カテゴリ一覧 | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

ヤエヤマヒオドシハナカミキリ採れ始め(2016.3.29)

ここ石垣島は昨日午後から気温が上がり始め、ようやく採集日和となってきました。
僕は昨日昼頃から本格的な採集行動を始めています。

昨日オオヒゲブトハナムグリ等を産する有名ポイントへ今季初めて行ってみると、車、車、車・・・
勿論、皆採集者の「わ」ナンバーですが、僕がここへ来だして最も多い台数の12台が所狭しと
ひしめいていました@@
この人達、数日前の寒さにブルブル震えていた時からここに来ているんだろうなあ。

ただ残念なのは昨日昼過ぎまでは風が冷たく、飛翔虫はまず飛ばないのが僕には分かっていました。
だからこんなに遅い出勤となったのでありますが。
採集にならないのは判っていたけど、一応ルポと定時観測はしておかなきゃならないからね^^

石垣に来て初めて澄み渡った青空に映えるY岳。

この写真を見てお気づきの方は居るでしょうか?
右手から伸びるカラスザンショウがようやく芽吹いた状態ですね。
たぶんこの時期に来られた方はお分かりと思いますが、いつもこの頃カラスザンショウの大きな葉は
ほぼ伸びきっています。すなわち、これを見ただけでも春の訪れがいつもより遅いことが判ります。
午前中の肌寒さの影響もあり、この日オオヒゲブトをはじめとした飛翔虫は目撃もされませんでした。

そして今日。
明らかに気象条件は昨日よりは良くなるのに車の数が半分しかありません。
まあ天気に合わせて休みを取ることは叶いませんからね。
うん、天気が好転する前に帰った人達の無念は僕らが引き継ごう。

午前中から気温はぐんぐん上がり出します。
僕はいきなり、初パラナスピア(ヤエヤマヒオドシハナ)♂を。
ちょっと大きかったので♀かっ、と慌てました@@


パラナスピアはもう1♂採れ、オオヒゲブトも十分に出ていないうちにラッキーではあります^^
♀は、八重山虫の神様が僕をずっと八重山に来させてくれるため暫くは採ることが(出来)ないので
なにも慌てることはないんだけどね。

なお、オオヒゲブトは昼頃に気温が十分上がり切ってから極僅かが現れたようです。
何とか1頭採れた、という人が二人ほど居ましたね。

オオヒゲブトが大当たりした一昨年は今日、すなわち29日がピークでした。
さて、今春のオオヒゲブト決戦や如何に?

明日も天気・気温ともに良好なのですが、僕は憂鬱。
僕なりに昨日から今年のオオヒゲブトの発生量に関してある指標を見ながら占っているのですが、
実は・・・

まあ、あと数日は様子を見なければなるまいね。

羽脱中のカミキリ、さて何でしょう?(3)(2016.3.28)

未だ正解者が出ないオークションご落札者向けの懸賞クイズ。
1週間前、西表島の宿で羽脱中のカミキリ、さて何でしょう?
この問題の第三弾です。

多くのご回答を頂きましたが、誰も分からないって楽しいなあ^^
これなら10万ポイントから始めても良かったな。

では、三枚目の写真です。

前足も含め胸部まで脱出しましたが、腹面からの撮影です。
おっ、遂にエリトラが見えました! これで判っちゃうかな?
しかし、ある意味決め手となる触角は蛹室内に引っ掛かって見えませんね。
よしよし、良いアングルだ(出題者にとって^^)

今回で正解の方は4,000ポイントの獲得です。
早い者勝ちなのでメルマガ末尾の連絡用アドレスまでお早目に!
たとえ間違ってもあなたが失うものはありませんので^^

次回の4枚目(3,000ポイント)が実質ラストとなります。

ヒント2
幼虫は一年枝を枯らしながら食べ進み、枝の先端に特徴ある食痕を残します。
なお、出題者は意地悪です。フツーに考えても正解には辿り着きません^^

石垣島は今日も天候不順。よってキムネクロナガハムシ(2016.3.27)

予報のとおり、今日も石垣島は昼過ぎまで雨混じりの肌寒い気温が続きました。
残念ながらオオヒゲブトハナムグリをはじめとした春物採集はまだお預けです。

小雨の中で撮った石垣の海岸線。
こんな天気じゃ採集意欲も沸きませんねえ。

昼過ぎからは次第に晴れてやや気温も上がって来たので、初めてフィールドへ出てみました。
探したのは異形ハムシのキムネクロナガハムシ。
ヤシの仲間に付きますが、一般的に手の届かない高い木が殆どなので意外と探し難い虫です。

新葉の根元に固まっていたコロニー。


大小様々なステージの幼虫も確認。

本種が新葉に付くと、こんな感じで葉が茶枯れてグシャグシャのたたずまいのヤシとなります。
探す際の良い目印となりますね^^

本種は八重山を本格的にやり始めた数年前こそ熱心に探しましたが、正直飽きました^^
まあ遠征における年中行事のようなものかな。
とりあえず今年も記念に10匹くらい採っておきましょう^^

石垣は春の嵐。そして、羽脱中のカミキリ、さて何でしょう?(2)(2016.3.26)

