イシガキフトカミキリ | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

イシガキフトカミキリなども出現(2017.4.17)

虫は少ない石垣島ですが、季節は着々と進んでいるようです。
スウィーピングでネットに入ったイシガキフトカミキリ。

雑虫も含め、ネットに入る虫の種類は少しずつ増えてきました。
そろそろ石垣島から撤退、次の島へ移動の目前です。

白帯のアクセントがお洒落^^ イシガキフトカミキリ♀(2014.4.28)

とても美しいイシガキフトカミキリの♀が採れました。
本種の♀特有の白帯がとてもお洒落です^^

この白帯は近似種の与那国特産のノブオフトカミキリ♀にも現れますが、イシガキフトの方が
より鮮明です。
そして白帯がはっきり出るものから薄いタイプ、まったく出ないタイプまで出方は様々です。

次の個体は白帯がはっきり発現した最良の部類と言えます。

発生したばかりでキズ一つ無いのもまた嬉しいですね^^

石垣島のフトカミキリ二種(2013.6.25)

亜科名としては馴染み深いフトカミキリ類ですが、実は南西諸島にしか分布していません。
本土の人から見ると身近には居ないし、結構カッコ良いフォルム・カラーリングなので憧れのカミキリ
の一つではないでしょうか。

石垣島にはイシガキフトカミキリおよびヤエヤマフトカミキリの二種が分布しており、色も形も互いに
よく似ています。
イシガキフトはかなり少ないので(採り難いと言い換えた方が良いかも^^)普通の採集ではあまり
目にすることはできませんし、ヤエヤマフトにしてもそれほど多いカミキリではありません。

また石垣北部のヤエヤマフトは亜種化(青味が強く美しい)しており、わざわざ1時間ほど掛けて
そこまで行かないと入手出来ない(しかも行っても採れるとは限らない)こともあって特に人気があります。

前者の幼虫はシイの生木に依存する一方、後者は雑多な木々の枯れ枝をホストとしており、
基本的には棲み分けているように見えます。
ただ、同所で二種が一度に採れることがあるので、面食らってしまう初心者さんも多いのでは
ないでしょうか。

普通はどちらかと言えば多いヤエヤマフトがイシガキフトと誤同定されることが多いのですが、
その逆もあるため厄介なんですよねえ。

まず、これがイシガキフト(♂)です。
2種とも翅端はヤハズ状になっているのですが、本種のトゲの部分は短く、翅端全体としては丸味を
帯びています。

こちらの写真もこの特徴を良く捕らえているのでご参考に。
イシガキフトカミキリの交尾

次いでヤエヤマフトの♀です。
トゲは長くやや並行気味に伸び、トゲの間はやや開いています。
イシガキフトに比べて、トゲがより鋭く尖っている感じが分かるでしょうか。
内側のトゲも目立ちますね。


また、ヤエヤマフトは体高が低く、イシガキフトに比べるとやや平べったい感じがあります。

♂の触角がいずれも黒色(イシガキフトは少し茶色っぽい)であるのに対し、♀は両種共白と黒の
ダンダラとなるなどの性差はあるものの、基本的に見分けるポイントは♀も同様です。

あなたもこの機会に所持されているこの仲間の標本を整理し直してみたらいかがでしょう。
意外と、「あーあ、ヤエヤマフトの方かあ」と思っていたものがイシガキフトに化けるかも^^

 

イシガキフトカミキリの交尾(2013.6.9)

シイ生木をホストとするイシガキフトカミキリは結構採るのに苦労する種類です。
先般、そんな本種の交尾場面に出くわしました。

特に今年は珍種なので貴重なシーンでした^^

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