いきなりですが、本日から長期遠征に出立します。
いよいよこの時が来たなあ~
昨晩に配信したメルマガ:南虫ニュース43号にも詳しく書いた通り、まず訪れるのはわが国
最西端の与那国島。
いきなり天気悪そうだけど・・・
まあ、別にいいや。
先は長いしね^^
例によってノートパソコンは持参するので折に触れて現地の様子は報告しますが、今回は
一か所に留まらず転々とするため各々のネット環境次第となります。
では、皆さんごきげんよう。
近いうちにまたお会いしましょう^^
カテゴリ : その他
外注していた外国産蝶の展翅が上がってきました。
さすが、見事です^^

同じコレクションでも、甲虫が詰まった箱を見るより蝶の方がより深い幸せを感じるのは何で
なんだろう?
これにはきっと理由があると思われ。
これらはかつての会社で駐在員をしていた時に現地でコツコツと集め、やっと日の目を見た
面々です。一つ一つにこだわりがあるし、トータルでは相当の労力、そして費用が掛かっています。
何度見ても見飽きないなあ^^
これからももっとコレクションは膨張の予定です^^
カテゴリ : 蝶
本当は春先に出現する八重山の虫について書くべき時期なのですが、たまたま連絡を取っていた
ハムシ屋さんとの話題に出たので昨年夏に奄美大島で撮った写真を載せます。
奄美での数日間はナイター道具も持参しない完全な遊び、すなわちモリヤイ(アマミホソコバネ)の
吹き上げ採集に傾注していましたが、林道脇のクチナシも一応気にしていました。
その結果見つけたのがこれ。
チャイロヒラタカメノコハムシです。

全部で数頭見つけたのですが、あろうことか全て落っことしてしまいました(泣)。
よって拡大写真は無しよ。
今夏は勿論本気で探しますよ。Notosacantha属の仲間は大好きですからね。
コレクションも充実させたいし。
今年は沖縄のキイロヒラタカメノコもたぶん採れるでしょう。
これらにクロカメノコハムシなんかを加えて並べると、スペシャルなコレクションになるなあ^^
おまけ。
奄美ではアカヒラタカメノコも見つかりましたが、石垣・西表の個体と比べると白紋がかなり
目立つようです。ホストは八重山と同様、ショウベンノキです。

これも少ないハムシですが、今年は各地でしっかり採っておくことにします^^
カテゴリ : 甲虫(その他)
日曜深夜から3日間、オークション出品終了に掛かる関連作業に日夜追われていましたが、
昨日までの段階でやっと解放されました。
オークション最終週の御落札者が58人、これと被らない取り置き分が30名分程あったので、
この3日で100個近いパーセルを郵送した格好。残るは5人分の発送のみですが、これも
今日中にカタが付く予定でいよいよ完全復活です^^
気付けば遠征までもう1週間を切っています。後回しになっていた納税、遠征荷物準備・発送、
通院、数人との面会、防虫剤投入、南虫クラブ関係等、1時間刻みのスケジュールとなりそうで
ホントにてんてこまい@@
メルマガを書いている暇は無いかもなあ・・・
そうした中、ずっと忘れていた(^^)幾つかの生き虫達を確認してみました。
まずは九州・四国の高山限定種ツノクロツヤムシ。

小屋から引っ張り出してみると加害材がもう殆ど粉砕されオガコ状態となっていました。
密度高過ぎだったもんなあ。
次に、勝手に累代していると思しきイリオモテコブスジおよびヒメコブスジの二種のツノゴミダマ。
西表産と九州高山産と、決して会いまみえるハズの無い同居状態ですが、後者はともかく
前者もある程度の耐寒性があるということですね。面白いなあ。

そしてトチ狂って冬に蛹化していたキュウシュウツヤハダクワガタ。
先日ちゃんと羽化しました^^

まあこれは室内に置いていましたからね。体内時計が狂っての変態でしょうが無事に成虫と
なってくれました。諦め蛹化だったから小さいけどね^^
あ、キュウシュウオニクワガタの幼虫もどこかにあったよな。ベニハンノキカミキリの材も少し。
さて、このヒト達の処遇はと・・・
カテゴリ : その他, 甲虫(その他)
先週日曜が最終日だった最後のオークション。
お陰様で、週単位ではこれまでで最大の落札者数(58人)、最高の売上(^^)となりました。
これまでお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
盛況とは裏腹に大変なのが事後処理。
最終日当日などは取引ナビへの返信が一通り終了したのは午前4時を回ってからでした。
久し振りに徹夜しましたわ、ワシ。
取り置き分を含めるとこの数日で80人近くとの連絡をこなす必要があります。
東京で企業戦士をやっていた頃は徹夜はしょっちゅうでしたが、久し振りだと応えますねえ。
そして本当に大変なのが発送作業。
一つ一つの標本を確認しながら、取り置き分も含め計算も間違えないように神経を張り詰めた
作業が続きます。
次々にご入金を頂くので(本当にありがとうございます^^)、昨日、今日と休む暇無く
せっせと作業をこなしました。
今から寝るまで10人分位の梱包をしますが、ようやく一息付けるようにはなったかな。ふう~。

