自由人 | 蝶・カミキリ・昆虫を楽しむ!(九州・沖縄を中心に)

やっと秋晴れ、さあ採集だ^^(2015.10.2)

ここ数日、台風並みの低気圧の風雨が続いていましたが、今日までに雨は上がりました 。
予報を見ると、地元熊本は暫く秋晴れが続くようですね^^

さあ、採集開始だ^^

とりあえず、最後の糞虫採集か?
それともフクチ・ソボのセダカコブヤハズカミキリ2亜種の採集を開始するか?
阿蘇のシルビアシジミ母蝶採集も行かなきゃな・・・

そして本日、メルマガ41号を配信します。
夏~初秋の採集成果、9月23日の東京大手町フェアの状況、最近のカミキリ関係の話題について、
そして最近オークションで起きた出来事等に触れています。

購読者の方々はお楽しみ頂ければ幸いです^^

9月最終週オークション出品から(2015.9.29)

東京大手町フェアという一大イベントも終わり、採集や自己コレクションの充実に時間を割ける時期が
やって来ました。

採集は何時でも行けるのですが、大手町フェアの前後はその準備でオークション関係が手薄になって
いたので、ここ数日は天気が良い中で悶々としながら標本選択・展足・写真撮影、そして出品と、
一連のオークション関連仕事を片付けていました。

ふと気付いたのは、「あれ? せっかく写真に撮るんだから、ブログにも載せて皆さんにも見て頂ければ
良いんじゃないの?」ということ。
コレクションも楽しみましょう、という趣旨のブログなので、こんなコンテンツもアリなんじゃないでしょうか。
展足等のご参考にもなるし。
5~6年もオークションに出品し、その都度標本写真も撮ってきたのに全く気付きもしませんでした^^

と言うことで、今回は9月最終週分のオークション出品標本の写真から10点ほど(毎週4~50点出品)。
オークションに参加されていない方にはちょっと新鮮な感じではないでしょうか^^
あ、だからと言って是非ご参加下さいという意図は全くありませんので誤解の無いようにお願いしますね。

では、いきます^^

石垣産アオヒメコバネ♂
イスノキからの羽脱品ですが、良い材がなかなか探せませんねえ。

鹿児島産オオスミヒゲナガカミキリ・ペア
生息地の大隅半島最南部は九州に居てもなかなか行けない場所です。汗だくになる海岸線における
真夏のナイターに飛来した♂と、ホストであるマテバシイの夜間見回りで得た♀。

石垣産チュウジョウトラカミキリ・ペア
野外ではなかなか遭遇する機会が無い少ないトラカミキリ。タブの材から羽脱したもの。
♂の丸っこく巨大な前胸が特徴的です。斑紋のバラエティも良いです。

熊本産ヨツボシカミキリ♂
本種は九州でも絶滅したんじゃないの?とも思えるほど激減。
これは山間部の街灯スウィーピングで得ましたが、採れたのはその年のみ。

石垣産ムネモンウスアオカミキリ・ペア
ご存じのとおり、石垣島のオモト岳は激烈なプロ市民活動家により今年5月以降は昆虫採集全般が
禁止されることとなりました(4月は移行期間とかで採集可能でした)。
♂は不完品ですが、今は採集し難い貴重品となりました。

屋久島産ヤハズカミキリ・ペア
客観的に見て、屋久島産の昆虫は南限となっているものが多く、分類されていなくても
軽い亜種化を起こしているものが多数存在すると思います。本種もその一つ。

熊本産イチョウヒゲビロウドカミキリ・ペア
西日本の低山帯限定種で、意外と出回りません。同定が難しいという方がおられるので
写真を参考にして頂ければと思います。

雑虫も色々と出品しており、今回はほぼ阿蘇の限定種、クロカメノコハムシを載せます。
南方のアカヒラタカメノコ程の短足^^ではありませんが、毎度展足に泣かされます・・・

僕は会社員時代、2000年代初期にシンガポールに3年、その少し前にオーストラリアに1年、
駐在員として海外勤務していました。
その際に現地標本商から多くの虫を買い集めました。本来は自分用に購入したのですが、
オークションで余品をお分けしています。

