10月1日の当ブログ記事の「宝石」を見て、「欲しい!」という友人が続出したこともあり、
再びレインボーセンチコガネを捕獲してきました^^
まあ、そういう反応はあるだろなあという予想はありましたが^^
その場所は自宅からたった40分程度の阿蘇の一画で、祖母山産に匹敵する位のカラフルな
レインボーセンチが採れるマイポイントです。
祖母山のような高標高ではもう寒くて数は期待出来ませんが、ここは標高が低いのでまだまだ
いけそうです^^
林内で採るレインボーセンチの数は結局、その年の鹿の数に比例します。
鹿の群れは臨機応変に移動するので、毎年同じ場所で多く採れるとは限りません。
此処もいつもはそれほど多いポイントではないのですが、今年は極めて豊産しているようです^^
全く人の目にも触れないし、放牧場で採るダイコクとは違って罪悪感が不要なのが良いです。
今年は邪魔っ気なオオセンチがほとんど居ないのも、また良しです^^
今回も1メートルは超えたな^^

タグ : レインボーセンチコガネ
カテゴリ : ハナムグリ・コガネ
九州の中部を東西に貫通するように分布するセンチコガネの一群をレインボーセンチと称します。
何故、そのように呼称するのか・・・
まあ見て下さい。
これがレインボーという言葉の意味です^^

ステキ。
それ以外の言葉を思いつきませんねえ。
食っている物は糞や汚物系であっても、間違いなく素敵な奴らです^^
オオセンチにルリセンチとかミドリセンチなどがありますが、綺麗ではあってもしょせんは単色。
みーんな同じ色で終いには飽きます。
オオヒゲブトハナムグリや、このレインボーセンチを採っていて全く飽きが来ないのは、そのカラフルさが
コレクターたるハンターの心を鷲掴みにするからでしょう。
レインボーセンチというのは勿論俗称で、種類的にはただのセンチコガネです。
でも、同じ場所で青、緑、紫、そして限り無いそれらの混合色が発現します。
同じ色は二つとないと言っても過言ではありません。
ツヤ消しもあれば、なんと黒まであるんですよ。前胸とエリトラの色が異なるツートンもあります^^
そしてこのレインボーが出現するのは、九州でも中部の熊本~宮崎・大分に掛けての東西の
ベルト地帯のみです。
しかもそのベルトは太くはなく、熊本でも北部や南部に行ってしまうと普通の面白くない単色の
センチになってしまうのです。
そして、このベルト地帯の中でも色合いは様々で、特にカラフルさが際立って美しいのが
宮崎・大分県境および熊本にまたがる祖母山系の一群とされています。
熊本の南阿蘇のグループも美しいのですが、緑系が少なく祖母山系には劣るとされていました。
ところが数年前、緑系もバッチリ発現して祖母山系に匹敵するカラフルさを持つレインボーセンチが
居る一画を南阿蘇で発見することが出来ました。
上の写真はその場所のものです。十分過ぎるほどに美しいですよね^^
参考までに真上からやや明るい色調で撮った写真も載せておきます。

なお、数日前の記事で「1メートルを超す数が得られた」と書きましたが、意味は分かりました?
正確に言うと「1メートル42センチ」でした。
もう分かったでしょ^^
普通はこれほど多くは得られないのですが、ここ暫くはたまたま鹿がその一画に多かったのでしょう。
林に住む糞虫の数は、その時の野生動物の数に左右されますから。
前回思ったより採れなかった祖母山のリベンジにも行かなきゃ^^
タグ : レインボーセンチコガネ
カテゴリ : ハナムグリ・コガネ
お昼過ぎ、レインボーセンチおよびミヤマダイコクの回収から帰ってきました。
回収だけなので半日採集です^^
ただ、台風17号の影響で天気の崩れが1日早まったため、雨の中カッパを着ての採集となりました。
林の中は暗くて虫は見難いし、ドロドロにはなるし・・・
でも、逆に言えば雨の中でもトラップを仕掛けておいたおかげで採集できるわけですから
言うこと無しです^^
一般の採集者はせっかくの土・日なのに両日雨で採集にも出られないのですから。
今日は雨のため暗くて写真もよく撮れないので、詳しくはまた後日に報告しますが、
南阿蘇のポイントでは「1メートルを超す数」のレインボーセンチが得られました^^
何のことか分からないって?
レインボーセンチの講釈についてはまたゆっくりと^^

