自由人 | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

シルビアシジミの人工採卵終了。既に孵化も(2015.10.20)

暫く前から取り組んでいた阿蘇高原のシルビアシジミの人工採卵が終了しました。
何かと忙しく殆ど時間を掛けられなかったのでバカスカ産ませることは出来なかったのですが、
当初予定には無く思い付きで始めたのでこんなもので上等でしょう。
逆にバカスカ産まれたら2009年秋~冬のルリウラナミシジミの悪夢再来になってしまったでしょうし。

(参考)
ルリウラナミシジミ飼育の悪夢、そしてそれを乗り切った後の極上コレクション^^

あの時は初春からの長期遠征を始めていなかったので秋以降のエネルギーを集中して注げましたが、
来春早々にはまた遠征が始まるのでその頃まで掛かるシルビアシジミの羽化取り込みおよび展翅
まで絶対に手が回らないことは明白。
今回はこの程度の採卵数で丁度良かったと思います^^

産卵中に日光浴する母蝶。
頑張って産んでくれて有難うね。

現在のメインの産卵装置内。
植え込んだ食草ミヤコグサが孵化した若齢幼虫にチョボチョボ齧られています。

それらの拡大写真。葉肉を舐め摂るように齧るのが特徴です。


各所に息づく1齢幼虫達。


そろそろ回収作業に入るとしますか。
経過の様子はまた報告しますね^^

秋晴れが・・・続き過ぎ@@ 久し振りの九州脊梁山地(2015.10.18)

10月に入り、僕の現在の主要活動エリアである九州中部域はずっと秋晴れが続いています。
今後一週間の天気予報を見ても雨マークは全く無し。
低下してきた気温も一時上がっているので終盤の糞虫採集には良い感じなのですが・・・
ホント、10月に入ってからはずっとこう。

こうした中、たまには九州脊梁山地の高標高地域へも行かなきゃなあということで、先日行ってみました。
ただねえ、当然ポイントの林内はカラカラ。
これじゃ、セダカコブ叩きも出来るには出来るけど戦果はあまり期待出来ません。
冒頭の通りお湿りが全く無いので、セダカコブは地面付近で活動していてビーティングネットが
使える高さにはほぼ上がって来ていないのです。

1時間ほど叩きまわってやっと落ちたソボセダカコブ(クロコブ)♂。


いやあ思ったより酷いですねえ。
ツチイロフトヒゲすら全く落ちてきません。
この周辺はいわゆる僕の庭であり実績の在る場所です。去年は数時間でクロセダカが10頭近くは
落ちてきたのですが・・・ まあ、雨の翌日だったということはあるのでしょう。
ただ今年は一連の虫の少なさに呼応しているようにも思います。コブも例外とはいかないでしょうし。

セダカコブはもう飼育した方が手っ取り早いかもしれませんね。
越冬明けの方が採り易いので、種親から人工採卵で次世代をたくさん作出すると。
こうした飼育は僕の最も得意とするところなんですが、今は時間が無いのでやらないだけ。
コブは色々と掛け合わせも楽しめますからね^^
数年後は地元定住型活動に一旦戻るので、セダカコブ関係はその際に頑張ることにします^^

お湿りも期待できないし、コブの時期もそろそろ終わり。
直ぐにターゲットを切り替えて朽木崩し等もやっているので、そのうちまとめて報告します。

レインボーセンチ、おしめ替え最中の惨事(2015.10.17)

レインボーセンチ(タダセンチ)のおしめ(腹部内の汚物を排泄させるための濡れ新聞紙等)替えの
最中に必ず起きる惨事がこれ。

共食い。
糞を排泄させるために何日も絶食させることから、どうしてもコレが起きてしまうのです。
なにせ悪食ですから。
でも、残骸も何か宝石みたい^^

傷付いたり弱った個体がやられるようで、1頭が犠牲になると寄ってたかってバリバリやられてしまう
ようです@@
この時は容器内に入れた個体数が多かったので数匹がやられてしまいました。
見境無く齧り合うわけではなく、弱い個体のみが捕食されるだけで済むので、まあ、殆どの個体を
無傷で残すための最小限のロスといったところですね。