これは西イリアン産パプアキンイロクワガタ。
有名な種類で標本も多数流通していますが、綺麗な色彩のものはあまり見ませんねえ。

ジャワ島産の蝶類の三角紙標本。
これは50頭パック×4の200頭と大量ですが、このようにバルクで出品することも多いです。

ちなみに、これでも底値800円@@ 昼食代ですね^^
もちろん、それなりの種類は単品~数頭単位でも出品します。海外産(特に蝶)は幅広く収集しており、
西マレーシア産、インドネシア産、タイ産、オーストラリア産、ペルー産と豊富です。

ではまた来週、次回の出品から面白そうなものを幾つかピックアップして掲載しますね^^

年間最大の昆虫イベント終了。年度後半の計画練り始め(2015.9.25)

東京大手町で開催された虫屋にとって年間最大の昆虫イベントであるコレクション・フェアから
昨日地元へ戻って来ています。
いつもながら、フェアを含めた東京滞在は充実の4日間でした^^

僕の定位置、第2会場入り口付近の一コマ。
全部で5会場あり、今年も大勢の参加者で溢れかえりました。

終了後は恒例のカミキリ界の御大数名を囲んだ懇親会で盛り上がりました。今年も最先端の情報を
含んだやり取りを交わせ実に有意義でした。
フェア全体の話はまた、よもやま話も含め次回のメルマガにでもまとめておきましょう^^

さて、大手町フェアが終わると、僕にとっては色んな意味でラストスパートとなります。
採集にオークション、飼育、標本作成等々。

今年は秋の訪れが早いのでレインボーセンチをはじめとした糞虫の採集は俄然厳しさを増しますが、
セダカコブヤハズカミキリは来月にかけてベストシーズンを迎えます。
むしオークションもこれからが本番。暫くは膨大な在庫と格闘する日々が続きます。

来年3月からの遠征まで約5カ月。
半年近くはあるけど、意外と早く時は流れ行くんですよねえ。「光陰矢の如し」とは毎年性懲りも無く
悟ること。
早急な行動計画の策定が急務となっています。

東京大手町インセクトフェアへ出発(2015.9.21)

これから23日(秋分の日)、東京の大手町で開催されるインセクトフェアに参加するため出発します。
虫採りシーズンも終盤、今年も国内最大のフェアの季節となりました。
東京は一年振りなので実に楽しみです。ここ数日の天気も良さそうだし^^

昨夜未明、やっと出品物の準備が整いました。
いつもギリギリの綱渡り@@
機内では爆睡必至、空港まで運転持つか・・・

半分は二日前にダンボールで発送しましたが、甲虫パック物と展翅物は大事に抱えて持参します。

3~4日間の東京滞在となりますが旧知の虫友や知人と再会するのも楽しみです。
では、23日にフェア会場でお会いしましょう^^

フェア準備で缶詰・・・ 秋風の阿蘇を想う(2015.9.19)

今月23日の東京大手町で行われるインセクトフェアの準備に忙殺される毎日です。
今になってようやく秋晴れが続くようになったのに、何とももどかしい日々です。

いつもフェア前はバタバタ、ジタバタで、もっと前から少しずつ準備をすれば良いだけなのですが
こればかりは直前にならないとなかなか先へ進まないんですよねえ。
普段は基本的に採集関係に忙しいし。

今日は午前にようやく発送する分の標本をとりまとめ、ゆうパックを荷造りしました。
これからスポーツジムに行くついでに郵送して来ます^^
ふう。これで準備の半分は終わったかな。

午後からは甲虫のパック標本、展翅標本の準備に入ります。
明後日には上京するので残されたのはあと1日半。まあ何とかなるか。何時もの事だし。

準備をしながら想うのはやはり虫の居る現場でしょうかねえ。
ここ数日のように天気が良いと採集に出たくてウズウズしますね。
気分転換に1週間ほど前の現場での様子でも思い出してみますか。