タグ : レインボーセンチコガネ
カテゴリ : ハナムグリ・コガネ
東京大手町フェアから戻った日の翌日、つまり昨日。
長時間の運転で疲労困憊の体にムチ打って二カ所に牛糞の仕掛けをしてきました。
疲れが取れてからゆっくりやれれば良かったのですが、台風17号等の影響でスケジュール的に
暫くは採集にならないための措置でした。
腰は痛いし、眠いしでフラフラになりながらのトラップ作成の1日でした。
目的は青、緑、紫等の様々な色彩が発現するレインボーセンチです。
仕掛けた二カ所は特に色彩が美しい所なのです^^
昨日、今日と晴れて気温も高い日が続いたので大漁節は確実^^
一カ所は九州では珍品のミヤマダイコクも採れる所なんですよ。
今年のマイポイントでは多いので大型♂が採れれば良いなあ。
そして色とりどりのセンチがたくさん・・・
今から楽しみですねえ。
これからスポーツジムで気分良く汗を流せます^^
本日の写真は坑道中のダイコクコガネの大型♂です。
いつもこれくらい分かり易く、かつ採り易い位置に居れば良いのですけどね。

大型♂の坑道になると結構太いです。

タグ : レインボーセンチコガネ
カテゴリ : ハナムグリ・コガネ
見るたびに、「残念だなー」と思わせる虫にゴホンヅノダイコクがあります。
なんとなく分かるでしょ、なぜ残念なのか・・・
そうですよ、「大きさ」です^^
ダイコク系なのに、なんでこんなに小さいんだろ。
多くの方がご存じのように、よく見ると非凡なフォルムをしているんですよ。
他に五本もツノがある虫なんて居ます?
(正確に言うと真のツノは1本なんですけどね^^)

せめて倍の大きさがあったら、きっとダイコクに次ぐ人気者になっていたでしょう。
ただちょっと数が多すぎるのが難点かな^^
このゴホンヅノダイコク、ダイコクコガネと異なり明るく開けた草原のような環境にはあまり居ません。
センチコガネが好むような暗目の林内等が主な生息場所となっています。
これはそうした林道の地面に直置きした牛糞を数日後によけたところです。
ちょっと分かり難いですが、5~6頭の本種が地面スレスレの所に潜っていますね。

ダイコクの坑道は2~30センチの深さがあって一旦潜ると探すのが大変なのですが、
本種はかなり地表寄りで暮らすタイプです。
幼虫の餌となる糞球も地表近くで作ります。
もっと大きければ、そしてこんなに居なけりゃ良い虫なんだけどなあ。
タグ : ゴホンヅノダイコク
カテゴリ : ハナムグリ・コガネ
この時期、阿蘇の草原でよく目に付くのがオオセンチコガネです。
親戚のセンチコガネが山間部や林といった暗い場所を好むのと対照的に、本種は明るい開けた
空間の牛糞等に多く集まってきます。

いずれ紹介しますが、熊本の一部にはカラフルなレインボーセンチと呼ばれるセンチコガネの
一群が居ます。
それに対し、本種はほぼ赤銅色(明るさは様々)で色彩に関してはやや面白味にかけます。
そう思うのはダイコクコガネやレインボーセンチの副産物という意識も働くためでしょうね。
でも、まあ綺麗なことはキレイなので、糞虫箱の良いアクセントにはなっていますね^^
草原に多いとは言っても古めの糞ではダメで、新しい糞にしかその姿を見い出せません。
今年の阿蘇の草原には結構多いようです^^
タグ : オオセンチコガネ
カテゴリ : ハナムグリ・コガネ
前回はダイコクコガネを例にとって、体内の糞出しを行う方法をご紹介しました。
実際にこの手法は大多数の方がやっておられることでしょう。
最低限これをしないと、標本箱をとても開ける気にはなりませんからね^^
ただ、さらに綺麗な標本に仕上げるためにはもう一工夫した方が良いと思います。
今日は僕がやっている方法をご紹介します。
数日間絶食させて体内の糞を出させた後は、まず十分に殺虫します。
そして死後硬直が解けたらお掃除開始^^