しかし何時もながらこれを見ると、レインボーの妖艶さに酔っていた自分も現実に引き戻されます。
美しいとは言っても、やはりセンチコガネなんだよなあ。

10月2回目オークション出品から(2015.10.16)

現在出品中のオークション虫から。
今週も60点近い出品から10点ほどを選びご紹介します。
普段僕がどんな虫を楽しんでいるのか、あるいは同定の一助に、また展足の感じとか何らかの気付きが
あれば良いかなと思います。

熊本産ムナコブハナカミキリ♂♀


近年は中国地方や関西方面で、幼虫の生育に関係するとされるノリウツギの幹に来る成虫を見つけ採る
方法が確立し、それなりの成果を上げています。
ただ日本で最もムナコブハナの産地として有名な地元某所では、大小様々のノリウツギが周囲に繁茂し、
1本1本をルッキングして回るのは現実的ではありません。
よって昔ながらの吹き上げ採集、いわゆる空中戦と相成るわけです^^
近年は当たる年がほぼ無く、特に今年は最悪の成績でした。また吹き上げ採集での♀の頻度は極めて
低く貴重なものです。

なお僕は通常、コレクションされる方のためを考えて可能な限りペアでの出品を心がけていますが、
本種のように高額になるものは逆に負担とならないよう分けて出品することもあります。

石垣産フタツメイエカミキリ・ペア

有名な種類ですが、出現期がやや遅いことや生態が特殊であること等から結構得難い種類のようです。
僕は以前からホストのクロヨナ枯木からそこそこ羽脱させていましたが、小さい個体ばかりで閉口して
いました。石垣島に長期滞在した去年・今年は太いクロヨナ立ち枯れを運良く見つけることが出来、
かなりの大型個体を含むそこそこの個体を採集出来ました。

熊本産「白」イタヤカミキリ・ペア

シロイタヤというのは、僕の造語です^^
今ではその呼び名が巷でもかなり定着しているようでちょっと驚いています。
阿蘇地方の本種は本来の茶色の帯が純白に置き換わった美しい型となり、初めて見る方はビックリ
されるようです。本州産もそれほど個体数が多いものではありませんが、九州産は輪を掛けて
局地的で少ないものです。
阿蘇地方は僕の庭のため、比較的得意としている種類です^^

屋久島産ヤクシマエンマコガネ・2ペア

僕は基本的に黒単色のエンマコガネには食指が動かないのですが、本種は別です。
極めて高く隆起した♂の前胸は素晴らしいの一言。屋久島での生息域は局地的のようです。
今回は本種に加え、ヤクルリセンチ(オオセンチ屋久島亜種)、センチコガネ(屋久島産はブルーの
幻光色が加わった変わった型)等の他の屋久島産糞虫を出品しています。

熊本産ミヤマナカボソタマムシ・ペア

本種は初夏、阿蘇草原に点々とある疎林の中のサワフタギの葉上に現れます。
写真のように本種は極めてブルーに輝く煌びやかな種類ですが、草原の緑の中で、キラリと青く輝く
本種を見つけるのはとても楽しいものです^^
当ブログにも書いてきたとおり、僕は本種やサビナカボソ、カラカネナカボソ、ルリナカボソと言った
九州の各ナカボソタマムシ類(コラエブス属)の採集を得意としています。
勿論、ミヤマナカボソと共にこれらも出品しています^^

オオミズアオ屋久島亜種3♂

屋久島で灯火に来たオオミズアオを始めて見た時、その異様な黄色っぽさに驚愕しました。
ただ例年タイミングが合わず、ボロばかりしか採れず悔しい思いをしたものです。
こうして見ると裏面はそれほど通常型と変わりませんが、開くとビックリしますよ^^
来年あたりは人工採卵してみようかなあ。でも幼虫はバカみたいに食うからなあ。メンドそう^^