秋風漂う阿蘇の山脈をカルデラから。
この直後から中岳が大噴火を始めました。その近くにはかつてのダイコクコガネ(今は採集禁止)の
一大産地があるのですが、おそらくその一帯は大量の火山灰を被っているでしょうね。
放牧のウシ君達は大丈夫かな・・・

時期的にコナラ等ケルクスのドングリが付いた枝先が落ち始めています。
それらを幾つか拾い集めたところ。

小枝の切り口を見ると何者かが規則正しく綺麗に切り取った事が分かりますね。

その犯人は(悪いことはしていない^^)、ハイイロチョッキリです。
秋の風物詩なので知っている虫屋さんは多い事でしょう。

ドングリのカサには産卵跡が付いており、それを取り去ると実内に卵を産み込まれた跡も分かります。
ハイイロチョッキリの幼虫はこの後、餌がたっぷり詰まったゆりかごの中で育つんですね^^


路傍にあったスポンジ状のキノコの残骸を崩すと現れたのは・・・
レインボーセンチです。

センチコガネは悪食で腐ったキノコにも襲来することが知られますが、これに来ている場面を見た方は
少ないのではないでしょうか。
僕もこれが3回目くらいかな。

やはりセンチコガネを見つけるのに簡単な餌は牛糞ですね。
仲良く牛糞と土盛りに隠れるレインボーセンチとオオセンチ。

フェアから戻ったらこれらの捕獲のラストスパートかあ。
綺麗なオオフタホシマグソコガネも旬だな^^

ゴミダマ混ぜるな、危険? でもやってみた^^(2015.9.16)

やっちゃおうかなあ~ どうしようかなあ~
と思っていた事をやっちゃいました^^

それは、西表島で採ってきたサルノコシカケ型キノコと熊本高地で採ってきた同タイプのキノコを
混ぜる(一緒にする)こと。
実は前者にはイリオモテコブスジツノゴミダマが、後者にはヒメコブスジツノゴミダマがそれぞれ
息づいているのです@@

何故このようなことをしたかと言うと、今年5月中旬に西表で採っていたイリオモテコブスジツノゴミダマが
生育するキノコが相当に食べ尽くされてボロボロとなり、このままだと全滅しそうな恐れがあったから。
そう、ずっと飼育していたんですよ(正確には放ったらかしと言う^^)。
キノコはビニール袋に入れて部屋の隅に置き、全く見ていなかったのですが久し振りに覗いてみると
ことのほかボロボロ・・・

でも、住人達はちゃーんと生きていました。まあコイツらは強靭なので計算通りではあります^^

ただ、5月頃の現地で採る個体に比べるとやや小さいものが多い。
エサ不足と過酷な環境の中で世代を繰り返しているという証拠なのでしょう。悪かったな。
タイミング的に赤っぽいテネラル個体が多いようですね。

一方、盛夏に九州脊梁山地の高標高地点で採って来ていたキノコをちょっと崩してみると・・・
こちらも順調に中の子達は育っているようです^^

左にヒメコブスジツノゴミダマの大型♂の蛹、やや右上方に♀成虫が見えますね。
おや、下方にクワガタゴミダマのテネラル個体も居ます。コイツも食い入っていたのか。
クワガタゴミダマは九州では少ないのでちょっと嬉しい^^

すなわち、地元のキノコはまだ堅くしっかりしているので、イリオモテコブスジをこっちに「移住」させて
しまおうと思ったわけなんです^^

イリオモテコブスジゴミダマは西表特産、ヒメコブスジツノゴミダマは九州・四国限定種。
自然状態では絶対に起こり得ない組み合わせ(同居)なんだよなあ。
これにクワガタゴミダマも混じって・・・

混ぜたら危険、だったかな?
さてさて今後どうなるか、楽しみでもあり。心配でもあり。

オオセンチコガネ、たまには良いかな^^(2015.9.14)

虫屋世間ではオオセンチコガネの方がセンチコガネより一般に評価が高いようですね。
単独でオオセンチコガネ図鑑が出たことからもこのことが分かります。
確かに関西の有名なルリセンチ、ミドリセンチがありますからね。センチよりも大きいし。
まあ、気持ちは分かります^^