昨晩から八重山名物の春の嵐、しかも冷たい北風がヒューヒューと吹き荒れています。
今朝になって雨は上がりましたが、とても採集なんて感じではありません。
宿で上着のジッパーを首まで上げ、手をポケットに入れてブルブル震えています。
あまりに寒く、この時期いつもながらの鼻風邪をひきました。毎年咳が長引き困ります(泣)。

こんな天候でも、もちろん八重山各地には現在、大勢の春物狙いの虫屋さんが入っています。
中には初めてこっちに来た人も居るでしょう。恨めしく空を見上げてるんだろうなあ。
予報によると、今日、明日は雨はなんとか降らないものの12~15時の最も気温が上昇する
時間帯でも気温は17~18℃! これじゃオオヒゲブトハナムグリなど絶対に飛びません。
ホント、この春の気まぐれな悪天に採集者は翻弄されるんだよなあ。
このぶんだと石垣での採集開始は気温が上がる3~4日後からでしょうね。

そして・・・
一昨日に一枚目の写真を公開したクイズ、西表島の宿で「羽脱中のカミキリ、さて何でしょう?」
カミキリ好きの皆さま、ご回答をお寄せいただき有難うございました^^

残念ながら、全てブー。
正解者は居られませんでした。こりゃ、開始は1万ポイントでも良かったかな^^

では、二枚目の写真です。

1枚目より拡大したので頭部の感じは判り易くなったと思います。ちょっとだけ材からの脱出が
進んだ状態ですが、触角も基部しか出ていないのでまだ判り難いかな?
そりゃ、簡単には教えられません。まだ二枚目ですからね^^

今日の写真で種名を当てられた方には、今秋から再開するオークションで6,000ポイントを
進呈させて頂きます。
参加資格はこれまで当方からオークションで何かご落札、かつメルマガ(南虫ニュース)を
購読されている方です。回答は1回限りで早い者勝ち!

二日後公開の三枚目では、4,000ポイントになりますよ~
(四枚目で当てると3,000ポイント)

メルマガ末尾の連絡用アドレスへ奮ってご回答を!

※ヒント1
 材は鉛筆程度の枯れた細枝(一年枝)です。

羽脱中のカミキリ、さて何でしょう?(2016.3.24)

昨日のこと、西表島の宿で材に穴を開け羽化脱出中のカミキリ。
さて、何という種類でしょう?

あっさり答えを書くのは面白くないので、クイズにしたいと思います^^
そうだ、オークションで僕からご落札頂いた方限定の懸賞付きにしましょう。
今回の写真を見て一発で当てた方には、秋から再開するオークションで何と8,000ポイントを
進呈します。
大盤振る舞いの企画だなあ。

参加資格はこれまで当方からオークションで何かをご落札を頂き、かつメルマガ「南虫ニュース」を
現在購読されている方で、回答は1回限りとさせていただきます。
ちなみに現在、南虫ニュースはオークションでの新規ご落札者に新たに差し上げています^^

今回は判り難いので確実を期すため次回以降の写真を見てからにするのもあなた次第。
ただし写真の枚数を経る毎にポイント数は減ります^^
2枚目は明後日に提示、当たりが無ければ5枚目(羽脱完了)で種明かしの予定です。
さすがにそれまでに誰かが当てるでしょうけど。

我と思わん方はメルマガ末尾の当方アドレスまで奮ってご連絡を!
もちろん、早い者勝ちです^^

なお本日、三番目の島、石垣島へ入りました。
暫く寒い雨の日が続くようです。昨日までのTシャツ姿から一変、またジャンパーを引っ張り出して
着込んでいます@@

石垣ではオオヒゲブトハナムグリが出始めたようですが、20℃以下の悪天が暫く続くので
本格的な発生は晴れて気温がグンと上がってからですね。問題は発生量か・・・

タダニュースがやっと採れた(2016.3.22)

ようやくトラニュース(ホソバネカミキリ類)がネットに入りました。
あまり嬉しくない方のトラニュース=タダニュース(ヤエヤマホソバネ)♂の一頭目。
小っちゃ。

そして二頭目の♂。
これはまあまあかな。

3月も20日を過ぎてやっとタダニュースの♂が発生し始めたようです。
確かにまだ20日なので通常年でも多くを望むのはちょっと無理ではあるんだよなあ。
この感じだと良い方のトラニュース(ムモンチャイロホソバネ:ルフェッセンス)は4月に入ってからかな。

ついでに、クラルアの♂。
これが未だ十分に居るんだから。

うーむ、春物の主戦場はやはり石垣島か。

イリエイ(ノコギリヒメコバネカミキリ)が・・・(2016.3.17)

採れました^^

昨日与那国から石垣島へ、本日昼前の貨客船でレンタカーと共に西表入り。
昼からの採集でしたが、いきなり最大のターゲットをゲット@@

残念ながら触角が双方無い♀。
でもいいや。遂に得たイリエイだし^^


発生木はやはり無く、偶然枝先で出た一頭でしょうねえ。
聞くところによると、これが野外では最も早く採れた記録になるとか。ふーん。

ついでにクラルア♀もゲット。

数時間の採集で西表特産カミキリを二種ともゲット。
今日見たカミキリはこの二頭だけ。
八重山の虫の発生、遅れてます。

最大ターゲットが採れたこともあり暫くドロンパするかも。
西表でネット出来るところ無いんだもの・・・

与那国島で最初に採ったのは二種のフトカミキリ幼虫(2016.3.13)