熊本産シルビアシジミ6♂

九州沿岸部のシルビアシジミは幾つか有名な産地が知られますが、これほど内陸のシルビアは
極めて珍しい存在でしょう。しかも、とんでもなく局地性の高い種類です。
ちなみに現在は母蝶からの人工採卵を開始し、早いものはもう孵化を始めています^^

西マレーシア産コーカサスオオカブト♂116ミリ

キャメロンで懇意にしていた標本商に、「特大サイズのコーカサスを幾つか僕のコレクション用に
キープしておいて欲しい」と頼んでいたもの。
当時は生き虫ブームもまだ続いており、彼の所にはキャメロン各地の採り子から集められたカブト類や
クワガタ類が山のようにあったものです。
マレーシアのコーカサス116ミリは特大中の特大でしょう。

西マレーシア産Flos apidanus saturatus ペアA-

コレ、知る人ぞ知る珍蝶です。
このように裏面は地味ですが、表はアロパラ以上にブルーに光り輝く美蝶です。
ペアでの出品は掘り出し物かも^^ お蔭でマイコレが殆ど無くなりました・・・

インドネシア・ブル島産蝶40頭A-~A’

今週のバルク物。
インドネシア産と言っても今や二束三文で買えるものではなく、仕入価格からすると大幅赤字の中で
出品しています。
何時もながらの意味不明な出品ですが、そんなところを面白がって頂いているんだろうと思います^^

また長い紹介になっちゃったなあ^^
そろそろ次週の出品も考えなくちゃいけないな。
一週間がとても速い・・・

糞虫類のトラップ仕掛け・回収のラストスパート(2015.10.14)

秋晴れが続く中、レインボーセンチ等の糞虫類採集のラストスパートにてんてこ舞いです@@

去る三連休こそ気温がぐっと下がったため体を休めていましたが、今日からは最後の(?)高気温の
日々が続くということで阿蘇方面へ出かけて来ました。

モクモクと噴煙の上がる阿蘇山。
あの近辺に在るかつてのダイコクコガネの一大産地は灰に埋もれているんだろうなあ・・・

今日はかなり遠い祖母山(熊本、宮崎、大分の県境)をはじめ、合計8カ所にトラップ敷設。
朝4時から動き始め、途中で蝶の採集も挟んでほぼ午前中には全て完了。
糞虫のトラップ仕掛けは相当重労働なんですよ。スーパーマンの如く働きました^^

午後2時半には自宅へ戻り、その足でスポーツジムへ。
週6日、毎日800キロカロリー消費のノルマは採集日も関係なし。
もうヘトヘト。

数日後の回収が楽しみですねえ^^

阿蘇産シルビアシジミ、人工採卵開始(2015.10.12)

熊本の阿蘇産、すなわち九州内陸のシルビアシジミの人工採卵に取り掛かっています。
下はメインとサブの人工採卵装置^^

これらとほぼ同じものを3年前に試し、大体成功していますので今回も大丈夫でしょう。
と、タカを括っているところ^^
それぞれの鉢の中には食草のミヤコグサを植え込み、母蝶を数頭ずつ放してあります。

ちょっと心配なのはここ数日気温が下がり気味で最高気温が20℃強しかないこと。
これでは窓辺に装置を置いても温度が上がらず母蝶は不活発です。

明後日頃からまた気温が上昇傾向のようなので、その後に期待しますか。
いーっぱい産んでね^^

すぐ飛ぶセンチ、あまり飛ばないセンチ(2015.10.10)

すぐ飛ぼうとするセンチ = オオセンチコガネ
あまり飛ばないセンチ = センチコガネ
こんな感じですかね^^

甲虫屋さんなら気付いている方も多いと思いますが、野外で飛んでいるセンチを見たら大体が
オオセンチですね。
開けた場所が好きなオオセンチはその空間をよく飛んでおり、牧場は勿論、路傍等でも飛翔個体を
結構見ます。屋久島にネキ類を採りに行かれる方は、ポイント周辺の明るい路傍をヤクルリセンチ
(オオセンチ屋久島亜種)が飛んでいるのをまず見ておられるはず。

