宮古島の昆虫には多くの特産種や特産亜種がおり、大変魅力溢れる離島です。
カミキリにもミヤコルリボシおよびミヤコリンゴといった特産種、そして多くの亜種が分布しており、
ミヤコキボシ(キボシカミキリ宮古島亜種)もその一つです。
そしてこれがとても変わっており、八重山産といわゆるオキナワキボシのちょうど中間のような
様相をしていてとても面白いのです。
宮古島はさすがに訪れる機会が少ないため、これらの種類を少しでも採りこぼさないように
1分1秒を惜しんで島内を掛け巡ることになります^^
実はミヤコキボシは探してもなかなか見つからず大変焦ったのですが、最終日に畑脇に
刈ってあったクワ科木本に夥しい食痕が入っているのを見つけて事無きを得ました^^
材部に居た幼虫です。


次は蛹です。幼虫と同様、基本的には本土産と変わりませんね。


新成虫もちゃんと出てきました^^

※現在管理人「自由人」は屋久島・大隅半島遠征中です^^ 本記事は事前投稿です。
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カテゴリ : カミキリ
昨日、一昨日と隣県の鹿児島に今の時期だけに現れる可憐なタマムシとシブいカミキリを
採りに行ってきました。
今日はまずモンキタマムシのお話です。
一昨年に行った鹿児島のモンキタマ採集は、季節外れの大寒波の襲来で大失敗でした。
そこで、今回は天気と気温、季節の進み具合を十分に吟味して実行したところ、
思った程は居ませんでしたが、そこそこの個体数は確認することができました^^
屋久島との関連性で注目が集まる大隅半島に対し、薩摩半島は迷蝶などを除くと
あまり虫屋の話題に上ることがありません。
ところがどうして、特に「南薩」は「外来種」の甲虫の吹き溜まりとしてとても
面白い所なんですよ。
有名どころだけでもオオムラサキ、ケブカトラ、チャゴマフ、キンケビロウド、オキナワキボシ
といったカミキリ、そしてモンキタマムシなど魅力的な種類が居て、甲虫屋なら一度は採集してみたい
場所ではないでしょうか(記録地・発生地はごく限られています)。
モンキタマムシは春季のみ人家の周りに植栽されたウメの若葉に現れます。
ですからちょっと網を出し難いんですね。今の時期は丁度梅の実もなっているし。
前回は最高気温が18℃というとんでもない悪条件で苦労しましたが、
今回は朝から気温が上がり午前9時頃にはポツポツと姿を現し始めました。

エリトラ後部のイエローが何とも言えず鮮やかです。
他のタマムシのように俊敏ではないので、十分撮影を堪能できました。
こんなところも純国産ではない雰囲気を醸しています^^
頭部が真黒なのが♂で、脳天に丸い黄紋があるのが♀です。


この日は最高気温が24℃まで上がり、陽光を好むタマムシの採集には絶好の日和でした。
なお、よく晴れて気温も高ければ午前中に盛んに活動しますが、午後になると葉影に隠れるので
見つけ難くなります。
本種の産地としては長崎が有名でしたが、地元の友人から数年前に聞いたところでは
数はかなり少なくなったとのこと。
南薩ではいつまでも目を楽しませてもらいたいものです^^
そしてサツマスギノアカネトラを採るために鹿児島市まで一気に北上しました。
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カテゴリ : タマムシ