与那国に降り立って以来、この3日間は雨で宿に閉じ込められていましたが、やっと外に
出られました。
今日は再度雨となった午後3時頃までは採集が出来ました。やっと遠征の初採集です^^

昨日までは終日雨、気温もかなり低くジャンパーに靴下のまま布団に潜り込む状態でした。
なんとストーブが入る夜もありましたからね@@
ただ与那国の蚊の猛攻は凄く、こうした夜でもしっかり出現し、刺すわ煩いわ、翌晩からは
毛布二枚を羽織る一方で蚊取り線香を焚くというトンチンカンな夜となっています。

昨晩から雨が上がり、強風の影響もあって(八重山(特に与那国)の春は風が強い日が多い)
今日は朝から辺りは乾いており、気温も20℃以上と条件は上々。
雲が厚く午後はまた雨が降り出すという予報の中、一通りポイントを回ってみました。

かって知ったるポイントの数々ですが、なにせ一つ一つをじっくり試している時間がありません。
まずは数か所をパッパッと叩いてみますが、甲虫はおろか雑虫もほぼ落ちません。
例えば林縁のこんな条件の良いソダの塊でも結果は同じ。

ふむふむ、なるほど。これは想定の範囲内です。
夜はストーブを焚くほど寒い日が未だ続いているし、特に今冬の寒波は尋常ではなかったので
虫の出が遅れているのは容易に想像がつきます(奄美名瀬では150年振りの降雪も!)。
今日の気温はそこそこなのにセンダングサに来ている蝶が少ないのもそれを裏付けています。
それに雨が続いたので僅かな虫達も地面に降りてしまっているでしょう。

よって成虫をことさらに深追いするのは止めることにしました。
もう与那国は虫がボロボロ落ちる時期じゃないとビーティングする気が起きません^^

直ぐに狙いをフトカミキリ二種に変更。
マイポイントの林へ潜り込み、各種の材に当たります。
樹幹に上って撮った与那国の岩肌から覗く海、それに続く山並み。どんよりした怪しい雲行き。

まず出てきたのがウスイロフトの幼虫。

ウスイロフト幼虫は得意中の得意なのでそこそこ追加。
続いてノブオフトの幼虫。

本種はウスイロフトと異なり、シイ立ち木の枯れていない部分に食入しているので極めて探し難く
一般に数は採れないものです。

こんな生枝の真ん中に居たら判りませんがな(実は僕には分かります^^)。

運良く蛹も出現。危なく切るところだったあ~、やば。
幼虫は何匹か切っちゃったけど(汗)。

今回はフトカミキリ幼虫である実験をするので、あと少しは採っておかなきゃな。
でも今年は転々とするので材管理が十分に出来ないジレンマも・・・

明日はまた雨なので与那国で使えるのは天気が好転すると思しき1日のみ。
何を重点的に狙うか、熟考せねばなるまひ。

展翅が上がってきた外国産蝶のコレクション^^(2016.3.8)

外注していた外国産蝶の展翅が上がってきました。
さすが、見事です^^

同じコレクションでも、甲虫が詰まった箱を見るより蝶の方がより深い幸せを感じるのは何で
なんだろう?
これにはきっと理由があると思われ。

これらはかつての会社で駐在員をしていた時に現地でコツコツと集め、やっと日の目を見た
面々です。一つ一つにこだわりがあるし、トータルでは相当の労力、そして費用が掛かっています。
何度見ても見飽きないなあ^^

これからももっとコレクションは膨張の予定です^^

奄美のチャイロヒラタカメノコハムシ(2016.3.5)

本当は春先に出現する八重山の虫について書くべき時期なのですが、たまたま連絡を取っていた
ハムシ屋さんとの話題に出たので昨年夏に奄美大島で撮った写真を載せます。

奄美での数日間はナイター道具も持参しない完全な遊び、すなわちモリヤイ(アマミホソコバネ)の
吹き上げ採集に傾注していましたが、林道脇のクチナシも一応気にしていました。
その結果見つけたのがこれ。

チャイロヒラタカメノコハムシです。

全部で数頭見つけたのですが、あろうことか全て落っことしてしまいました(泣)。
よって拡大写真は無しよ。

今夏は勿論本気で探しますよ。Notosacantha属の仲間は大好きですからね。
コレクションも充実させたいし。
今年は沖縄のキイロヒラタカメノコもたぶん採れるでしょう。
これらにクロカメノコハムシなんかを加えて並べると、スペシャルなコレクションになるなあ^^

おまけ。
奄美ではアカヒラタカメノコも見つかりましたが、石垣・西表の個体と比べると白紋がかなり
目立つようです。ホストは八重山と同様、ショウベンノキです。

これも少ないハムシですが、今年は各地でしっかり採っておくことにします^^

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