一方、暗い環境が好きなタダセンチはあまり飛んでいる場面に遭遇しません。
もちろん飛んでいることもあるのですが、オオセンチのように元気良くは飛んでいないし、第一、
頻度がとても低い。恐らく、移動手段としてはオオセンチに比べると這い回ることが多いのでしょう。
上でヤクルリセンチの話を出したのでついでに言うと、屋久島でタダセンチが飛んでいるところは
まず見たことないでしょ?

どうしてこんな話をするかと言うと、現在地元で採っているセンチコガネ類の「おしめ替え」(この
具体的な風景は後日お目に掛けましょう^^)をしている際、タダセンチ(レインボーセンチ)が大人しい
のに比べ、オオセンチはすぐ飛んで逃げる個体がおり、生態の違いを痛感しているからです。

美型レインボーセンチと同時に採ったオオセンチ。
ほら、レインボーセンチが全く翅を広げる個体が居ない中、幾つかのオオセンチは飛ぶ気満々^^

これらを新しい「おむつ」の上にぶちまけるのですが、こんな感じになります

ここでも幾つかのオオセンチがすかさず翅を広げていますね。
こんな感じで大体数頭は逃げてしまうんですよ。オオセンチだから別に良いけどね^^
写真なんて1枚撮るのが精一杯。間髪を入れず蓋をしなければなりません。

一方、レインボーセンチの方はとても楽チン。
まずはイチオシの美を堪能してもらいましょう^^

同様にこれらをザラッと・・・



ね、3枚写真を撮る間にも飛んで逃げようとする個体は居ません。
大人しいので可愛気も倍増^^

現在、4カ所にトラップを仕掛けてあり、明日で中二日。
明後日の回収が楽しみ^^

今日はゆっくりとセダカコブでも叩いてきましょう^^

10月1回目オークション出品から(2015.10.8)

現在出品中のオークション虫の一部です。
今回も50品弱の出品から10点をピックアップしました。

まず日本産カミキリですが、今最も時間を掛けて採集・収集をしているグループなので最もタマが多く、
毎回全体の4割程をこれが占めます。
オークションと言うと、珍品・珍産地のものばかりを出すものと思われている方も多いと思いますが、
僕の場合は、僕のコレクションを皆さんと一緒に楽しみたいという見地から普通種から珍品まで、
自分がお勧めしたいと思う種類を幅広くかつ万遍無く出品しています。

底値は可能な限り安価に設定していますし、時間のある限り綺麗な展足を施そうと心掛けているので、
それらトータルで評価して頂いていると理解しています。
ついでに言えばレスポンスの速さもポイントとなります。

あ、 どちらかと言えばメルマガネタになっていますね^^
軌道修正。
では行きます。

鹿児島県産クロモンヒゲナガヒメルリ

かつては屋久島固有種でしたが、「鹿児島県大隅半島南部に屋久島があった!」ブームの中で
九州本土でも発見された種類の一つとして有名です。
元々屋久島でも少ない種類として知られますがこれは九州でも同じ。僕は会社員時代の若かりし頃、
冬休みを利用して帰省の度に大隅半島で材採集をしたものですが、本種は特に厳しいものでした。
何年も通ったのに、トータルで4~5頭だったかな。
今は大隅半島で材採集等をやっている人は居ないようだし、近年屋久島で採れている話も全く聞かず。
同様の位置付けのズーデス(クロモンキイロイエ)等のハデハデの種類はよく出回りますが、本種は
滅多に見ませんねえ。

