自由人 | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

やっと本年の虫事始動開始^^(2017.3.4)

オークション関連作業もほぼ終わり、税金関係も終了、やっとオシゴト関連から解放されました。
いよいよ虫事(ムシゴト)の本格始動かあ。これで半年はたんまり虫採りして遊べるぞー^^

そして間近に迫ってきたのが長期遠征への出立。
今日までに航空機で移動する分のチケットを全て購入しました。
もちろん旅割75で^^

旅割75は二カ月半も前からチケットを抑えられる、最安に料金設定されているもの。
フツーに仕事している人にはまず使えない禁断のチケットです。
定年組は別として、虫屋で使いこなしているのは僕くらいのもんかな^^
最安なので変更不可だけど、時間だけはタップリあるので変更する必要も、ナイのだ。

大まかに5月までは飛行機で各地を移動、一旦地元へ戻りシーズン後半は愛車をフェリーで運んで
走り回るという昨年確立した方法を今年も踏襲するというわけです。
実際にやってみて、結構機動性が良かったからね^^

ただ昨年と比較して西表島には一度しか行かないなど、比較的ゆったりとした旅程を組みました。
昨年はちょこまか動き過ぎたキライがありましたし、なにしろ疲れた(50過ぎのジジイですし^^)。
今シーズンは腰を落ち着けて楽しもうと思います。

オークション終了、最後のヤマ。そして山場は続く・・・(2017.2.28)

一昨日の晩、今季最後のオークションが終了しました。
これまで当方の出品標本を御落札頂いた方々に心から感謝を申し上げます。

そして・・・
その晩の落札終了直後から始まったのが怒涛のメール攻撃(オークションで言う「取引ナビ」のこと)。
なにしろ、当日の落札者数はこれまでで最高の61名!
次々にメールを頂くので、その返信作業に深夜3時過ぎまで掛かりました。

大変なのが翌日(昨日です)。それこそ朝から晩まで梱包作業が続きました。
また取り置き分が40名ほどあるのでそれらの精算処理も加わりチョー大変@@
人数、アイテム数、取引数がハンパではない中で決して間違うことの出来ない緊張した作業が続きます。

落札日毎に毎回作成する取りまとめ表も初めての5枚体制に@@
うわー

昨日かなりの分の発送を済ませましたが、てんてこ舞いで写真を撮る余裕など全く無し。
一段落した本日分でもこの程度。

郵便局で発送を済ましたら今日はジムに行けるかなあ。
なにしろこの一両日細かな計算と緊張した梱包作業に明け暮れたので頭の中がパンパン。
ちょっと息抜きが必要です。

さらに。
間髪を入れず明日か明後日には税務署にも行っとかなきゃいけません。
なんでも自らやんなきゃならない零細の身、山場は続きますなあ。
今はe-TAXがあるので自宅でもパソコン作業で納税が出来るのですが、年に一度は気分転換にも
なるので税務署に行くのが恒例となっています。

地元で納税するのもとりあえずは最後かなあ(意味深。メルマガに書くかも)。

最後のオークション出品の・・・(2017.2.17)

現在、最後のオークション出品の準備に没頭中で、当ブログその他に全く時間が裂けない状態です。
オークションは秋~冬の一時期しかやっていませんが現在の唯一の収入手段ですからね。
やらざるを得ません^^

今も最後の出品に向けて展足中。

もうちょっとしたら気分転換も兼ねてスポーツ・ジムに行ってきます。
戻って夕飯を済ませたら、また終わりなき展足作業が続きます。
それと並行して外国産蝶や甲虫の選定も行っていくことになります。
いよいよ最後の出品ですからね。いつも以上の出品数になりますので、オークション・ファンの方は
お見逃しなく。そしてお楽しみに^^
(現在出品中の落札日:19日、最後の出品(来週)の締め切り:26日)

で、この1週間がヤマなんだが。
その後には税務署が待っている、か・・・

ブログ更新が通常ペースに戻るのはその後になりそうですねえ。
はあ~

キボシフナガタタマムシの一つのホスト(2017.2.5)

図鑑などの図版プレートで大抵はタマムシ部門の1番目か2番目に図示される(分類体系上)ことや、
日本離れした体形や紋様、そして生態などで一風変わった種類として知られるのがわが国では
八重山特産のキボシフナガタタマムシ。

僕はこれまで石垣島を皮切りに波照間島、そして西表島でお目に掛かっています。
ほぼ初夏以降の虫なので、GW頃だとよほど運が良くないと行き会わないのですが、5月下旬以降だと
生息地ではかなりまとまって見ることが出来るタマムシです。