ただ、僕にとってみるとオオセンチはタダセンチに比べて格下です。
何故なら地元にはオオセンチよりも遥かにバラエティ豊かで魅力的なレインボーセンチが居ますから^^

オオセンチは多少の変異は在るものの基本的に基調色の「赤」いヤツしか居ないので食指が動かず
これまで殆ど摘まんではいませんでした。
ただ今年はマイフィールドのレインボーセンチが少ないため、先日アップしたゴホンヅノダイコクと共に
この機会に少しまとめて採っておこうかという気になりました。

下の写真は、採ってきた糞虫類の2回目の「おしめ」(濡らした新聞紙等)を取り去った場面。
手間は掛かりますが、十分に糞を排泄させるため僕は2回のおしめ替えを行っています。

これらはレインボーセンチの「非」美麗地域のものです。
レインボーの美麗産地間にも様々なタイプのセンチ群が居るのでこまめの探索が欠かせません。
で、今年はオオセンチとゴホンズノダイコクで数を稼いでいると^^

次はレインボーセンチの美麗産地のもの。

ちょっとオオセンチを採り過ぎたかな。
まあオオセンチをリキ入れて採る年もそう無いだろうし、たまには良いか^^

こうして見ると、レインボーセンチには赤系が発現しないのでオオセンチが混ざるとさらにカラフルに
なりますね。
オオセンチの比率がかなり高すぎますが^^

さらに見るとオオセンチの「赤」にもやや変異があります。
この変異には地域差もあるように感じるので、いずれレインボーの地域変異探索に併せて少し
調べてみることにしましょう。

屋久島産「秋型ミヤマカラスアゲハ」の美・妖艶さにオドロキ!(2015.9.12)

ヤバイです!
屋久島の「秋型ミヤマカラスアゲハ」が美し過ぎ@@

少し前に飼育していた終齢幼虫達が全て蛹化したことを報告しましたが、先発隊の羽化がいよいよ
始まりました。
現時点で4♂1♀が羽化しています。

びっくりしたのはその美しさ。
南限の屋久島の秋型だけに期待はしていましたがこれ程とは・・・
ほぼ同時期に羽化した九州本土産の標本が手許に無いため比較出来ないのが残念。

まずは♂から。



そして♀。



夜間の電灯下での撮影でこれです。
正直な話、屋久島産の夏型も含め、九州産でこれほど美しい個体(群)を見たことがありません。
アキリデス・ファンとしてはこの上無い感激です!

後翅の赤紋はバッチリ発現。とてもヨイです^^
夏型はここまで発達しませんし、かつてヤエヤマカラスアゲハを飼育した際、秋に羽化したものは
同様に後翅赤紋が発達していたことが思い出されます。種類を超えた面白い共通点ですね。
青紋の散布状態も、言葉に尽くせない程に絶妙(大絶賛^^)。
ちなみに、裏面後翅の白帯は夏型(♂♀共)には絶対に(ちょっと言い過ぎかな)発現しません。

大きさとしては一般の春型と夏型の中間と言ったところでしょうか。
明らかに夏型より小型になったのは単にこの時期に羽化するタイプの形質なのでしょう。
食樹の葉はこの時期堅く、さらに汚れているので自然と食い込みは悪くなるでしょうし、今回密飼いは
せずにカラスザンショウはタンマリ与えたので餌不足ということではありません。
いずれにしても、これで是非とも春型を羽化させたいとの思いが更に強くなりましたね。

ギラギラした北海道や本州高地の春型は有名ですが、九州本土産の春型はそれとは全く異なる
奥深い別のイブシギンの美しさが元々あります。
今回の屋久島産の秋型を見て、屋久島の春型はもっと深味のある素晴らしいものであるのは
間違いないと確信しました。

現在僕がシーズン中に地元定着型の行動をしているなら今回の羽化個体を幾つか使って春型作成に
勤しむのですが、来年も春から南西諸島に出る予定なのでそれは不可能です。
美しい飼育品の春型とのご対面、数年間はお預けだなあ。