熊本産ミヤマドウボソ

個人的にはコレ、なかなかのヒットと思います。
タダドウボソとミヤマドウボソの同定が難しいことも関係していると思いますが、大体、九州本土で
ミヤマドウボソを採ったという話は聞いたことがありません。
九州管内で最も調査が進んでいると思われる大分県のカミキリリストにも本種は欠落しています。
関東で暮らした四半世紀の間でもミヤマドウボソを採ったのは3回程しかなく、九州脊梁山地で
叩き落とした時は、実はひっくり返りそうになりました^^

熊本産マルクビケマダラ

これも密かなヒットではないかなと思います。
九州では福岡・大分・熊本のみで採れており、比較的数が出たのは熊本のみでしょう。
いずれにしてもオークション虫としては変わり種と言えるでしょうね。
関東各地でも基本的に少ないものの各地で採っていますが、それらと比較すると毛並み・雰囲気が
相当異なる印象を受けます。
マルクビケマダラの九州産を持っている人は、相当な「ツウ」ですね^^

熊本産レインボーセンチコガネ


ちょっと説明に苦慮するのですが、九州中部を横断するように、熊本から宮崎・大分にかけての
ライン上に点々と現れるカラフルなセンチコガネ群を便宜的にレインボーセンチと(一部の人は)
称します。実はこれだけコンパクトに説明出来る人はなかなか居ないんですよ^^
ある程度やり込まないと実態が分かりませんからね。
このセンチ群を日本で最も採り易い位置に住んでいるのが誰あろう、僕というわけ^^

今回出品しているのはその中でも青・緑・紫の基本色が万遍なく、しかも深く発現する最美群の一つ
と言え、実は我が家から割と近くの産地です^^(片道1時間も掛からない)
今季は個体数が少なく苦労したなあ。
いつも人気者で、採っただけいつの間にか出て行ってしまいます・・・
未だにマイコレが殆ど増えない・・・

熊本産「黒」センチ

勿論、クロセンチなどという種類が居るわけではなく、これはレインボーセンチの究極の一型です。
黒いセンチなど見たことありますか?
頻度は極めて少なく、レインボーセンチ群がたくさん採れる年でも黒型は1頭在るか無いかといった
感じ。
かなりの貴重品となっています。

以下はシンガポールやオーストラリアに駐在員として暮らした頃に入手した蝶達です。
ますは、マレーシア、キャメロンハイランドの蝶から。

小型タテハ類およびシジミタテハ合計50頭

今回のバルク物。
正直、僕が現地のオランアスリ(原生林内に住む原住民)から買った価格の半値以下で出品しています。
毎回このようなバルク物を安価で出していますが、全く意味不明@@ まあ、サービスの一環です^^

パラドクサマネシアゲハ2型2♂

僕はマネシアゲハの仲間が大好きで、キャメロンハイランドに赴いた際、標本商にこれらがあった時は
必ず買い求めていました。
パラドクサマネシアゲハの♂は、このように毒チョウであるマダラチョウのツマムラサキマダラおよび
ラダマンタスマダラにそれぞれ擬態する2型があります。飛ぶ姿もマダラチョウに酷似していると
言いますが、僕は遂に自分の目で飛翔している姿は見れませんでした。
♀も多型でデカくて素晴らしいものです。♀は数頭入手出来ましたが、目ん玉飛び出るほど高かった@@

シンジュ(デルフィス)フタオ♀

フタオチョウも大好きで、標本商に♀があれば出来るだけ買っていました。
♀は滅多に採れないイレギュラーな存在なので極めて高額なのですが、完品率が低くなかなか満足する
個体は入手出来ませんでしたねえ。
このデルフィスの♀、やっと入手出来た2頭のうちの1頭です。
A’とは言え、それをなんと底値1000円で出しちゃうんだから^^

シュライベリーフタオ♀

同様にフタオチョウの♀として素晴らしいもの。
他種の♀と比較して綺麗な個体を見ることがあるので、現地の採り子の中にはホストや採り方を
掴んだ者が居るのかもしれません。
でも良いものは、良い^^

