤマドウボソの同定が難しいことも関係していると思いますが、大体、九州本土で
ミヤマドウボソを採ったという話は聞いたことがありません。
九州管内で最も調査が進んでいると思われる大分県のカミキリリストにも本種は欠落しています。
関東で暮らした四半世紀の間でもミヤマドウボソを採ったのは3回程しかなく、九州脊梁山地で
叩き落とした時は、実はひっくり返りそうになりました^^

熊本産マルクビケマダラ

これも密かなヒットではないかなと思います。
九州では福岡・大分・熊本のみで採れており、比較的数が出たのは熊本のみでしょう。
いずれにしてもオークション虫としては変わり種と言えるでしょうね。
関東各地でも基本的に少ないものの各地で採っていますが、それらと比較すると毛並み・雰囲気が
相当異なる印象を受けます。
マルクビケマダラの九州産を持っている人は、相当な「ツウ」ですね^^

熊本産レインボーセンチコガネ


ちょっと説明に苦慮するのですが、九州中部を横断するように、熊本から宮崎・大分にかけての
ライン上に点々と現れるカラフルなセンチコガネ群を便宜的にレインボーセンチと(一部の人は)
称します。実はこれだけコンパクトに説明出来る人はなかなか居ないんですよ^^
ある程度やり込まないと実態が分かりませんからね。
このセンチ群を日本で最も採り易い位置に住んでいるのが誰あろう、僕というわけ^^

今回出品しているのはその中でも青・緑・紫の基本色が万遍なく、しかも深く発現する最美群の一つ
と言え、実は我が家から割と近くの産地です^^(片道1時間も掛からない)
今季は個体数が少なく苦労したなあ。
いつも人気者で、採っただけいつの間にか出て行ってしまいます・・・
未だにマイコレが殆ど増えない・・・

熊本産「黒」センチ

勿論、クロセンチなどという種類が居るわけではなく、これはレインボーセンチの究極の一型です。
黒いセンチなど見たことありますか?
頻度は極めて少なく、レインボーセンチ群がたくさん採れる年でも黒型は1頭在るか無いかといった
感じ。
かなりの貴重品となっています。

以下はシンガポールやオーストラリアに駐在員として暮らした頃に入手した蝶達です。
ますは、マレーシア、キャメロンハイランドの蝶から。

小型タテハ類およびシジミタテハ合計50頭

今回のバルク物。
正直、僕が現地のオランアスリ(原生林内に住む原住民)から買った価格の半値以下で出品しています。
毎回このようなバルク物を安価で出していますが、全く意味不明@@ まあ、サービスの一環です^^

パラドクサマネシアゲハ2型2♂

僕はマネシアゲハの仲間が大好きで、キャメロンハイランドに赴いた際、標本商にこれらがあった時は
必ず買い求めていました。
パラドクサマネシアゲハの♂は、このように毒チョウであるマダラチョウのツマムラサキマダラおよび
ラダマンタスマダラにそれぞれ擬態する2型があります。飛ぶ姿もマダラチョウに酷似していると
言いますが、僕は遂に自分の目で飛翔している姿は見れませんでした。
♀も多型でデカくて素晴らしいものです。♀は数頭入手出来ましたが、目ん玉飛び出るほど高かった@@

シンジュ(デルフィス)フタオ♀

フタオチョウも大好きで、標本商に♀があれば出来るだけ買っていました。
♀は滅多に採れないイレギュラーな存在なので極めて高額なのですが、完品率が低くなかなか満足する
個体は入手出来ませんでしたねえ。
このデルフィスの♀、やっと入手出来た2頭のうちの1頭です。
A’とは言え、それをなんと底値1000円で出しちゃうんだから^^

シュライベリーフタオ♀

同様にフタオチョウの♀として素晴らしいもの。
他種の♀と比較して綺麗な個体を見ることがあるので、現地の採り子の中にはホストや採り方を
掴んだ者が居るのかもしれません。
でも良いものは、良い^^

ネッタイミドリシジミ・ペア

野外採集のゼフ標本ですが、鮮度が極めて良いですねえ^^
本種は数年に一度「当たり」の年があるそうで、タイミングが合うと羽化直後の個体が乱舞している
ことがあるそうです。
勿論僕はそんな場面を見たことはありませんが、懇意にしていた標本商に依頼はしておきました。
その結果、目出度くもたらされたのがコレ、というわけです^^
何時かは自分でも採ってみたい種類ですし、飼育もしてみたいですね^^