上の表は独自制作の管理表ですが、僕の場合は扱い品目も点数も多いのでシステマティックに
やる必要があるのです。
下の4枚が最終回の分、上の束が昨年9月からのトータル分です。
今季も頑張ったなあ~
ここ数年、毎週の出品で点数を変えたり分野を変えたりいろいろとテストをしてきました。
単純に利益を上げたいのなら普通種から珍品、出来るだけ多分野を一度に出品すれば良いのですが
今回みたいになります^^
毎週だと死んじゃいますね。
そのうちメルマガででも詳しく触れますが、今シーズン開けのオークションはもっとラクにやります^^
カテゴリ : その他, クワガタ
何かチマタで変なカミキリの呼称が流行っているようなのでネタにしてみました。
シロ「ナンキ」セダカコブとやら。高知県の今っぽい産地のもの。(左♂・右♀、以下同)

クロ「ナンキ」セダカコブとやら。徳島県の鰻っぽい産地のもの。

これはイカンでしょーお。
手元の幾つかの標本のうちトゲが長いものを選んでもこの程度だし、羽端部分を含むトゲの
張り出し具合もナンキとは全く違う。エリトラ形状なんて決定的に違う。合ってるのは色だけ^^
こっちが真正ナンキコブヤハズ。和歌山県の有名産地のもの。
ぜーんぜん違うでしょ^^

現行分類では、ナンキセダカコブ、すなわちナンキと名乗れるのはあくまでも紀伊半島南部に
分布する個体群のみ。だって南紀だもの^^
これはねえ、オークション(つまり金め)に関わっているので筋悪だなあと思う次第。
一部で云々という程度なら良かったものの、ある月刊誌上でそれなりの識者がためらいも無く、
何の説明も無くその呼称を使っているのは問題じゃないの?
ここでは詳しく触れませんが、またメルマガの良いネタが出来ましたわ^^
カテゴリ : カミキリ
西表島の原生林では実に色々な生物に出くわしますね。
去年の5月に見たのが伝説の?オオウナギ。
あるポイントではジャングルの奥へ入って行くのに川を何本も横切らなければなりませんが、
その時の話です。
川と言っても幅が広くて5~6メートルの小さなもので、川底に大きな石がゴロゴロしている、
本土で言えばやや流れが緩やかな渓流を思い浮かべてもらえば良いでしょう。
その浅い部分や大きな石を土台にして長靴に水が入らないように横切って行くわけですが、
雨後の水深が増している場合は術無くアウトとなります。
その日は水カサも普通でいつものように苔で滑らないように注意深く大きな石の上を歩いていた
のですが、なにやら足元近くの石の上で大きなモノが「うねって」いるではありませんか!
よく見ると、直径10センチもあろうかという茶色のオオウナギが下流に向かって水深の浅い
部分の岩を乗り越えながら移動している最中だったのです。
一番高い岩の上を乗り越える際は体の大部分が水面から出るような状態でした。
そのあまりにもおぞましい雰囲気に「うわあ~」と声を上げてしまったのですが、そこはホレ、
自称「ホンモノノ生態写真屋^^」ですから、本能的に腰のデジカメをまさぐったのですが
慌てたこともありフォーカスした時にはエモノは眼下の淵に沈んで行った直後でした。
その時、岩下に潜って行く陰影をなんとか捉えたのが下の写真。
大きな岩の上から下に向けて撮っているので全体的に小さく見えますが、浅く見えても水深は
長靴以上の深さがあります。

写真上部に水上に突き出た岩(目測で長辺2メートル位)がありますが、その手前の石の左側に
くっ付くように「く」の字型に黒く見えるのがそれです。
流れる水面のゆがみもあるし、オオウナギには見えない・・・だろうなあ。
あと数秒早く発見していれば面白い写真が撮れたのになあ・・・ 残念!!
西表の原生林内では石垣ではあまり見なくなったサキシマハブが普通だし、イノシシも多いし、
立ち木に絡みつく2メートル50のサキシマスジオ、そして遂にオオウナギも見れたと。
いよいよ残るはヤマネコだな^^
カテゴリ : その他
来月に迫った今季の長期遠征で真っ先に合いまみえるのが普通種カミキリの面々です。
春先だと雑多なビーティングで落ちてくるのはほぼこんなところ。
個体数も未だ十分には出ていない頃ですから、殆どは野外に出たばかりの新鮮個体。
今日は出たばかりの毛並みの揃った普通種達を大写し写真で来ていただきましょう。
たぶん、見向きもしなかったこれらの印象が変わりますよ^^
全て昨シーズンの初っ端に石垣島で撮ったものです。写真をクリックして拡大し、それぞれの
毛並みの良さを見てやってください。
イシガキウスアヤカミキリ