こんな奴ですね(かつてのオークション出品写真を援用^^)。
うーん、展足もバッチリ(自画自賛の多いブログ注意)


成虫はハマゴウの葉や花に集まりそれらを後食するのですが、幼虫のホストとしては文献を調べても
ほぼ知られていないようです。
昨年5月の西表島で名前の分かる樹木の伐採枝に産卵している本種を確認しているのでご紹介します。

ポイントを探しながらドライブしていると、農地の脇の広場にガジュマルの幹や枝が刈り棄てられている
一画がありました。農村地域ではよく見られる光景です。
海岸線のこうしたカンカン照りの広場にあるソダなどには、雑虫も含めカミキリですらほぼ何も居ない
というのがセオリー。八重山では5月も中旬を回ると特にこうした場所では虫枯れが始まり、その状況にも
拍車が掛かってきます。
この時も「やっぱり何も居ないな」と車に戻ろうとすると、枝の側面で何かがツツツ・・・と動くのが
見えました。

その独特の動き方から、タマムシだなと思いながら近付くと材上ではほぼ見ることの無いキボシフナガタ
タマムシです。

♀のようなので少し観察していると、産卵管を樹肌に突き当てながら気に入った場所を探しています。
そして程なく樹皮のささくれ部分に産卵行動を始めました。
「ホストの一つ、発見^^」

虫枯れの時期に海岸線での調査を細かくやる人もまず居ないので、こうした虫の生態解明にも
時間が掛るものです。
沖縄や八重山定住時にはそうした観点からも周年の調査は欠かせないだろうなあと思った次第。
発表されていない各種の虫の生態をいろいろと知れて楽しそうでもあります^^

なお石垣島でも虫枯れの海岸線の伐採地にて産卵行動中の本種を見ていますが、樹種は不明でした。
(参考)石垣島で確認したキボシフナガタタマムシの産卵行動

本種に関しては波打ち際の砂浜にヒョロッと生えたハマゴウの柔らかい花弁を後食に集まる場面や、
ハナムグリのようにエリトラを閉じたまま下翅だけを出してハマゴウの周りを滑空する様子を
動画に撮ったりもしているので、機会があればいずれ紹介したいと思います。

1月29日(日)、大阪本町の昆虫フェア(2017.1.30)

昨日大阪の本町小原流ホールで行われた昆虫フェアに参加してきました。
何時もながらの長距離バスによる往復夜行日帰りでしたが、歳のせいか今回はやや疲れ気味と
なっての帰宅となりました。

下の写真は人出が最も多かったと思しき午前11時前の会場の様子。
カウントしてみると出品者も入れて大体100人弱といったところでしょうか。
(カメラの後ろにも2~30人は居る)

大阪ではこうしたフェアが12月に2回、そして3月春分の日に地域最大のコレクションフェアが
開催されます。この時期はその狭間で影が薄いため、正直に言えば今回のフェアは避けた方が良いと
思料されます。
ただねえ、いつも3月半ばから長期遠征に出立する僕はこのタイミングでしか大阪へは行けないのです。
仕方なかんべ。

写真では結構な人数のようにも見えますが、1会場だけですし人出が多かったのもこの一瞬だけ。
フェアは午後4時まで続きますが午後1時には人は掃けてしまい実質的に早々と終了といった感じに。

肝心の成果はと言えば、出だしはかなり悪く設定した最低ラインには届かないのではないかと
かなり焦りましたが、最後の追い込みでなんとか達成することが出来て胸を撫で下ろしたところでした。
やばあ~

でも、1年ぶりに関西方面の旧知の虫屋さん達と再会、情報交換等出来たり、また知人の標本商さんと
自分のコレクションの相談が出来たりと有意義でありました。
さらにフェア終了後、標本交換させて頂いている方のご自宅の近くで食事した後、夜行バスの始発の
「なんば」まで全く初めての電車を二回乗り継いで戻ったり面白い体験も出来ました。

大阪でのフェアは単身でやっているのでいつも暇が無く他のブースを見回ることが出来ないのですが、
今回は後ろのブースから未入手の京都産クロヒカゲモドキ・ペアを購入出来てニンマリ。
僕はクロヒモ・コレクターでもあるのです^^

来年からは3月の春分の日のコレクションフェアに参加できるようになるので、より多くの方々と
お会い出来ると思います(残念ですが1月下旬~2月上旬のこの回のフェアには来れなくなります)。
関西の虫屋の皆様、また来年のフェアでお会いしましょう^^