うーん、こだわりのある種類ばかり出品しているから、ついウンチクが長くなっちゃうなあ。
次からはもっとサラッといきます^^

9月最終週オークション出品から(2015.9.29)

東京大手町フェアという一大イベントも終わり、採集や自己コレクションの充実に時間を割ける時期が
やって来ました。

採集は何時でも行けるのですが、大手町フェアの前後はその準備でオークション関係が手薄になって
いたので、ここ数日は天気が良い中で悶々としながら標本選択・展足・写真撮影、そして出品と、
一連のオークション関連仕事を片付けていました。

ふと気付いたのは、「あれ? せっかく写真に撮るんだから、ブログにも載せて皆さんにも見て頂ければ
良いんじゃないの?」ということ。
コレクションも楽しみましょう、という趣旨のブログなので、こんなコンテンツもアリなんじゃないでしょうか。
展足等のご参考にもなるし。
5~6年もオークションに出品し、その都度標本写真も撮ってきたのに全く気付きもしませんでした^^

と言うことで、今回は9月最終週分のオークション出品標本の写真から10点ほど(毎週4~50点出品)。
オークションに参加されていない方にはちょっと新鮮な感じではないでしょうか^^
あ、だからと言って是非ご参加下さいという意図は全くありませんので誤解の無いようにお願いしますね。

では、いきます^^

石垣産アオヒメコバネ♂
イスノキからの羽脱品ですが、良い材がなかなか探せませんねえ。

鹿児島産オオスミヒゲナガカミキリ・ペア
生息地の大隅半島最南部は九州に居てもなかなか行けない場所です。汗だくになる海岸線における
真夏のナイターに飛来した♂と、ホストであるマテバシイの夜間見回りで得た♀。

石垣産チュウジョウトラカミキリ・ペア
野外ではなかなか遭遇する機会が無い少ないトラカミキリ。タブの材から羽脱したもの。
♂の丸っこく巨大な前胸が特徴的です。斑紋のバラエティも良いです。

熊本産ヨツボシカミキリ♂
本種は九州でも絶滅したんじゃないの?とも思えるほど激減。
これは山間部の街灯スウィーピングで得ましたが、採れたのはその年のみ。

石垣産ムネモンウスアオカミキリ・ペア
ご存じのとおり、石垣島のオモト岳は激烈なプロ市民活動家により今年5月以降は昆虫採集全般が
禁止されることとなりました(4月は移行期間とかで採集可能でした)。
♂は不完品ですが、今は採集し難い貴重品となりました。

屋久島産ヤハズカミキリ・ペア
客観的に見て、屋久島産の昆虫は南限となっているものが多く、分類されていなくても
軽い亜種化を起こしているものが多数存在すると思います。本種もその一つ。

熊本産イチョウヒゲビロウドカミキリ・ペア
西日本の低山帯限定種で、意外と出回りません。同定が難しいという方がおられるので
写真を参考にして頂ければと思います。

雑虫も色々と出品しており、今回はほぼ阿蘇の限定種、クロカメノコハムシを載せます。
南方のアカヒラタカメノコ程の短足^^ではありませんが、毎度展足に泣かされます・・・

僕は会社員時代、2000年代初期にシンガポールに3年、その少し前にオーストラリアに1年、
駐在員として海外勤務していました。
その際に現地標本商から多くの虫を買い集めました。本来は自分用に購入したのですが、
オークションで余品をお分けしています。

これは西イリアン産パプアキンイロクワガタ。
有名な種類で標本も多数流通していますが、綺麗な色彩のものはあまり見ませんねえ。

ジャワ島産の蝶類の三角紙標本。
これは50頭パック×4の200頭と大量ですが、このようにバルクで出品することも多いです。

ちなみに、これでも底値800円@@ 昼食代ですね^^
もちろん、それなりの種類は単品~数頭単位でも出品します。海外産(特に蝶)は幅広く収集しており、
西マレーシア産、インドネシア産、タイ産、オーストラリア産、ペルー産と豊富です。

ではまた来週、次回の出品から面白そうなものを幾つかピックアップして掲載しますね^^

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