アヤモンチビ

アトモンチビ

タイワンチビ

ハヤシサビ

サキシマヒメ

イツホシシロ

タテスジドウボソ

全てが一点のキズも無くピカピカ。毛並みもフサフサですねえ^^
考えてみると、あと一カ月もしないうちにこれらと再会出来るんだよなあ。楽しみだなあ。
ビーティングではこれらに加えサビカミキリの仲間なども落ちてきますが、正直3月も下旬頃に
ならないとこれら普通種でも個体数は揃ってこないんですよ。
八重山からはだんだんと手を引いていくので、付属島も含めこれら普通種の標本もそろそろ
真面目に採っとくかな^^
カテゴリ : カミキリ
昨秋に飼育した地元の阿蘇産シルビアシジミの大きさをお目に掛けます。
ジャジャーン!

左の小さい群がその時に野外で採集したもの(すなわち親世代:最終化)で、右半分の大きい群が
飼育品です(裏展翅含む)。
飼育品の巨大さが一目瞭然ですね^^
まるで別のチョウチョになっちゃってます。もはやシルビアの域を超えちゃってますね。
なにしろシルビアってのは小さい蝶の代表の一つとして認識されていますから。
巨大化した理由は、代用食、いわゆるスナップエンドウ(エンドウ豆)効果。
これにより一気に初齢幼虫を蛹までもっていったのは初めてのことでしたが、手抜きのため
死亡率が高かった以外は成長スピードも速く実にあっけないものでした。
かつてのプランター植えのミヤコグサにたからせての半自然飼育と比べるとハンドリングも
含め極めて楽チン。来年も大いに楽しみましょうか^^
一点の計算違いは見ての通りいわゆる「夏型」として羽化したこと。
10月初旬に採集した母蝶からの累代なので無意識に低温期型になると思い込んでいた
のですが、暖かい窓辺で、しかも長日条件下での飼育だったためこのような「ねじれ」現象が
起こったわけです。
面白いですよね、左のほぼ低温期型になりかけている小さい親の世代の子が、右の夏型模様の
ドデカイ夏型になったのですから^^
今秋は綺麗で大きな低温期型を作るべく、少し試行錯誤してみましょう。
(参考メモ)
当ブログ内では「スナックエンドウ」と表記していましたが、正式には「スナップエンドウ」が
正しいので今後は後者の名を使います。ただし「スナック」として以前から流通している
ケースも多く、前者でも間違いではないとされます。
カテゴリ : 飼育室から
ここのところ、一気に暖かくなってきましたね。
いつもジムで大汗をかいた後にTシャツ姿で外気に当たり、体をクールダウンするのですが、
昨日などは日差しも強く、ポカポカした陽気の中で全く汗が引かず驚きました。
今日、明日にも春一番が吹くという予報だし、虫屋としてはテンションが高まるばかり^^
もちろんこのまま一様に春めくのではなく、気温も一進一退を何度か繰り返すのでしょう。
でも確実にシーズン・インへの秒読みは始まっています^^
さて、いよいよ来月に迫った今年の長期遠征。
今回からは石垣島滞在の割合を減らし、他島での採集活動を増やしていこうと考えています。
そして今年の目標の一つが西表島でサキシマコブヒゲカミキリを見つけること。
石垣島ではオモト岳の採集規制で採れなくなってしまいましたからね。
かつてオモトの原生林内で見つけた、立ち枯れに留まっていたペア。
いかにもロドピナ属、といった感じで気に入っている写真です。

長い触角を前方に突き出す独特の格好が面白いでしょ^^
ロドピナ属はルッキングでは見つけ難いカミキリの代表ですが、採り方に慣れてくるとツウ好みの
病みつきになるグループです。
不覚にも石垣で採った個体らはかなり放出してしまったので、それなら西表で探してみようと
思っているところ。
ただ、どんな虫でもそうですが西表のジャングルでは何故か個体数が少ないんですよねえ。
西表で狙いたい山地型の種類はほかにムネモンウスアオとか、リュウキュウチビ、ヤエヤマドイ等
多岐に渡るのですがいずれも苦戦するだろうなあ。
とりあえずは出現期の早い本種で景気を付ける、と。
こうした姿を西表でも拝みたいものです。

カテゴリ : カミキリ