大阪の昆虫フェアへ出発。関係ないけど、沖縄北部名物ニューハーフ^^(2017.1.28)

大阪本町小原流ホールで明日29日(日)開催される昆虫フェアへ参加するため、これから夜行バスで
出発します。

夜行バスは寝ている時間を無駄なく使えるし、航空便と違って街の中、しかも開催地の近くに着くので
とても気に入っています。バス乗り場にマイカーも無料で置いておけるしね。
しかも、バスの到着する「なんば」から開催地の「本町」まで僅か二駅。
もうね、Door to Door のようなもの。楽過ぎて笑っちゃいます^^

なお、むしオークションの業務連絡ですが、29日夜の落札分に係る取引ナビについて、早急に頂いた
ものについては帰宅する30日(月)の昼頃には返信しますので宜しくお願いします。

これで終わるのもナンなので、それこそ「ナンだこれは」シリーズを一つ。
昨年4月、沖縄本島の名護市からやんばる方面へ北上していた際に公道沿いで見つけたものです。
シャッターチャンスを絶対に逃さない僕は、運転中の窓越しにすかさずカメラを向けました。

ん? ニューハーフとな?
何だそれ。
アレかな・・・ ピンク色だし。

実はこのニューハーフ、未だ正体が分かりません。
その頃の沖縄北部にはオキネキ目的の虫屋が何十人も集結しており、聞いてみるとこのニューハーフに
気付いた人が何人も居て皆さん興味津々でした。
でも、誰も正体を知らないと。「名物」なのに^^

まあ今年も沖縄北部には行かざるを得ないので、とりあえず確認してこようと思います。
その「体験記」はいずれまた^^

では、1年ぶりの大阪に行ってきます。
関西の虫屋の皆さんと再会出来るのも楽しみです。
フェアの様子は帰宅後に簡単に報告の予定です。

八重山の美麗蛾、アカマダラヨトウ(2017.1.26)

展翅したいなあ、と思っていても時間・余裕の無い現況においては諦めざるを得ない蝶や蛾がかなり
存在します。
その一つが本日の話題、蛾の美麗種の一つのアカマダラヨトウです。

本種はハマユウ(ハマオモト)の葉や茎を食しますが、ハマユウを食べる蛾としては本土域にも多い
ハマオモトヨトウの方が著名で、本種は分布域が限られていることもあり一般的ではありません。
ただ、気象状況等の要因でたまには北上するようで、星のように存在する(^^)虫屋さんブログに
時々は登場するようです。

昨年西表島のポイントを歩いていると、林縁にポツンと立つハマユウを発見しました。
近付いた際に一べつすると若葉と茎の部分がグシャッと何者かに食われています。
「ああ、あれか・・・」
犯人は分かっています。いつかは一杯飼育して、一杯展翅してやろうと目論むアカマダラヨトウです。

ふと気付くと、葉っぱの先に羽化したばかりと思しき成虫が留まっているではないですか。
やはりキレイだなあ。


この時もグッとこらえて採集はしませんでした。
蛾の採集用具はもちろん展翅用具も持ってきていないし、その時間もありませんから。
「八重山在住時には見てろよ、ヒドイからな・・・」
一体何に対して恨み言を言っているのか分かりませんが、とりあえずは涙を呑んで諦めた次第。

なお本種の幼虫は複数頭が見られることが多いのですが、この株では1頭しか確認できませんでした。

一方、かつて波照間島で見たハマユウはと言うと・・・
やはり、飼育するならこんな株を見つけなきゃいけません。

こうした美麗蛾や蝶の飼育。そして「生」展翅。
早ければ来年からは出来るかなあ。

西表島のマリュウドの滝、カンピラの滝(2017.1.22)

西表島のカンピラの滝と言えば、虫屋にとってはある意味「聖地」的な響きがありますね。
ベニボシカミキリやノコギリヒメコバネカミキリ、そしてヤエヤマコクワガタと言ったかつては
「幻」だった虫の生息地として、一度は訪れてみたい所であろうと思います。

それらの虫達も今では他の安易な産地が見つかったり、それほど少なくもないことが判ったりしていて、
今ではかつてほど虫屋さんも訪れることが無くなっているような感じがします。
ジャングル入り口まで浦内川を遡上する必要があるため、河口の船着き場から遊覧船で往復2千円近く
かかる点もそれに拍車をかけていることでしょう(正直これはとても痛い!)。

とは言え、現在の西表島の内部において手付かずの鬱蒼としたジャングルを安全に体験するには
ここが最も適しているし、原生林性の虫を探すにも格好の場所となっています。
レンタカーで回れる安易なポイントばかりではなく、時間に余裕があれば是非訪れてみられることを
お勧めしたいですね。