ネッタイミドリシジミ・ペア

野外採集のゼフ標本ですが、鮮度が極めて良いですねえ^^
本種は数年に一度「当たり」の年があるそうで、タイミングが合うと羽化直後の個体が乱舞している
ことがあるそうです。
勿論僕はそんな場面を見たことはありませんが、懇意にしていた標本商に依頼はしておきました。
その結果、目出度くもたらされたのがコレ、というわけです^^
何時かは自分でも採ってみたい種類ですし、飼育もしてみたいですね^^

うーん、こだわりのある種類ばかり出品しているから、ついウンチクが長くなっちゃうなあ。
次からはもっとサラッといきます^^

緑のオオセンチコガネ、居た!(2015.10.7)

ここ暫く続いている秋晴れの中、そろそろ最終となるセンチコガネ類等の糞虫採集に動いています。
その中での一コマ。

関西の一部とは異なり、九州におけるオオセンチコガネのバリエーションはかなり乏しく、地域により
多少の変異傾向はあるものの基調色の「赤」は変わりません。
レインボーセンチに目が慣れているので、僕にとってどうもイマイチの感が拭えない虫なんですよねえ。

そうした中、以前に緑のオオセンチの死骸を拾ったことのある一画で何気なく落ちていた牛糞を見ると、
1頭のオオセンチが留まっていました。
ん? アッ、緑だ!

オオッ、やば。エイッ(叩き落とす音^^)

危ないところでしたが、捕獲成功。
センチ類は見かけによらずかなり敏感で、気温が高いとパッと飛んで逃げてしまいます。

勿論、真緑といった素晴らしいものではありませんが、これでも地元では相当良い個体です。
このエリアは緑っぽいのが出易いのかな。ちょっと通ってみるか。

阿蘇方面のシルビアシジミ、今年はまずまず^^(2015.10.4)

秋晴れが続く中、阿蘇方面へシルビアシジミの調査に行って来ました。
夏以降の虫が極端に少ない中で本種の発生状況も懸念していたのですが、まずまずのようで安心
しました^^

秋晴れに霞む阿蘇連山を蕎麦畑から。
この美風景を何時も堪能出来るシアワセ。 これぞ地元民の特権^^
中央部の中岳から薄く吹き出す噴煙が分かるでしょうか。

場所は数年前に発見した高原の一画。草原地帯には食草のミヤコグサは極めて少なく、基本的に
シルビアは極薄の分布。
かつての笛吹川河岸にウジャウジャ居たような大凡品シルビアとは一線を画す存在です。

広大な草原にポツン、ポツンといったたたずまいのミヤコグサ。
こんな小っちゃい株が、ほんのちょっとしか無いんですよ。
セイヨウミヤコグサがワシャワシャ生えている地域が羨ましい・・・

今日は天気がすこぶる良く、時期的にもう朝晩はかなり冷えますが昼間はポカポカ。
じっと目を凝らすと、地を這うようにチラチラ飛ぶ青いシジミチョウが見つかります。

エイッと掬い採るとお目当てのシルビアシジミ。 ♂です。
一応完品ですが、もうある程度はスレちゃってます。
ちょっと遅かったか・・・

こうした不規則に飛ぶ地這いシジミはスレ・キレ易く実に閉口しますね。
貴重品のためもちろん確保。

飛翔個体を目で追いかけると、割とよく地面に留まるのが分かります。
そーっと近付き、とりあえず拡大写真をば。

昼間は暖かいものの、高標高の高原は既に風が冷たいためジッとしてくれるんでしょうね。
ここまで破損していれば勿論スルー。
しっかり子孫を残してね^^

今回は低温期型として飼育するつもりなので、じっくり歩き回り♀を幾つか確保しました。
飛んでいると♀は汚損した♂と紛らわしいのでよく騙されました。
ミヤコグサも数株堀り採って来たので、明日から人工採卵装置を組んで産婆さんになります^^

進展があれば、飼育室からおいおい報告しますね。

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