湿ったティッシュや古新聞の中を動き回った虫はこのように紙クズや汚水が付着しています。

ダイコクコガネの口吻には糞をかいて吸い込むためのブラシがあり、ここに結構大量の汚水が
付着しているので、まずティッシュにヘラを押し付けて十分に拭き取ります。

横から見るとこんなイメージで行います。
これをしないと展足中に大量の汚水を吐き出したり、標本に臭いが残ってしまう個体がでてきます。

また頭部と前胸の間にも汚れが残りやすいので、ティッシュを差し込んで拭き取ります。
なかなかここまでやる人は少ないんですよねえ。

ダイコクは頭部や胸部に凹凸や起伏が多く汚れが溜まり易いやため、そうした所もよく拭き取って
あげましょう。
これでツルツル、ピカピカ。
後はキレイに展足して、エツに入ってください^^

タグ : ダイコクコガネ
カテゴリ : ハナムグリ・コガネ
野外で採った糞虫は体内に大量の糞を溜め込んでいるため、標本にする前にはいわゆる「糞出し」を
行う必要があります。
今日はその簡単な方法をダイコクコガネを例にしてご紹介します^^
これは100均の虫カゴ。
当ブログではよく登場しますね^^
無ければやや深さのあるタッパー等でも構いません。
まず底にティッシュを何枚も敷き詰めて十分に加水します。
そして新聞紙を丸めて軽く水にくぐらせて容器に詰め込みます。

次いで標本にしたい個体を選別します。
僕の場合、ダイコクはもう長角の大型個体しか採集しません^^

それらをザラッと容器にバラ撒いたところです。
ダイコク特有の擬死の格好のままですね^^

暫くすると一斉に動き出し、新聞紙の中に素早く潜っていきます。

数秒後には表面からほとんど姿を消します。
この状態で3日程絶食させてお腹の中の牛糞をすべて出させます。

容器の底から見た場面です。
湿った紙の中を動き回るうちに、体の内外がキレイになるというわけです^^

タグ : ダイコクコガネ
カテゴリ : ハナムグリ・コガネ
数日前から台風15号の影響で熊本の野山も暴風雨で大荒れです。
週末に遠方から採集に来た人達はきっと泣いていたことでしょう。
さて、真夏の草原のイメージは、ただ「暑い」だけですよね。
昼間だと熱気ムンムンの草いきれの中でゴマシジミを採るくらいですが、夜の草原はまた別世界です^^
暦はまだ8月でも夜の高原は既に涼しく、秋を先取りしている感じです。
そうした中でナイターを行うと大型の美しいヒゲコガネがよく飛んで来ます。
これは名前の由来の「ヒゲ」が素晴らしい♂。

スクリーンに留まった♀です。

こんなのも来ました^^

タグ : ヒゲコガネ
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九州の一部にはレインボーセンチと呼ばれる特異なセンチコガネの集団が居ます。
人によっては虹色センチ等と言うこともありますね。
勿論これらは俗称ですが、レインボーとか、虹とか言いたくなるほど多彩な色彩が発現する
特異なセンチコガネの一団なのです^^
早速、昨年に採ったレインボーセンチを見ていただきましょう。

まさに宝石ですよね^^

今度はやや光度を絞った撮影ですが、センチの雰囲気はこちらの方がよく出ているかも^^

屋久島遠征から帰るとこれらの採集シーズンとなります^^
今年の採集の様子はまたいずれ・・・
※現在管理人「自由人」は屋久島・大隅半島遠征中です^^ 本記事は事前投稿です。
タグ : レインボーセンチコガネ
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