観覧船から見る景色などは写真や動画に結構収めているのですがそれらは後日に譲るとして、
今回は二つの著名な滝の雄大な姿をお目に掛けましょう。

文字通りジャングルの道を40分ほど歩くと、まず眼下に現れるのはマリュウドの滝。

近くまで下りていく小道は有るのですが、残念ながら現在は危険回避の理由からこの滝には
近付けないことになっています。
しかし展望台から仰ぎ見るだけでも壮観な姿ですね。

そしてさらに10分ほど歩いて視界がポッカリ開くと・・・

カンピラの滝が現れます^^

写真のようにカンピラは落差の殆ど無い、かつ開けた壮大な滝です。
海抜もほぼ「0」メートルですから、ここまで来るのに1時間近く歩くものの平坦な道なので
全く疲れることもありません。遊覧船からの景色も抜群で、家族向きの場所でもあると思います。

ちょっと費用は掛かりますが、イメージよりかなり楽なポイントなので是非一度は訪れてみては
どうでしょう。

ただ、ジャングル内部での虫探しは厳しいですけどね^^

西表島のブラウンなヤエヤマフトカミキリ(2017.1.20)

3月からの長期遠征のシミュレーション・シリーズ。
今日は西表島のヤエヤマフトカミキリをちょっと考えてみます。

ヤエヤマフトカミキリと言えば、八重山で最も安易な石垣島で初夏から適当に採集していれば
大体引っ掛かってくるので一般的にはあまり気にされない部類にカテゴライズされていると思います。
それに体色が暗いグレーで面白く無く、カミキリ屋受けするフォルムの割にはパッとしない感じも。

ただ石垣島の北部にはかつて亜種とされていた体色がややライトブルーの美しい一群がおり、
あまり数も採れないことからそれなりの評価が与えられているようです。
僕もこっちばかり狙ってきましたが、この一群がどの程度まで南部で採れるかというのが
個人的な次の研究材料です。

そして昨年から採り始めた西表島のヤエヤマフト。これがまた変わっていて面白いですねえ。
ピカピカの♀です^^

一見して石垣島産とは異なるブラウン色を呈しているのが分かりますね。
石垣産を見慣れていると(大体の人はそうなので^^)かなりの違和感があります。
ベニボシカミキリ狙いで初夏に西表島に入るカミキリ屋さんも結構居ますが、なかなかこっちまでは
手が回らず採りこぼしている人も多いようです。

うーん、良いなあ。
ブラウンのヤエヤマフトカミキリ^^

フトカミキリ類はスレ易く、そうなると見る影も無いので集中して発生初期に狙う必要があり、
ポイントの少ない西表島では数を採るのは結構大変。
去年採ったものはほとんど残っていないので(何故だ?)、箱に並べられる程度は再捕獲して
おかなきゃな、と計画しているところです。

宮古島で採れた記録は遇産としても、波照間島産は採りこぼしておりとても残念。
西表産とはまた違った変異を持っているかもしれず、これは数年後の八重山・沖縄定住時に
じっくり狙うことになりそうです。

寒空を見上げながら気合を入れる?(2017.1.14)

本日は今季最も強い寒波の影響で西日本の日本海側などで大雪が続いており、東日本から西日本の
太平洋側の平地でも一部で雪が降っているようです。
地元九州中部の熊本平野でも夜半までの予報では雪マークが付いていましたが、幸いにも雪の予報は
外れました^^

九州は大雪が降ることは無いのでその点は非常に助かりますが、やはり今の厳冬期はどんよりとした
雲りがちの日々が続く傾向は同様です。
昨年の長期遠征の写真を見ていて何か似ているなあと思ったのでアップしてみます。




これらは、寒さとは全く関係の無い、5月の西表島のジャングルにかかる空模様です^^
5月の八重山ですから、ちょうど梅雨期に入ったところですね。

寒空の下で寒風が吹きすさぶ今もそうですが、梅雨期のこんな天気の下でもなかなか採集に出ようと
する気が起こらないものです。必ず何度かスコールが来て、ビショビショの中で虫を探すことに
なりますから。
まあ、そうした怠け心が近年の貧果の一因となってはいるのですが・・・

とりあえず今季が南西諸島への長期遠征の最後なので、今年こそは悔いの残らない採集シーズンに
しなくては、と写真を見ながら気合を入れつつあるところです。

ただ寒空の下での採集については、なかなか気合が入らないですねえ・・・

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