なお、僕はこれらを便宜上「秋型」と称していますが本種に関してこうした化性の呼び名はありません。
まあ寒冷な地域では一般的に春型・夏型で済むのですが、保育社の原色日本蝶類生態図鑑(1)では
こういう記述があります。

「屋久島では年4回の発生とされているが、第2回目の成虫(夏型)以降の発生消長は世代間の重なり
があって正確には把握し難い」。
うん、もっともな解説ですね。まあそういう事でしょう。

屋久島(低地)の場合は年3化と年4化が混生・混飛しているのが実態と思いますが、その割合は
どんなもんなんでしょうかねえ(絶対に分からないことではあるが)。
4化の場合の出現期は概ね、4~5月、6月、7~8月、9~10月といったところでしょうか。
これらに名前を付けた場合、僕なら春型、初夏型、夏型、そして秋型と呼びますね。

だから前から「秋型」と標榜しているわけ^^

数年先になるけど、屋久島産の春型作出は勿論、屋久島産と北海道産とのF1作成なんかもやって
みたいですね。

なんたって僕はアキリデスの大ファンですから^^

ゴホンヅノの奴も・・・ やっぱりダイコクだ^^(2015.9.11)

当ブログで既報のとおり今季のレインボーセンチの発生状況が芳しくない中、気が付くと在庫が全く
無くなっていたゴホンヅノダイコクを久し振りに採っておくことにしました。

全国的に激減したダイコクコガネと違い、本種はまだまだ産地では普通種です^^
それに併せ小型なのが玉に傷なのですが、形態的にはこれほど非凡な虫も少ないでしょう。
なにせ五本もツノがあるのですから(頭部にある本物のツノは1本ですが^^)。
一応ダイコクの一派ではあるのでそれなりの人気はあるように思います。

暗い林内の地面に置いた牛糞の塊を二日後に退けたのが下の写真です。
ダイコク系は夜行性のため、牛糞を仕掛けても最低一晩はおかないと採集は出来ません。

なんか、昔懐かしい「練炭」を見るみたい^^
ダイコクコガネ同様、牛糞を地下に引き込むための坑道を作っています。

その断面。
トンネル工事中の本種。こうして見るとやはりアンタもダイコクなのね^^

ダイコクコガネにもなると坑道は深さ30センチにもなりますが、さすがに本種だとせいぜい5センチほど
のようです。
今回は採集が目的なので造巣も全く進んでいない状態での写真ですが、チャンスがあれば次回にでも
糞球の様子等も追ってみたいと思います。

採集したゴホンヅノダイコク。
大型の♂達です。

意外と良いでしょ^^

屋久島産ミヤマカラスアゲハが全て蛹化(2015.9.9)

飼育していた屋久島産ミヤマカラスアゲハが今日までに全て蛹化しました。
全部で30匹くらいかな^^

自分でも驚いたことに途中で死亡した幼虫は記憶上ゼロ。
今回は抱えた数が少なかったこと、そして比較的涼しい晩夏だったためかもしれませんが、夏における
パピリオ飼育のマニュアルを確立出来た感じです^^

終齢幼虫時に撮ったカットです。


ミヤマカラスの幼虫はカマ首をもたげて上半身をユラユラさせるので、深度合成写真を撮るとこんな
感じに。
オモロイ習性です^^

蛹化は葉裏は勿論、箱の天井でもよく行われました。

透明飼育箱の蓋でもよく蛹化していました。

これらから類推すると本種は天井を蛹化場所として好むことになるけど、自然状態における天井って
何処になるんだろう・・・

少し突っ込んで考えると、野外の場合の天井とは一般に葉裏を指すと思われます。
ここで考えるべきはカラスザンショウ等の本種のホストは基本的に落葉樹であり、冬季には葉っぱは
枯れて全て地面に落ちてしまいます(死亡する確率が高くなる)。
よって、今回天井で蛹化した個体は少なくとも春型の蛹ではないと言えるのでしょう。
考え過ぎかもしれませんが。

既に羽化の兆候が現れている蛹も出始めました。
もう少しで屋久島の秋型ミヤマカラスをお目に掛けられると思います^^

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